ワートリ218,219話

ワートリ最新話読みました。
なんかもう待ち焦がれすぎて読む前は謎に緊張してました。

というか情報量多すぎませんか？
考察だけでも1ヶ月どころか2ヶ月くらいは生き延びられるんじゃないかなと思います。葦原先生本当にありがとう。

で、本題ですけど
今回一番印象的だったのは若村の発展途上さなんですよね。

彼はリーダーにも関わらず、特別課題の担当を決める場面で己の保身を考えて決断できず
結局笹森くんが立候補してくれてその場が納まるわけです。

分かるんですよ。誰だって自分の弱さを認めるのは苦しいですよね。自分にも身に染みる程の経験があります。

自分に何が足りていて何が足りないか正しく認識することで、次の一手を思い付くことができ前に進むことができる、というのはワールドトリガーの根底に流れるテーマのようなものかなと私は思っています。

修はもうすでにその段階を脱出しつつあり、周囲もそういう修の頑張りを認めて協力的ですよね。諏訪7番隊のチームメンバーとかそんな感じします。

修と若村を比較したとき若村に足りないのは、自分がどうしていきたいか、どうなりたいか、という意思じゃないかなと思います。

遠征に行きたいのか、リーダーになりたいのか、香取隊として上に行きたいのか、はたまたボーダー幹部になりたいのか…

そこがまだ曖昧なままだと、周囲と自分の能力を比べて無意味に落ち込むだけですからね。上には上がいますので。

まだ17歳なので自分の軸が固まってないのは全然普通ですけど、ボーダー上位クラスになるとそれじゃ通用しないのかもしれません。

自分がどうなりたいか分かってはじめて、何が必要かが見えて、自分には何が足りないか分かり、それを補うための行動がとれると思います。香取ちゃんが大泣きして自分の気持ちに素直になったのもその一歩ですよね。

だから若村も、もがいてもがいて自分なりの答えを見つけ出せることを願います。
葦原先生はキャラを蔑ろにしないと信じているので、きっと彼にも笑顔になれる未来が待っているでしょう。

そしてここからは私の予想&妄想ですが、
若村は香取ちゃんの能力を生かせる能力を身に付けていくのかなと思います。香取ちゃんの能力を誰よりも認めているのが若村だと思うんですよね。というか若村は人の能力をちゃんと評価できる人なのかなと思います。あと、「こうやったらもっと上手くいくのに」って思うのって出来る出来ないは別にして思い描く戦い方みたいなものがあるってことですよね。そういう勝つための道筋を描けるってことは結構司令官向きではないかと思ってます。
修と遊馬の関係性に近いですかね。でも香取隊の隊長は香取ちゃんだから、二人の関係性とはちょっと違ってきそうですね。お互いがお互いを生かしあって戦えるようになったらめちゃくちゃ胸熱な展開でいいな。
三浦くんは2人の目の届かないところを補って、花ちゃんは今まで通り的確に指示してたまに締め役って感じになりそうですね。

何はともあれ今後も若村と香取隊の成長を見守りたいと思います。
あと柿崎隊も気になる。

以上、お読みいただきありがとうございました。