釣った魚の料理のポイント。
本日は、釣った魚の料理のポイントに重みを置いて語りたいと思う。
最近日頃のツラミを海に糸を垂らして流しに行っている。糸を伝ってツラミがわかるのか、ここのとこスランプ突入な気がする。ショアでもオフショアでもなかなか渋い日が続いている。誰か助けろクダサイ。
天気
気温 11度〜20度
風 お昼から風速5メートルくらい
波 お昼から時化 波の高さ1.5メートルほどのうねり
潮の流れ 流れてないわけではないがゆっくり
場所
姪浜漁港より玄界灘。近海。水深25m〜50mのシャロー。
ファッション
早朝は最低気温の頃なので、初冬くらいの服装。船の上は風があって寒いので、小さく折り畳めるユニクロのウルトラライトダウンジャケットが便利。通常でも冬は持ち歩いてる。
帽子はもうニット帽でも大丈夫。わたしは深めのキャップだったけど。寒いとき、ジャケットのフードをキャップしたまま被れるので便利。
…ってゆーか、全身写真次回から載せられればなと思う。
画像追加:船長さんのとこから拝借してきた当日のわたし画像。わかるかなー。ColumbiaのOMNI-TECH(Waterproof bleathable)のフード付きハーフ丈のジャケットを着てる。mountain用。
足元は靴下履いてハイカットスニーカー。防水スプレーしてる。手袋はあったほうがいい。濡れたままの手を風にさらしてたら手の先から冷えてしまって寒いからもう手袋はしていいと思う。
ちなみにボトムはスキニージーンズ。動きやすいストレッチの入ってる。
釣り方
遊漁船にてオフショア ジギング&ライトジギング &タイラバ。
そんな中、わたしといえば、ひとり黙々と秋のささくみ、(カナト)フグ祭り勃発。最後の方、誰にも言わずにそっとリリース。
釣り方メモ。
タイラバ、玄界灘シャローは、オレンジ一択のよう。オレンジや明るめの赤が釣れてた。わたし、何故かオレンジのタイラバヘッド忘れてしまってて大失敗…。タイラバでオレンジ忘れるとかどんだけ。水深50以上になると、太陽の光が薄くなり、色のわからないので、黒っぽい方が、影として魚に見えやすいよう。
お昼過ぎ、結構時化ってきて、それでもがんばったけど、渋かった。そんなかわいそうなわたしをみてられなかったのか、船長さんがお魚くれました…。そう、わたし、釣りじゃなくてね。新鮮なお魚仕入れに行ったん。
卸業者か。
船長さん、どうもありがとう。 当日一緒に、他の船の船長さんたちも釣りするために乗ってたおかげで、たくさんお話聞けたし、たくさんアドバイスもらえたし、魚投げ入れるクーラーボックスの中に突っ込まれたキンキンに冷えた(魚と一緒に…)オロナミンCを頂くという優しさと魚の匂いとヌルヌルに包まれながら、元気はつらつ。
仕入れた(←笑)魚たち
50センチくらいのヒラメ
35センチくらいのヒラメ
→店に並んでるやつにくらべると、どっちも十分でかい。
40センチくらいのアコウ(キジハタ)
30センチくらいのアオハタ
30センチくらいの鯛
合計5尾。
魚の宝石箱や〜。知らんけど。
魚料理のポイント
下処理によって魚の美味しさがめちゃ変わる。
完全に自論なんだけど、
魚料理のポイントは、油と酒と塩の使い方にある気がする。油といえど、菜種油から、ごま油、オリーブオイル、バター。たくさんの油を使い分け、臭みをうまく調整して、魚本来の旨味を存分に味わう。
酒と塩は、基本、どんな魚もなんだけど、焼き魚とか、酒蒸しとか、鍋とか、アラで出汁とる前とか、一度、魚に塩と酒を振って、30分〜1時間程度置いて、その後サッと洗い流して、拭き上げて、臭みをとってからやると良い。このひと手間が、美味しさの勝敗を決める気がする。
つくった料理たち
当日
いただいたお魚は下処理し、一番大きめのヒラメを食べることに。最近ハマってるバターしゃぶしゃぶとお刺身とカルパッチョにした。
しゃぶしゃぶの出汁なんだけど、ヒラメのアラは、とても良い出汁がでる。それをいつも使う。
ただでさえ、ヒラメのアラと昆布で出汁とって美味しいしゃぶしゃぶするための汁に、バター投入すると、最高に美味しすぎる。バターの半分切って入れるよ、贅沢。さらに、ヒラメの肝で肝醤油にしてお刺身食べる感動も同時に。
ちなみに、この下の写真の汁、すでに油が浮いてるけど、これ、ヒラメからでた脂。そこにさらにバターいれて、追い油。正気の沙汰じゃないって思うだろうけど、鬼うまいバターしゃぶしゃぶできる。
お刺身でも、しゃぶしゃぶしても良い。好きな食べ方で食べるが良い。というヒラメ尽くし。
ぐつぐつのだし汁に野菜つっこんで、しゃぶしゃぶしたお魚と一緒に、野菜を一緒につかんでぜひ口に運んで欲しい。
安心してください。その後襲ってくるのはただの幸せしかない。
2日目
冷蔵庫に保管していた熟成中の魚たち。
ツタンカーメンか、クフ王か。
下処理して水気をしっかり拭きとったあと、キッチンペーパーで魚を包み、冷蔵庫保存。たった1日だけど、前日よりもさらに美味しく熟成された魚たちを捌いていくっ!(←言いたいだけ
悩んだ末に、全て火を通したものに。実際、刺身で食べられるんだけど、多種多様な魚を一気に料理して食べたくて、盛り盛り加熱料理に。
アコウの酒蒸し
ヒラメの唐揚げ野菜あんかけ
鯛の塩焼き
野菜を同時にモリモリ食べられるので、骨を気にして調理さえすれば、老若男女に受け入れられる、それはそれは上品で天女の羽衣レベルの美味しい食卓になること間違いない。
おまけ:ハプニング
鍋にヒラメが入りきれん。
鍋にアコウが入りきらん。(2回目)
ヒラメは頑張ってなんとか揚げた。アコウはさすがにサバいて切り身にして酒蒸し。
まとめ
食べるまでが釣り。のまえに、わたし釣ってなかった件。一手間をはぶくなかれ。おいしい釣りライフを過ごしていきたい。
こんな料理どう?っていうお話などあればぜひ。
ではまた。
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