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インフルエンザ療養記


12月15日:娘から始まった我が家のインフルエンザ

我が家の12月はインフルエンザとの闘いの1カ月でした。
職場でインフルエンザが流行り出し、同じ部屋で一緒に食事した人が翌日に発熱。
「私も感染したかも」と思いながら葛根湯を飲みつつ切り抜けた1週目。
その後子どもたちの学校でも学年閉鎖や学級閉鎖が出始め、ついに娘が12/14の深夜から発熱。
翌朝の15日に鼻を真っ赤にして起きてきてびっくり!!
その時すでに38.8度。
夜中3時頃に猛烈な悪寒で目が覚めたそう。
体験したことのない寒さに震え、上着を近くに置いていたものの取ることすらできなかったらしい。
日曜日だったため、漢方の麻黄湯を飲ませ療養。(この日は39.6度まで上がりました)
翌月曜日には熱が36度台まで下がっていけれど、学校に出席停止届けを提出しなければならないので病院を受診。
すぐに別室に案内され、インフルエンザの検査をしてもらったところ陽性。
インフルエンザA型でした。
お会計もそのまま別室で行い、裏口から逃されるように病院を出ました(笑)
処方された薬は吸入薬の“イナビル”。
2本の吸入薬を薬局で吸入し、治療は終了。
娘の場合、熱は1日で下がったものの、頭痛や咳が続き完治するまでに一週間かかりました。
・頭痛
・発熱(MAX39.6度)
・喉の痛みと咳
・食欲不振(2日ほど固形物は食べれず)
・倦怠感


12月24日:息子が発症

娘は12/21頃には完治していたのですが、翌週のクリスマスイブである24日に喉の違和感と咳が出始めた息子。
インフルエンザで学級閉鎖が出ているにもかかわらず、全校集会が前日に行われたようで。
「もしかしたらかかっているかもしれない」と不安そうにしている。
その日はピザとチキンを食べる予定にしていたのだけど、食欲があまりなく、ピザを1枚とチキンを少し食べ早めに入浴。
夕方の時点では36度台だった体温は、寝る前に計ると38.3度になっていた。
すぐに布団を別部屋へ運び、隔離開始。
翌日に受診できるよう、病院に診察予約を入れてwebの問診票も記入。

翌朝、10時に受診。
検査結果は娘と同じインフルエンザA型陽性でした。
違う病院を受診したため(?)、息子に処方された薬は“ゾフルーザ”という飲み薬。
1回2錠飲んで治療が終了するという薬だった。
ただ、一緒に渡されたのが“異常行動を起こすこと”への注意書き。

インフルエンザにかかった時は、飛び降りなどの異常行動を起こすおそれがあります。
(特に発熱から2日間は注意!!)
【異常行動による転落などの事故を予防するためのお願い】
・インフルエンザの患者さんでは、抗インフルエンザウイルス薬を服用しているかどうかや、その種類にかかわらず、異常行動と関係があると考えられる転落死などが報告されています。
・異常行動は、
①小学生以上の小児。未成年者の男性で報告が多い(女性でもあらわれる)
②発熱から2日間以内にあらわれることが多いことが知られています。

【異常行動の例】
・突然立ち上がって部屋から出ようとする。
・興奮して窓を開けてベランダに出て飛び降りようとする。
・人に襲われるような気がして、外に走り出す。
・突然笑いだし、階段をかけあがろうとする。
・自宅から出て外を歩いていて話しかけても反応しない。
・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る
など。

シオノギ製薬パンフレットより

このパンフレットを『ゾフルーザで治療される患者さんの保護者の方に知っていただきたいこと』として渡されたため、息子と私はそれを読んで正直なところゾフルーザを飲むことに恐怖感を覚えてしまいました。
特に怖がりな息子は「飲みたくない」と言い、私も普段から任意の予防接種や薬に関しては本人の意思を大事にしていることもあって、一旦服用は見送りました。
親の判断だけで接種や服用した結果、何か重篤な副作用が起きた場合に後悔することになるため、です。
自分の意思や考えがはっきりしている年齢でもあるので、自分で判断することが大事だと思っています。(我が家ではコロナワクチンも娘は本人の意思で接種し、息子と私は未接種です。)
厚生労働省の研究班が行った「インフルエンザ羅漢に伴う異常行動研究」によると、2017年/2018年シーズンにおける、突然走り出す・飛び降りるなどの重度の異常な行動の報告件数は95件だったそう。
よくニュースなどで耳にして記憶に残っているのはこの辺りだったのかも?

結局、息子は翌日26日にはしんどさに耐えきれず、自ら「ゾフルーザを飲む」と決め服用。
徐々に熱が下がり29日時点ではまだ完治とまではいかないものの元気になってきました。
・喉の違和感と咳から始まった
・発熱38度〜MAX38.8度
・頭痛
・倦怠感
・食欲不振


12月27日:ついに私も発症

子どもたちの看病続きや初めてのダブルワークに疲れた12月でもあり、
そのダブルワーク先の仕事が終了したのが26日。
27日の朝、喉の違和感と少し咳が出始めていることに気がついた。
いつもやっている朝のフローヨガも、なんだか疲れてしまって最後までできず。
「あれ?」と思っていた。
その日は外出予定で、毎年恒例の年末詣(初詣は人が多くて苦手なので、毎年年末に行っている)と神社で年越しそばを食べることにしていた。
パートナーと一日過ごすつもりだったけれど、体調が気になるのでお参りと年越しそばだけにして帰ることを伝え、会って1時間半程で帰宅した。
帰り道の電車や駅の階段もなんだかしんどく感じる。
家に帰って熱を計ってみたけれど、13時半の時点ではまだ36度台だった。

疲れたので一旦お昼寝しようと布団に入り、起きて15時にもう一度熱を計ると一気に38度になっていた。
病院の午後診療が始まった時間でもあり、すぐに電話で発熱していることと、水曜日に息子が受診してインフルエンザの診断を受けていることを伝えた。
指示された通り、再びwebで問診票を記入し病院へ。
先生が「インフルエンザで間違いないので検査はせず、そのまま薬を処方しますね」と言ってくださり、あの痛い検査はなしでゾフルーザを処方してもらった。
帰宅してすぐ服用。
熱は38.8度まで上がっていた。
けれどこの日はまだそこまでしんどくなく動ける状態だったので、洗濯を済ませお風呂に入り(シャワーのみ)、自分でりんごを剥いて食べた。
パートナーや職場にも連絡し、仕事は31日まで休ませてもらうことに。
そして早めに布団に入った。
けれどこの日の夜は体が熱くなったり寒くなったり、関節痛とまではいかないにしろ、節々が痛く、あまり眠れなかった。

翌朝もまだ38度を超えていて、しんどいなぁと思いつつもなぜかお腹は減る。
空腹感がすごいのだ。
誰も看病してくれるわけではないので、母は自分でりんごを剥くしかない(笑)
体がものすごくりんごを欲していた。
そのままバナナも食べ、洗濯を済ませ、洗面所とトイレ掃除もいつも通り済ませた。
一度布団に戻り、再び洗濯機が終了の音を知らせたタイミングで起き上がり、洗濯物を干す。
部屋の掃除はお掃除ロボットにおまかせ。(本当に助かった✨️)
38度の熱があろうとも家事を投げ出せないので自分でやるしかない。
後で起きてきた娘からは「この状態で動けるのマジですごい」と驚かれた(笑)

息子もようやく元気になってきたものの、25日から4日間受ける予定だった塾の冬期講習(オンライン)は結局1限分しか受けることができなかった。
食欲が戻ってきた彼のいちばん食べたいものが「味噌カツ」だったため、特別にデリバリーを頼むことにした。
私の熱は夕方まで38度台で、解熱剤を飲んだら夜には平熱に戻った。
相変わらず食欲は旺盛、けれど胃はあまり受け付けないのでお昼はきつねうどん、夜はおかゆを食べた(全部自分で作った)。
バイトに行っている娘に「夜ご飯はとんかつをデリバリーしてあるよ」と伝えると、上機嫌になり「帰りに何か買ってきて欲しい人ー!!」とリクエストを聞いてくれた。
息子はポンジュースと白菜漬け、私は赤カブのお漬物をお願いした。
体が元気になってきたので(早い)、夜は少しだけ3人で録画してあった「ミュージックステーション」を見て楽しんだ。
ようやく年末感を感じることができた気がした。

29日朝も平熱。
いつもより少し遅めの5時に起き、ゆっくり動く。
毎朝のルーティンである30分のストレッチとフローヨガをする。
朝ご飯はすっかりハマっているきつねうどんを食べた。
コーヒーはあまり飲みたくなかったのでスキップ。
こうやってnoteを書けるところまで回復!!
やはり発症してすぐにゾフルーザを飲んだことで、早い段階でウイルスを消滅できたのが大きいのだろう。
・喉の違和感と咳
・発熱(MAX38.8)
・悪寒(そこまでひどくない)
・頭痛
・節々の痛み
・食欲不振どころか異様な空腹感

私としては5月にかかった(おそらく)コロナのほうが体感的にはきつかった。

改めて読んでみると、この時もものすごい空腹感だったと書いてある(笑)
私の中で体調を崩すポイントの1つとして感じているのが、“体重の増加”である。
5月もそうだった。
ベスト体重より2kg近く増えて戻らなかった頃、体調を崩し2kg痩せた。
今回も再び体重が5月と同じ55.5kgになり「まずい」と思ったタイミングでインフルエンザにかかり、今朝体重を測ってみたら53.9kg。
ベスト体重に戻っていた。
私の体から出されるサインでもあり注意喚起でもあるのだろう。
体重が2kg増えると、ベスト体重の時よりも2kgの重りを背負って暮らすことになる。
毎日その事実に気づくことはないけれど、確実に日々の疲れとなって体に蓄積されていく。
そしてそれが“不調”となって表れる。
私の場合、ベスト体重のキープは体調管理の重要なポイントになりそうだ。

全国的なインフルエンザ感染者数の状況

今年のインフルエンザの感染拡大はあまりにもひどい。
久しぶりにインフルエンザにかかった人も多いのでは?
私も息子が発症した段階で感染は免れないと思ったし、できるならば年末年始の医療機関が休業に入るまでにかかっておきたい!!と願っていた。

これがあって助かった!!もの

  • 500mlのミネラルウォーター

  • ドリンクゼリー(りんご味)

  • りんご🍎

  • 麻黄湯(漢方)

500mlのミネラルウォーターは水分補給にとても役立った。
看病する側にとってもコップを洗う手間もないし、交換もしやすい。
普段は「水は苦手。お茶がいい」と言う子供達も、「このミネラルウォーターは美味しかった!」とごくごく飲んでいたのが印象的。

あと、体調不良の時に大活躍なのがトップバリュのドリンクゼリー。
りんご味がいちばん美味しくて、我が家には多めに備蓄してある。
食欲がなくてもこれだけはなんとか口にできるので重宝している。
あとはりんご!!🍎
私はとにかくりんごを欲していた。(しんどくても自分で剥いて食べるほどに)
発症する前に9個入りの大袋を買っておいて本当に良かった。
あとは我が家の常備薬でもある麻黄湯。
タミフルと同等の効果があるという実験結果も。
娘は発熱した日が日曜日だったので、まずは麻黄湯で対処。
おかげで熱は一日で下がった。
苦くて飲みにくい漢方ではあるけれど、常備しておくと安心✨️

病院でも“麦門冬湯”という喉の炎症と咳に効く漢方を処方してもらえた。

こちらは飲みやすい。

子供たちは医療費が200円で済んだインフルエンザも、大人の私がかかると診療代と薬代合わせて3900円😱
改めて、インフルエンザは製薬会社にとっては莫大な利益を生むウイルスなのだと実感。

コロナ禍以降、全く病気をしなかった我が家も今年は2度の体調不良を経験した。
いずれも娘発症から始まり、息子、私へと続くパターン。
普段からの備えも改めて大切だと感じた。
(買い物は早めにしておくこと!!)

まだまだ感染ピークは過ぎておらず、医療機関が休みに入る時期でもあり心配は尽きません。
まだ感染していない方もどうか油断せず、もしかかってしまった際にはできるだけ早く対処することが悪化を防ぐカギとなります✨️
この記録がどなたかのお役に立ちますように。

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それではまた。


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