オランダ産まれの犬
我が家の愛犬であるコーイケルホンディエのペネロペについてご紹介します。
え?もう一回言って??
そう、これは私が相手方に犬種を伝えると99パーセント言われる言葉です(笑)
小さい頃から犬の図鑑を読み漁っていた私も実は聞いたことのない名前でした。
コーイケルホンディエ、通称コイケル
オランダ原産の犬です。
日本でもまだまだ頭数が少なく、もちろん知らない人の方が多いはず。
しかし、その歴史は古く16世紀にはオランダで主に鳥猟犬として活躍していたそうです。
主に鴨を誘き出す、囮のような役割を担っていました。コーイケルホンディエとはオランダ語で「鴨猟の犬」という意味なんだそう。
コイケルは扇子のようなふさふさで長いしっぽを持っているのですが、その立派なしっぽを草むらの茂みから見え隠れさせて人間の仕掛けた網まで鴨を誘導していたようです。
なんとも個性的な狩りの仕方で、その様子を想像するだけでも可愛くてニヤっとしていまいます。
また見た目もとても愛らしく上品な姿をしているため、貴族や富裕層にも飼われていたとか。
オランダを代表する画家レンブラントの作品やその他多くの中世の絵画に登場しています。
悲しいことに、第二次世界大戦でオランダ国内でもわずか数頭まで減少してしまったそうですが、
その後の愛好家たちの努力によって1971年にオランダケネルクラブに正式に認定されました。
体重は大体10kg前後で体長と体高がほぼ同じスクエア型、イヤリングと呼ばれる耳の黒い毛が特徴的で毛色はレッドホワイトとなります。
個人的な印象になりますが、コイケルは個体によって大きさや模様にかなり差があるように思います。
小ぶりな子もいればブレーズ(おでこ〜鼻の白い部分)が広い子・狭い子、体もオレンジの割合が多い子もいれば反対に白が多い子もいます。
一頭ずつ特徴があるのもコイケル魅力だと思っております。
性格は温和で明るくフレンドリーと言われていますが、これは犬種に限らずその子によって違いがあると思います。
ペニーに関して言えば、好き嫌いがハッキリしていて気が強い部分もあります(笑)
私や家族には甘えん坊ですが、
特に初対面の人には慎重な面があります。
他の犬との交流もやはり成長と共に
無邪気なパピー期と比べると、神経質な部分が増えてきたように思います。
でも明るく遊び好きなところは納得です。
とにかく好奇心旺盛、おもちゃで遊ぶのが大好きで、よく走り回っています。
やはり猟犬の血統なので、体力もすごいです。
疲れしらずで足が速く小回りもききます。
目に見えるもの、音に対してとにかく反応が早いです。
頭も良くコマンドは大体すぐ覚えてくれます。
ペニーを見ていると常に人の動きを観察してよく考えて行動しているんだなぁというのが分かります。
色々とポテンシャルの高い犬種なので、アジリティやディスクなどドッグスポーツにも向いてると言われています。
我が家もディスクを絶賛練習中です。
コイケルについて色々と紹介してきましたが、本当に可愛くて唯一無二の犬種だと思っています。
何より飼い主がしっかりと向き合うことで応えてくれます。
信頼関係を作ることが何より大事だなと感じております。
私自身、コイケルの生態をもっともっと熟知したい、まだまだ知りたいことが沢山あります。
親バカですが毎日可愛くて新しい発見があるので飽きないですね。
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