「神尾晋一郎のサクラバシ919」2月28日放送について(後編)
前回のブログの続きではありますが、
結局どこまで話していいのやらと思案した結果、本当にただのいちリスナーの感想文になりそうですが宜しければお付き合いください。
プロが作る「面白いもの」
アーカイブ期間が終わったので改めて2月28日の放送をまとめると、
というのが入口でした。まぁこの説明が分からなくても大丈夫です。
これがこの放送の一つの山場でした。
ここまで紹介しても、これが声優パーソナリティーのラジオだとどれくらいの方が理解できるのでしょうか。私は自信がありません。
最終的に神尾さんは元の世界に戻ってくることができて、私も反省しお互いに和解してなんやかんやで大団円・・・となって放送が終わります。
今回の企画で何より強く感じたことは、企画を考えた放送作家の畠山さんのすごさでした。
畠山さんといえば、「霜降り明星のオールナイトニッポン」や新年度から昇格する「山田裕貴のオールナイトニッポンX」などを担当されています。直近では、過去には僕が好きだった「ぺこぱのオールナイトニッポンX」も担当されています。
この3番組だけでも、それぞれ聴いているリスナーさんなら気づくかと思いますがコーナーの独自性、そして唐突にやってくる謎の企画回がやってきます。
霜降りANNなら、伝説の「ポケひみ回」
最近なら粗品さん二人回
もっと詳しい人ならあれもあるこれもある、となるのは承知の上で、畠山さんが作った番組の企画は純粋な「企画を思いつくセンス」と「企画を実行するスタッフ陣とパーソナリティーの地肩」が半端ないのです。
刺激的な一夜
今回の神尾サクラバシと照らし合わせて考えてみたのですが、
こういったところが聴いていてとてつもない興奮に繋がるのかなと感じました。
実際に放送を聴いたリスナーさんから、「あの放送はどうなってたんですか!?」「すごい」と直接お声をかけてもらえました。
リスナーが出てくること自体がめったにないことなのに、スタジオに表れて番組を乗っ取るという展開。
音声という限定されたメディア(この番組はミクチャの映像配信はあれど)で想像が幾重にも広がるようなスリリングな展開は、当事者の一人である私自身にとっても刺激そのものでした。
限界リスナー的感想
もう少しだけ、小ネタというか企画以外の部分で印象的だったことを書ける範囲で記しておきます。
・スタッフさんの全力で楽しむ姿
番組は打ち合わせや事前の準備など当然ながらいろいろあって本編を迎えたのですが、どの時間もスタッフさんがゲラゲラと笑って制作されていました。月並みな言い方ですが本当に楽しそうに仕事されていてしがない会社員の自分にとっては若干羨ましかったです(もちろん深夜に仕事するという身体的負担はあるけど)
・奇跡的な曲振り
「ミートカーソルは広めのサクラバシ919」ゾーンで、SKE48の「愛のホログラム」を曲紹介する流れがありました。
今回の企画からまさか普通に曲紹介を、しかもSKE48の鎌田菜月さんがサクラバシファミリーにいるというなかで、(一応事前に頑張って練習しましたが)トチらずに紹介できて本当に良かったです。
紹介コメントからの曲の入りがあまりにも綺麗だったのは私の力量ではなく、事前にどのタイミングで流せばいいか把握されていたスタッフさんの技術力だと断っておきます。
・神尾さんの安心感
そしてなによりパーソナリティーの神尾さん、毎週こんなヘンテコな企画をやり続けていたおかげなのか、今回についても一切動じてなく番組をやりきっていらっしゃいました。どこの誰かも分からないリスナーとトークのテンションを合わせるのって簡単じゃないと思います。あと純粋に声が渋すぎる。来世はあんな声でしゃべってみたい。
そういえば私がブースにいたタイミングでリアクションメールを採用してもらえて「パーソナリティーと同じ空間でメールを読んでもらえた」ことは一生の思い出です。
今後の神尾サクラバシについて
今回の記事をアップする16日の日中に、ラジオ大阪の改編情報が公開されて、サクラバシ919の各番組は全て春以降も継続することが決定しました。
大変喜ばしいニュースです。春と秋は必ずどこかの番組が終わって新たな番組が始まる季節で今なお他番組の改編情報に肝を冷やしている毎日のなか、そこまで心配してなかったとはいえ正式に改編突破して来月からも楽しい23時を迎えられ、ワクワクすること間違いなしです。