【リーダー論】方向性に、少数意見を取り入れるべきかどうか。
一部の人の意見を持ち出してきて、「こういうことを耳にしまして」というのは判断に迷う。
そしてその声を果たして反映させる必要があるのか。
少数意見を大事にする、という考えもわからないではないが、ただ少数意見はあくまでも少数意見であって、少数意見を取り入れることで、大多数が不満を覚える可能性もあるわけだ。
だから参考にする、程度に収めておくと良い。
リーダーは、小さなことに気を取られていてはいけない。前に進めなければならない、それが役割だからだ。リーダーが一人一人に気を遣っていては、物事が素早く進まない。リーダーはある程度弱者切り捨てぐらいの覚悟が必要なわけだ。
そして副リーダー的な存在の人が、少数意見を聞き取り、情報共有をする。リーダーはその意見を反映させるかどうかを決断する。
この役割分担が、集団を円滑に全身させることだろう。
全員が満足する結果は生み出せない、どこを切り捨て、どこを伸ばすか、そして少しでも全員が満足できる状態に持っていくか、ここがリーダーの腕の見せ所である。