仕事づくりや二拠点居住から始める地方との関わり | 2/21 #meets石川 開催レポート
2020年2月21日、meets石川のイベント「プロジェクトや仕事で「石川」との関わりや二拠点居住を考える会」を開催しました。
めぐる旅石川の振り返り
1月に開催した「めぐる旅石川」の報告をシェアしました。1日目は金沢、2日目・3日目は加賀と能登の2コースに分かれて、各地を訪れました。
通常の旅行やツアーとは違い、イベントゲストのアテンドのもと、まちや人を案内してもらい、都市部と石川の関わり方を考えるものです。
右:坂本さん、左:田中さん
実際に「めぐる旅石川」に参加した、坂本さん、田中さんを交えて旅の様子を振り返りながら、関西に住みながら石川にどう関わっていけそうかを語り合いました。
金沢と加賀に訪れた田中さんは「すごい田舎でもないので住むのには困らなそう。移住のハードルは下がった」、坂本さんは「お爺ちゃん、お父さん世代がキーマンとなって、街を動かしていることが印象的だった」と話しました。
今後については、「実家も大阪で子育ても大阪だと、子どもにとって故郷のような場所がない。二拠点を視野に入れて、子供に故郷を作る動きをしていけたら」、「本業の旅行業と掛け合わせて、海外に能登の魅力を伝えられるようなプランを作れたらおもしろいのではないか」とのこと。
めぐる旅から、実際石川へ移住した人もいるなど、少しずつ関わりが生まれています。
めぐる旅石川がどんな様子だったのか、もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
二拠点居住や地域と関わるリアル
ここからはゲストトーク。話題提供者として、京都と石川の二拠点居住&地域仕事実践中の西澤小百合さんにお話いただきました。
お子さんは2歳半。子どもの故郷は石川にしたいという思いや、夫婦の仕事などリアルな二拠点生活についてお話ししていただきました。
西澤さんは、この日の会場にもなった「学び場どびら」のスタッフとして働きながら、地元石川でも地域との関わりをつくろうと地域の子どもたちに向けて2ヶ月に一回「ロコ食堂」を開催するなどしながら、二拠点生活を送っています。
ゲストの話を聞いて、参加者それぞれから今悩んでいることや困っていることをシェア。
「田舎に住みたいけど、そもそもどこに住もうかを決める段階」、「二拠点は自然災害時のリスク分散にもなりそう」、「居場所があれば家がなくても二拠点になるのではないか」など様々な意見が出て、二拠点やこれからの暮らし方について考えを深める時間となりました。