マリと開運と私 ブロックが外れた
4月20日の新月に、マッチングアプリで好きになってしまったM君と会う為に、私はずっと努力をしていた。
持っているありとあらゆる基礎化粧品を使い肌を整え、
リンパ流しやストレッチを毎日して、
新しい靴を買い、美容室に行った。
M君は想像とは全く違う人だったけれど、
私はM君とホテルに行った。
私はずっと、性行為に対して、固い考えを持っていた。
それについて知った中学生くらいの頃からずっと、
《相手は一生に一人きりであるべき》
と思っていたし、
《結婚するまではするべきではない》
と思っていたし、
そもそも、
《それは基本的には子供を作る為の行為である》
と思っていた。
元夫と付き合っているときに、結局は結婚前にしてしまったけれど、
それは、元夫が、私と結婚するつもりであるとわかっていたからだ。
離婚してからも、それは、
《新しくパートナーになった人とすること》だと思っていた。
《好きだから、したくなること→好きな人としかしないこと→好きな人がいないうちは出来ないこと》
でも、人間だし、つまりは動物だし、
20年弱の間に、そのようなことをまたしてみたいと思うことももちろんあった。
でもでも、
実は夫と離婚する前に、好きでもない人と途中までいきかけたことがあった。そのときに
「やっぱり気持ち悪い」と思ったのだ。
その経験があったから余計に
「やっぱり好きでもない人とは出来ないものだ」と、
ずっと思ってきた。
してみたくても、そのためには好きな人が必要だった。
ブレスレットを作りに行ったときに、
《それ》も開運するための1つであると思い込んだ私は、
好きでもない、2回目に会った男性と、した。
そして、出来た。
そのことを、マリに報告した。
『よかったじゃん。
おめでとう。
彼の生き方って、○○さんに取り入れると 人生もっと豊かになるのかもね〜』
『こうでなきゃが、たくさんはずれたね』
確かに、自分を解放している感じがした。
想像のM君に会う為にしていた努力も、無駄にはならなかった。
『セルフケアすると 運気上がるよ!
キレイにすることが習慣になって、もっと自分を大切に扱うようになれるよ』
と、以前にマリも言っていた。
今まで自分が《こうでなきゃならない》と思い込んできたものを、
これからどんどん壊していきたいと思った。
マリは、
『この思考いらんな〜って思ったら、マントラを唱えるの』
と、送ってきてくれた。
マントラとは
真言◆人に霊的な変容をもたらすとされる、祈りや瞑想などで唱えられる聖なる言葉
とのこと。
『ヨガの時も マントラ唱えるんだよ。
音のバイブレーションで、カラダを整えるの』
覚えきれないので、紙に書き出し、壁に貼った。
『行きたい方向に向かって行こう!!』
と、マリが言ってくれた。
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