疎遠と疎外
最初は、嫌いな人間だけが憎く、強迫対象だった。
しかし、最近思うのはそもそも人間自体が触れたくない対象になりつつある。
仲良かった人物とも少しギクシャクしてしまう。
このまま俺はどんどん人嫌いが加速してしまうんではないかと一抹の不安もある。
俺は、人を妬んだり比べたりはしないが、その反面、自分のことについてとやかく言われたり干渉されたりしたくはない。その感情が人一倍強いのかもしれない。
だから俺は触れられるのが嫌いだ。
細身の美人でいい匂いのする人なら話は別だが。
ただ、もうセックスということも視野にはない。
いわゆる女好きだった、軟派な男だったので今考えたら自分でもびっくりするぐらいだ。以前のアパートに何人の女性が来ただろうか。
ただ布団は今考えても、カバー一枚外していた。
しかし、風呂にも入らずによくそこへ寝たなと過去の自分に驚愕する。
(当時の仕事にも日常にも自分が汚れた感覚はなかった)
ただ、後半からは専用の布団というか民族布のカバーをかけた布団を使っていた。潔癖と強迫の狭間が見えていたのかもしれない。
念のため話しておくと、今流行りの加害的なことはしていない。
家に来て何もしなくても冷凍肉を投げつけるようなこともしていない。
その辺の立ち回りは苦手ではない。
土下座を半分ネタですれば、相手によるが意外と大概行けたりするのだw
それは女心が理解できてないとできない、つまり、家に来るまでの経緯でそこを汲み取れなければ家には呼ばないのと、あとはお互いにファスパンではないことを最初から公言しておく必要もある。
世の女性は、思っているより浮気をする生き物だ。
男性の浮気ばかりが目立つように思うが、あんまり変わらないと個人的には思う。
彼氏が浮気しているから仕返しするねん、って話を何回聞いたか。
けど、一期一会のその時間は全力でエンターテイメントをした、後腐れもないように、双方がメリットとなれるように。
ちなみに俺は彼女はいなかった。そこに気を遣う女性もいない。
世のイメージよりも男前な女性は多いと思う。
話が脱線したが、今思うと居酒屋の座敷どころの騒ぎではない。
他人が家に来ているのだから。
一回、安田美⚪︎子似の美人が、トイレのスリッパを履かずにそのまま入って行って、戻ってきて布団に入られた時に問うてみたら、「大丈夫、大丈夫」って、何が大丈夫やねんって思ったから、潔癖症ではあったのだ。
ちなみに安田美⚪︎子似の彼氏は浮気しまくっていたので俺の家にたまに遊びにきていた。
しかし、友達にしても、女性にしても、もう人に触れることがとても億劫で不快な感じがする。
この発想はどこからきたのか。
強迫とはどこから来てどこに行くのか。
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