私が喫茶店開業を志した理由その2
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こんにちは、ミーミーカフェ店主、園山敦子です。前回に引き続き、私が喫茶店開業を志した理由の二つ目を記したいと思います。
『珈琲と福祉のコラボ』
大横町の地域の人口に対する高齢者の数が多く、更に近くには老人ホームが3軒あります。高齢の方はコロナの関係もあり、あまり遠出ができないという現実があります。
大横町に喫茶店がないという事を踏まえ、高齢の方向けに認知症カフェを開催したり、珈琲教室を店舗だけでなく老人ホームや福祉施設に赴き、出張カフェサービスを行いたいという想いがあります。
また、ご高齢の方のみならず、障害をお持ちの方の就労支援サービス、訪問看護ステーション、生活支援サービス、病院などの施設に赴き、コーヒーサービスをこれまでも行ってまいりましたが、引き続き継続して行きたいと考えてます。
自ら出向き力を入れていくことで街の活性化にも繋がります。実際にリピーターも多いため、元々のコンセプトである『キャリーひとつでどこでもカフェ』は継続したい。しかしやはり本拠地を持っている強みも感じているので、店舗運営も継続していきたい。そのように考えております。
ではなぜ福祉に目を向けたのか。それは私自身がひとりで4人の子供達を育てる中、身も心も限界に達して福祉のお世話になっていた過去があります。
その際、生活福祉支援の方に『園山さん、珈琲のプロだったよね?今度のレディースデーの時に珈琲教室やってみない?』と声をかけられて開催した時にとても喜んでいただき、何より私自身が癒されるという相乗効果を体験できたのでした。
今の私があるのは、珈琲のおかげといっても過言ではありません。この活動をライフワークにしたいと強く感じたのでした。
ただ、私にできることは『支援』ではなくあくまで珈琲を通じて人との優しい繋がりを作り上げること、きっかけを作ること。
出来ることは少ないけれど、自分にできる精一杯の事をコツコツと行っていきたいと思います。