テーマは、「七尾をワクワクする地域に」。七尾移住計画 太田殖之さん(石川・七尾)
ミツカルのイベントに関わってくれるローカルプレイヤー。今回は2019年10月2日、京都にて開催するイベントのゲストとしてお招きしてる太田殖之さんをご紹介します。
太田殖之さん
七尾移住計画 移住コンシェルジュ
デザイナーを経て、地域づくりの世界へ。人材育成、コミュニティビジネス等の創業支援、拠点づくりなど地域活性化全般に関わる。2014年、妻の実家がある石川県七尾市へ移住。(一社)能登定住・交流機構の事務局長として能登地域の移住支援・雇用創出に取り組む。
2017年、移住者3名と七尾市地域の活性化を目的に株式会社おやゆびカンパニーを設立。活動の第一弾として七尾市高階地区に古民家体験型カフェろくでなし&ゲストハウスB&B45を開業する一方で、同年10月より、七尾市の移住コンシェルジュに。都市部からの移住希望者の支援に取り組んでいる。
ーー現在のお仕事について教えてください。
七尾移住計画のメンバーとして、移住コンシェルジュとして活動しています。また、ゲストハウス&カフェ「ろくでなし」を株式会社おやゆびカンパニーとして運営しています。
ーー地域密着の仕事をされているんですね。どのようなキャリアを経て、地域の仕事をするようになったのでしょうか?
20代の頃は、グラフィックデザインやイラストレーション、WEBデザインの仕事をしていました。30代になると、まちづくりに関わることが増えていって。日本全国さまざまな地域のお手伝いをするようになりました。
ーー地域の仕事はどのように増えていったのでしょうか?
最初はデザインやWEBのスキルを生かす仕事が多かったですが、だんだんプレイヤーとしても地域で活動するようになりました。空き家を使ってインキュベーション施設をつくるお手伝いもしましたね。
ーー都市に住みながら地方の仕事をしていた太田さんが、七尾に移住するきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、子どもが小学校に入学することでした。当時東京に住んでいたのですが、このままずっと東京で子育てするのか疑問に思って。妻の地元である七尾で暮らすことに決めました。
また、地方の仕事をする中で、地方のおもしろさにも気づいていたので、プレイヤーとして腰を据えて取り組んでみたいと思った時期でもありました。
ーー太田さんにとって、七尾の魅力ってどのようなところですか?
自然があって、食べ物が美味しいのはもちろんですが、一番の魅力は、一次産業にチャレンジする若者が増えていることです。漁業や農業など、各分野で七尾の食の魅力に気づいて、がんばる人がたくさんいます。10月2日のイベントでは、七尾で活躍する農家や料理人をお連れしますよ。
ーー最後に、これから七尾で取り組みたいことを教えてください。
僕のテーマは「七尾をワクワクする地域にすること」です。危機感を煽ったところで、おもしろいまちづくりは難しい。住んでいる人も、訪れる人も楽しいまちにしていきたいですね。七尾には、地域づくり協議会があります。七尾を15の地区に分けて、町内会よりも広範囲で地域づくりに取り組んでいます。市単位では難しいことも、地区単位だとできることもある。それぞれの地区が特色を考えて、行動していけたら七尾全体も活気付くのではと思います。
太田さんが登壇するイベントは、10月2日開催です。詳細はこちらから!
太田さんのインタビューは、こちらにも詳しく掲載されています◎