早いうちに知っておきたい 話題のプレコンセプションケアとは?
プレコンセプションケアとは
コンセプション(Conception)には、受胎や妊娠という意味があります。昨今では、妊活が同義語のように捉えられがちですが、妊娠よりも“前(プレ)”から始めるケアとして、『プレコンセプションケア』は、2012年からWHOも提唱している概念です。
プレコンセプションケアは男女の概念
妊娠や妊活というと、“女性だけのこと”や”妊娠を考えている人だけのこと”と、考えてしまう人もおられますが、プレコンセプションケアの基本的な考え方は、健康知識の向上です。誰もが正しい健康情報を理解し、日常生活の中に活かすことで、病気の予防や健康管理を行い、生涯良好な生活をおくることができます。
健康知識の向上は、全年齢を通して推奨されることですが、プレコンセプションケアは、中でも若い世代の男女を中心に考えられている概念です。現在のカラダの状態を把握し、“将来”の妊娠やカラダの変化に備えて、予防、学習することです。
不妊の原因は男性が50%?
少し話がずれますが、妊娠や不妊という話がでてくると、中には「男は関係ない」と思われる方もおられるので、少し余談をはさみます。
現在では、通常のカップルのうち約15%は不妊症といわれています。WHOは、男性にのみ不妊原因があるカップルが24%、女性にのみ不妊原因があるカップルが41%、男女ともに原因があるカップルが24%、原因不明が11%と報告しています。不妊は、カップルの約半数において男性側に原因があることがわかっています。
妊活も、不妊も女性だけの課題ではなく、男女ともに関係のある課題なので、プレコンセプションケアという考え方を通して多くの人に理解しておいてもらいたい現実です。
具体的になにをするのか?
では、具体的にどういうことをすればよいかですが、まずは、将来の自分になにが大切かを知ることから始めましょう。
プレコンセプションケアを考える上でのチェック項目として、国立成育医療研究センターにてチェック項目を公開されているので確認してみてください。
◎女性のチェック項目
◎男性のチェック項目
プレコンセプションケア項目
プレコンセプションケアと一言に言っても、知っておきたいことは、無数にあります。今後は、下記の4項目を中心にプレコンセプションケアについて発信させていただければと思います。
ライフスタイル
食事、体型管理、ストレス解消、運動検査、予防
ワクチン、検査、診断知識
栄養知識、遺伝、持病、妊娠禁煙、アルコール摂取
なぜプレコンセプションケアが大切なのか
改めて述べるまでもありませんが、プレコンセプションケアがなぜ大切なのかというと、プレコンセプションケアの概念は、人類全体の健康知識の向上です。健康知識の向上とは、すなわち“未来のこどもたち”に対する私たち現代世代の責任です。
日本では、高齢化による医療費の増大が大きな問題としてあります。今後高齢者数の増大はわかりきった未来であり、そのときに医療費を圧迫することなのないよう、現役世代の予防が何よりも大切です。
まとめ
未来の子どもたちが、健康に生まれるためには、将来親になる若者たちの健康が何よりも大切です。今は、あまり想像ができないかもしれませんが、いつかの未来の子どもたちのために、プレコンセプションケアという考え方を広めていきましょう!
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そんな未来の子どものために、現役世代のカラダづくりが大切です。葉酸を摂ることの大切さは広く認知されるようになってきましたが、葉酸だけを摂取すればよいというわけではありません。
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