インドを旅した時を思い出す
このnoteも、最初はテーマを絞って、銅版画のことを中心に、日々考えていることなどを書こうかなと始めましたが、もうその日、書きたくなったことを書いていこうと今日決めました!!
そのきっかけ、そして大学4年の卒業旅行でインド(とタイ)に行った時のことを思い出したのは、今日、あーすじぷしーの本を読んだからです。
「自分に、世界に、奇跡が起こるのは、あなたが「本当の音」を出したときだけ。」という言葉を聞いてとても刺さり、本を読むに至りました。そして学生の頃、いろんな国を旅行して感じた記憶や気持ちを思い出しました。本についての感想などはまたどこかで、書けたらなと思います。
インド。あの国をなんと表現すれば事足りるだろう。
私が旅したのは、2005年頃。
人、空気、料理、気候、混沌、宗教。
人生、価値観、生きるということ。
物乞い、こどもたち。それでも笑顔や喜びがある。人間の原点。
今、こんなのほほんとした場所でぬくぬくしながら書けるからこそ言えることかもしれないけれど、行ってよかったと思う。私はもう2度と行きたくないって思うけれど、今後の人生何があるかはわからない。この気持ちを持ち続けられるかな。
宗教と無秩序。
日々の時間をどう使ったら、あの時間の流れの遅い国で生きていけるのか。
仕事があるってありがたい。生きる上でやることを見つけられるだけでありがたい。
不思議と同情心や心の痛みは少なかった。心が痛むほど自分は、うえにいない。むしろインドの方のほうがすごいのではと思った。
日本はなんて恵まれていて、甘くて、愚かで幸せな国なんだろう。
私の幸せとは何だろう。インドはそのヒントをくれた。
あれから、15年以上。いろんな感情を忘れているなと。大切な気付きや記憶や思い出はたまには引き出さないとね。いろんなメッセージをキャッチできるようにしておきたいなと感じた今日でした。