「決めつけられた一年間をふりかえって」 〜 夏編 1 〜
K先生へ
K先生、どうしてあなたは、Oオバサンのおっしゃったことを確認や調査をせずに鵜呑みにしたのですか?
そして、あなたは、決めつけた。
あなたに指示をされて、息子は、R君を含む登校班のみんなに、私は、R君とR君の御家族に謝罪をしました。
それから約1ヶ月後に、息子が5年生(当時)のR君とS君に押されたり蹴られたりしていたことがわかりました。
R君から、「悔しかったら噛んでみろ。」と言われて、息子はR君の手を噛んだということがわかりました。
3年生(当時)のしっかりした女の子が、登校時に一緒に歩いていたおばあちゃんにうちあけてくれました。
私は、子ども達のちょっとしたいざこざは、日常茶飯事ですし、そのことに対して、いちいち申し上げようとは思っていません。
ですか、今回の件は、あなたが家庭訪問に来て、あなたの指示で、私達は謝罪したんですよ。
そして、あなたは、その後に息子が5年生男子から暴力を受けていた事実がわかっていながら、私には一切連絡してこなかった。
どうして知っていたのに連絡してこなかったのですか?
都合が悪かったからですか?
極端な言い方かもしれませんが、息子をそのまま悪者にして決めつけておけばいいと思っていたのではないですか?
どうして、自分のクラスの息子の味方をしてやれなかったのですか?
新一年生の息子の気持ちを考えたことはありますか?
私達は、あなたの人間性を疑いました。
幼い息子に対して、まだ幼いし、事がよくわからないだろうから、何をしてもよいという考えは、許されないことだと思います。
いくら幼くても、自分の意見を言うことができなくても、一人の人間なんですよ。
自分の担任の先生の人間性を知ってしまった時から、息子は大人の目を見ることができなくなってしまいました。
K先生、ご存知でしたが?
息子がいちばん目を見ることができない大人は、あなたなんですよ。
登校班のみんなへ
登校班のみなさん、5年生(当時)のR君とS君から息子は押されたり蹴られたりしていたのに、どうしてみんな黙っていたのかな?
「大丈夫か?」とか「ごめんね。」って、誰ひとりとして息子に声をかけてくれる子もいなかった。
その時の登校班長のO君(当時5年生)も何もしなかった。
そして、O君のお母さんのOオバサンが学校へおっしゃった内容は、息子の言動のみに言及していた。
登校班会では、息子の担任であり、地域担当の先生でもあるK先生が、息子のみに登校班みんなに謝罪するように指示をした。
息子のみの謝罪を見て、みんなはどのように感じたり、思ったりしたんだろう…。
その時、みんなは何を感じて考えていたのか、教えてくれないかな…。
Oオバサンへ
Oオバサン、何度も申し上げますが、あなたの言動は理解できません。
息子は、5年生の男子から暴力を受けていたんですよ。
その時、あなたの子どものO君は登校班長でしたよね。
どうして、その時、登校班長だったのに、何もしなかったのですか?
それなのに、どうしてあなたは、私の息子のことだけを学校におっしゃったのですか?
非常にあなたに恐怖を感じています。
そして残念です。
もう私達は、あなたがしきる子ども会の行事には行けそうにありません。