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もがき中

何事も途中で投げ出してしまう自分が嫌いだった。
コンプレックスだった。
最後までやり遂げられないという自己イメージが強すぎて
一歩踏み出すのに臆病になって、つまらない人間になってしまったなあと思う。

学生団体の運営はやりがいが持てずチームメンバーとも気まずくなってやめてしまった。
任せてもらったあるプログラムのリーダーはプレッシャーに負けてやめてしまった。

何をやっても続かない。そんな自分は成功するはずないし、何事も成し遂げられない。ああもうこんな自分がいやだ。ってずっと思ってた。
じゃあなんで続かなかったんだろう。

それはわたしが目的もなしに活動をしてたからだと思う。
学生団体はなんとなく就活に役立ちそうだからやった。
とにかく有名で大きな組織を探して、入ってただけですごーい!ってなる団体に入りたかった。
あとすごくハイスペックな先輩が同じ団体にいたので、はいれば先輩みたいになれると思った。
任せてもらったプログラムは、尊敬する知人に誘ってもらったからやった。
期待を裏切りたくなかったからやった。なんでやりたいの?に答えられなかった。

でもなんでやりたいかがあまりにも自分の本心を無視していたから
やっていてもつまらなかったし、楽しくなかった。
なんでわたしはこれをやっているんだろう。
だんだんミーティングに参加するのも憂鬱になって、義務に感じるようになった。

何か新しいことを始めようとするとき
なんとなく役立ちそうだから、あの人みたいになれるかもしれないから、
っていうぼんやりした理由しか考えてなくて、
好きだからワクワクするからっていう気持ちが全然ない。

それをやっている自分が周りからどう評価されるかばっかり気にして、
知名度とか人気度で選んでしまう。
純粋に自分の心から選んでないから、続かない。

そうやって好きでもないことをやっていると、
楽しそうに自分の好きなことで活躍してる人が羨ましくなる。
嫉妬したくなる。そんな自分が本当に嫌いだけれど、
そんな負の感情がでてきたときは、あ、今自分を見つめられていないな。って気づく。

自分に向き合わずにきたから、今は自分のことがわからない。
何がしたいのかも、何を本当に望んでいるのかも。
わたしだって夢を語ってみたい。
わたしにしかできないことをしたい。
でも何から始めればいいかわからない。

好きなことを見つけて、たくさん仲間に恵まれて
どんどん成長していく仲間を見ると焦る。
自分の人生誰も代わりに生きてはくれないってわかってる。
わかってるから辛くなる。
生きているなら最高の人生にしたい、とか言ってみるけど
結局何も行動できてないんだよな。わたしは。
行動せずに不満ばっかり言っている。
変わらなきゃ、変わりたい。