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石川のつくる暮らしと、拠点など住まいのあり方とは? | 11/26 #meets石川 開催レポート

2021年11月26日、meets石川のイベント「石川のつくる暮らしと、拠点など住まいのあり方とは?」を開催しました!

今回は、オンラインと会場によるハイブリッド開催。
現地の2人のゲストをお招きし、石川の金沢(まち)能登(集落)それぞれで、暮らしの入口をどうつくるか、拠点作りの始め方などお話いただきました。後半は、参加された方の疑問や移住に感じるハードルなども交えながら、暮らし方を考える時間になりました!

ゲストトーク①江頭 浩一郎さん

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ゲスト1人目は、江頭 浩一郎さん。関東圏在住だった江頭さんは、幼少期に住んでいた田舎暮らしへの憧れや、娘さんの将来を考えて、能登島への移住を決断されました。

めぐる石川(江頭).010

お話の中では、金沢R不動産にて購入した平屋の一軒家をどのようにリフォームをしたか資料を見せていただけたり、移住した後どのように地域に溶け込んでいったかをお話いただきました。

「移住したいと思うけれど、具体的に何から進めていいか分からない......」という悩みは移住希望者の方にも多いのではないでしょうか。そんなハードルを解消するヒントを得られら時間でした!

ゲストトーク②笠原 美緑さん

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ゲスト2人目は笠原 美緑さん。金沢R不動産ではたらく笠原さんには、不動産の視点で、金沢の魅力や移住者に関するお話をいただきました。

R不動産は、まちの個性や魅力を伝えるために、物件の主観的特徴をアイコンで表示したり、地元の方が書かれた記事を掲載するメディアを運営されたりと、より生活のイメージが湧く情報を発信されているようです。

笠原さん10.001

まちなかでの物件探しというと、「駅から○分」「間取りは⚪︎」といった機能的な条件で比較することが多いイメージ。このアイコンのように「里山」「川/海」などの情報があれば、自然が豊かな京都と金沢での違いも感じ取れて、暮らしのイメージを浮かべることができますね。

今回も、笠原さんご自身の暮らし方の話を交えながら「どんな川や海の景色があるか」や、「京都と比較したまちの距離感」など、金沢での暮らしをリアルにイメージしやすくお話しいただきました!

質問・交流タイム

ゲストのお話のあとは、参加者の質問を交えた交流の時間。

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質問で多く出たのは、移住前と後の暮らしのギャップや、ダブルワーク的な働き方、移住したあと現地の方とどう関係を築くかなど。地方への移住を考えたとき、生活や仕事にハードルを高く感じる方も多いようでした。

不安を共有し合う中で面白かったのは、金沢と能登の関係づくりの違い。

金沢では、金沢21世紀美術館で開かれるワークショップや、宿泊施設が地元の方を巻き込んで開催しているイベントがあるそうで、比較的若い人同士で集まる機会が多いようです。一方能登島では、旅のモン(島の外から来た移住者)が集うコミュニティがあるので、そこにいる方とつながれば移住者とたくさん出会えるというお話しがありました。

ちなみに旅のモンは、移住して50年住んでいても、能登島に元々いる人のことを指す「土のモン」にはなれないそうです......

このように地域によって特色や関係の作り方に違いがあるので、自分に合った移住の入り口が見つけられるといいですね!どちらにも、今回のゲストののようなあたたかく迎えてくださる方々が現地にいると知れるだけでも、移住へのハードルがグッと下がる気がしますね。

イベントの終わりには、早速参加者から「物件探しを手伝って欲しい!」という声もあり、リアルな部分まで話し合える充実した場になりました!

このイベントをもっとしっかり見たい!という方は、イベントのアーカイブ映像が残っていますので、ぜひ気になるところだけでもご視聴ください。


また、11/5-7には、『いしかわプロジェクトをめぐる』という現地(金沢や能登)を訪れる企画を実施しました。開催レポートもありますので、ぜひご覧ください!


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