夢女子俺氏、婚約する。
ご挨拶
みなさまこんばんは、ひつじです。この度、わたくしひつじは婚約することと相成りました。お相手は忍たま乱太郎の登場人物、雑渡昆奈門さんです。
再熱の経緯
忍たま乱太郎を再熱した。中学高校時代めちゃくちゃハマっていて、毎日アニメも見ていた。お察しの通り、再熱の理由は映画「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」を見たからである。年始に見ようと思っていてたまたま体調が悪かったため、この二月に観ることになった。
わたしの推しは雑渡昆奈門である。箱推しといえば箱推しなので、正しく言うと夢女子としてのガチ恋推しは雑渡さんだということになる。十二、三年前、つまり中学二年か三年生のとき、友人に勧められて見た忍たまで、何故か雑渡さんが好きになった。十代で雑渡さんを好きになるとは、結構渋い趣味である。当時はまだなんかガチ恋推しが恥ずかしかったので「仙様と孫兵と喜三太と〜、あと雑渡さんが好きかな〜」みたいに箱推しの中に潜めていた恋心だった。
大学時代、ちょっとしたことで忍たまが再熱した。この頃は恥ずかしげもなく「雑渡さんが好き!」と言えたのだが、夢女子友達には「ふ〜ん」と流されていた。
そんなこんなで、2025年2月2日。映画を観に行き無事に再熱を果たしたのである。
結婚しよう!
わたしには現実での結婚願望が無い。無いというか無理。一緒に暮らす同性の同居人とかは居てもいいなと思うけれど、男性は無理だ。
でも、ウェディングドレスには憧れがある。せっかくなので三十になるまでにダイエットしてソロウェディングでもしようかなと思っている。
そんな時に、である。十二年(途中途切れたりはしていても)も好きであった雑渡さん熱が再熱したのである。これはもう雑渡さんと結婚するしかない、という結論に至った。
そうと決めてしまえば話は早い。わたしはソロウェディングを調べ、指輪を作ってくれるメーカーさんを調べた。ソロウェディングは、先達の夢女子がすでに何人か撮影をしている経験があるらしく、そこのお店にしようと決めた。指輪に関しても、二店舗ほど候補を決めて順番にお願いしてみようと思っている。
婚約にした訳
今のわたしの状況を少しだけ、説明しておこう。わたしは現在無職だ。障害者のための就労移行支援に通っていて、二月末から失業手当が出る予定だ。
つまり、お金がない。ソロウェディングも指輪も、ピンキリではあるがちゃんとしたものを揃えようと思うと先立つものが結構いるのだ。その上ソロウェディングをするには残念ながら体型がぽっちゃりしすぎている。せっかくだから、一番綺麗な状態で撮ってもらいたい。そう決めたので、わたしはとりあえず雑渡さんと婚約することにした。三年後、三十歳になったとき、ちょうど雑渡さんを好きになって十五年の節目で結婚しようと決めた。
最後に
ここまで読んでくださってありがとうございました。そんなわけで、最初のご挨拶にもある通り雑渡さんと婚約しようと思います。わたしは筋金入りの夢女子で、各ジャンルにそれぞれ好きなキャラがいるけれど、ちゃんとリアルで結婚しようと思ったのは雑渡さんが初めてな気がします。
三年後、どうなっているかはわかりませんがおそらく結婚すると思うので、見守ってやってください。