育児も仕事も”私にフィットする”働き方を見つけよう(2)
こんにちは!
meetcareer(ミートキャリア)です。
週2,3日〜の仕事でキャリアアップできる仕事をご紹介しています。
今回は、2019年3月21日に開催したオンラインイベント
「 育児も仕事も “ 私にフィットする ” 働き方の見つけ方 」の振り返り第2段です!
第1段はこちら!
自分なりの働き方を見つけたワーママ、はるママさんによるお話
→「育児も仕事も"私にフィットする"働き方を見つけよう(1)」
今回のテーマは、「理想の暮らし方から考える、私なりの働き方改革」!
人材業界経験11年の大ベテラン!meetcareerキャリアカウンセリング担当のあやさんがお話してくださいました。
こんにちは!あやです。
今日ご参加いただいている方は、
・マミトラにはまってしまった
・仕事と育児の両立がうまくいかない
・これから子どもを持つかもしれないけど、子育てしながらやりがいのある仕事ってできる? etc...
このような悩みをお持ちの方だと思います。
会社を辞めたいけれど、辞められない。
働き方を変えたいけれど、転職活動に充てる時間は作れない。
普段悩んでいることって、どうしても頭の中でぐるぐる考え込んでしまいませんか?
先ほどお話されたはるママさんは、様々な悩みを経て、結果妥協せずにベストな職場へ転職ができましたね。
以前、彼女のキャリアカウンセリングを担当しましたが、90分お話をするなかでご自身で理想の働き方を見出す過程がとても印象的でした。
はるママさんが自分に合った働き方、仕事を見つけられたのはなぜだと思いますか?
それは、ご自身の悩みを
①普段からnoteに書いて発信していたこと
②キャリアカウンセリングで話をしたこと
つまり、悩みをアウトプットしたからです。
ご自身の悩みを頭の中から出してあげる(アウトプットする)ことが、今日のこのセミナーのテーマでもある「自分にフィットする働き方」を見つける上でとても大切です。
▽ 自分にとっての理想の働き方って?
ご自身の理想の働き方って考えたことがありますか?
例えば時間や場所に融通がきくこと、子育てと両立しながらやりがいも持てる仕事であること…
ここで大切なのは、なぜその働き方をしたいのか?ということです。
自分の理想を考える時、「なぜそれを目指すのか?」という視点を持つことを心がけてください。
一例として、わたしが自分にフィットした働き方を見つけるまでの経緯をお話します。
▽ 自己紹介
それでは改めて、あやと申します。
1979年生まれ、40歳になりました。
20代のうちはジョブホッパー、これまでに7社経験しています。
大学への進学を機に上京しました。
若さもあり、「大学卒業して就職する」というレールに乗るのが嫌で、4年生の時に海外へ留学をし、帰国してもしばらく就職せずにフリーターをしていました。
ただ、せっかく親に大学を出してもらったのにいつまでもフリーターでいられないと思い、当時、タウンワークで見つけた英語講師の仕事へ応募して採用されました。
その企業、入ってみたら実はブラック企業だったんです。
残業は月100時間、毎朝社訓を大声で読み上げ、1つ二百万する教材を小中学生がいる個人宅へ電話して売る仕事でした。
目標を達成しないと責められましたし、辛かったです。
営業なんて向いてないと思っていましたが、思いのほか個人と話すのは楽しめる自分に気がつきました。1年ほど働き、退職。
ブラック企業で散々な思いをしたわたしは、自分で仕事を探すとロクなことがないと思い派遣会社へ登録しました。
あれよあれよという間に仕事が決まり、派遣社員として1年半ほど務めました。
当時、派遣はブームだったので、大した経験のないわたしも高時給で社保も付いていて、派遣てなんて素晴らしいシステムなんだ!と思っていました。
自分が今まで散々仕事探しで苦労していたこともあって、コーディネーターの仕事に興味を持ち、人材会社へ転職。
契約社員で入社して、その後正社員登用試験を受けました。
人材会社には約11年務めましたが、人材業界は激務で終電まで働くことも多々あり、年齢を重ねるにつれ体力的に辛い。それに、ライフイベントを経て働いている人が幸せそうじゃなかったんです。すり減る感じがしたので、退職を決めました。
その後、ワーママ向けベンチャーの人材エージェントへ転職し、事業立ち上げを経験。
リモートなど働き方には柔軟だったものの、一日中メッセンジャーが鳴り、夏休みの旅行中にも旅先にクライアントから電話があったりと、働き方に馴染めず退職。
その後、専業主婦の6ヶ月を経て、現在の仕事に就きました。
▽ 情報収集が大事
ブラック企業に務めたことがある方、いらっしゃいますか?
ブラック企業までいかずとも、「入ってみたら聞いていたことと違う」ことが往々にしてあると思います。
どうしてミスマッチが起こるのでしょうか。
仕事を探す上で大事なのは「情報」です。
今はインターネットがありますから、会社のHPだけではなく、会社名で検索してみる。会社の代表や社員のSNSをみたり、口コミを読み込むことで、ある程度の社風はわかります。
情報を自分で積極的に取りにいく姿勢はとても大切だと思います。
▽ 雇用形態って?
派遣、契約、正社員の違い、大きく言うと以下の通りです。
有期雇用/
派遣→同じポジションで3年or同じ会社で5年の雇い止め
契約→5年の雇い止め(契約終了or正社員登用)
無期雇用/正社員
フリーランス、業務委託もあります。
働き方改革が叫ばれるなか、自分にとって一番心地よい雇用形態とは?
なぜこの雇用形態で働きたいのか?を考えてみてください。
▽ 心地良い暮らし方を考える
自分の経験が活かせる仕事を探すと、時間の融通がきかない。
休みの取りやすい仕事を探すと、替えのきく仕事で頼りにされない。
給料がいい仕事は激務。
時短正社員ならなんでもいい!と仕事を探すと、なんでここで働いてるんだっけ?と目的を見失ってしまう。
面白いと思える会社で働きたい!でも自分にとっての「面白さ」ってなんだっけ?
ひとつの条件に固執すると、経験・やりたいこと・条件のバランスがとりづらくなってしまいます。
条件先行で仕事を探すと、理想の働き方にはたどり着けません。
では、どうすれば理想の働き方を実現できるのでしょうか?
自分がどういう生活(暮らし方)をしていることがベストなのか、そこから逆算して考えるのが良いと思います。
▽ 自分の理想の暮らしは?
わたしの場合は、
1. 身体的・精神的に健康でいられる生活
人材会社に所属していたときは、毎日終電で帰る生活にとにかく疲れていました。疲れていると、それだけでもう人生嫌になる。
通勤で疲れる、判断能力が鈍る、老ける、すり減る、このまま20年働けない…どんどんネガティブな思考に陥ってしまいました。
2. 家のこと、結婚生活も楽しめる生活
毎日終電帰りでは家のことがまったくできず、食事も全て外食。
夫と会話のある、家族としてチームを組み、生活がしたいと思いました。
また、子育てされている方は突発的な休みがある、それだけで周りに迷惑かけてるんじゃないかというストレスもあるのではないでしょうか?
そして、これまでの経験と理想の生活のバランスを考えて導き出した私の理想の働き方。
フルタイムでOK、でも残業少なめがいい。
通勤はあっても30分くらい。
人と話す、変化がある仕事。
新しい働き方を試したい。
自分にとっての理想の暮らしから導き出した働き方にフィットした、フルリモートでの人材会社の在宅派遣事業の運営という仕事と巡り会うことができました。
キャリアを作るのは大変だし妥協が必要なこともある、でも最後まで諦めないことが大切。
手に入れたいものは全部手に入れる!欲張ってOKです!!
▽ 質問コーナー
Q. どうやったら柔軟な働き方ができる仕事と出会える?
ワーママ転職の仕方には限りがある(ママ向け転職サイト、エージェントなど)ように感じるかもしれません。
でも、今までの職場でやりとりのあった会社(人事)に声をかける・かけられるのもあり!そして、SNSを活用するのも良いと思います。
実際わたしも、ツイッターで人材系の発信している人をフォロー、派遣事業の担当者が募集していた案件をリツイートしたことで声がかかり、転職が決まりました。
最近はツイッターDMで求職者とやりとりをしている企業も多いようですね。
Q. 自分が活躍できる会社の見つけ方って?
ご自身の経験を無駄や失敗と思わず、それを長所に変換していくことが大切!
転職回数はあだにはなりません。
どんな経験でも糧にする気概を持って、自分自身の強みを見つけましょう。
2回にわたって振り返った
「 育児も仕事も “ 私にフィットする ” 働き方の見つけ方 」 。
参考にしていただけそうな話題はありましたか?
この振り返り記事、「生活と仕事の両立」ではなく、「生活の中の仕事」だよねえと感じながら書きました。
感想をお聞かせいただけたら嬉しいです!
最後に!
あやさんのキャリアカウンセリングを受けたい方は
www.meetcareer.netよりご登録のうえご予約ください♡
▽ meetcareer ご登録はこちらから!
このnoteをご覧になって、meetcareerではどんなお仕事と出会えるの?どんな風に働ける?と興味を持ってくださった方!
こちらからぜひご登録ください〜!
▽ 企業の方へ
お問合せはこちら ( info@f-ruor.com 担当:喜多村)