目次・訳者一覧
『カンデル神経科学 第2版』の章目次を監訳,訳者名付きでご紹介します。
監修・監訳者 11名, 訳者85名にご参加いただき,1700頁余の翻訳を行いました。
『カンデル神経科学 第2版』 目次
日本語版監修 :宮下保司
Part I 概 論
監訳:岡野栄之(1 ~ 3 章)/ 神谷之康(4 ~ 6 章)
第1章 脳と行動 高橋琢哉
第2章 遺伝子と行動 矢野真人,岡野 栄之
第3章 神経細胞,神経回路と行動 仲嶋一範
第4章 神経回路と行動をつなぐ神経解剖学的基盤 藤山文乃
第5章 行動をつかさどる神経回路の計算論的基盤 鮫島和行
第6章 イメージングと行動 阿部修士
Part II 神経系の細胞生物学と分子生物学
監訳:合田裕紀子
第7章 神経系の細胞 中澤直高,見學美根子
第8章 イオンチャネル 松井 広
第9章 神経細胞の膜電位と受動的電気特性 野田百美
第10章 シグナルの伝播:活動電位 宮川博義
Part III シナプス伝達
監訳:加藤総夫
第11章 シナプス伝達概論 福田敦夫
第12章 チャネルの直接的開口を介したシナプス伝達:神経-筋間シナプス 加藤総夫,高橋由香里
第13章 中枢神経系におけるシナプス統合 吉村由美子
第14章 シナプス伝達および神経活動の修飾:セカンドメッセンジャー 籾山俊彦
第15章 伝達物質放出 持田澄子
第16章 神経伝達物質 尾藤晴彦
Part IV 知 覚
監訳:藤田一郎
第17章 感覚の符号化 郷田直一
第18章 体性感覚系の受容器 宮田麻理子
第19章 触覚 村山正宜
第20章 痛み 富永真琴
第21章 視覚情報処理の創造的な性質 田中宏喜
第22章 低次視覚情報処理:網膜 橘木修志
第23章 中間段階の視覚情報処理と視覚要素 須田悠紀,熊野弘紀,宇賀貴紀
第24章 高次視覚情報処理:視覚から認知へ 池添貢司
第25章 注意と動作のための視覚情報処理 村田 哲
第26章 蝸牛による聴覚情報処理 久場博司
第27章 前庭系 杉内友理子,高橋真有
第28章 中枢神経系による聴覚情報処理 宋 文杰
第29章 においと味:化学感 風間北斗
Part V 運 動
監訳:伊佐 正
第30章 感覚運動制御の原理 五味裕章
第31章 運動単位と筋活動 大木 紫
第32章 脊髄における感覚運動統合 関 和彦
第33章 歩行運動 西丸広史
第34章 随意運動:運動野 虫明 元
第35章 視線の制御 田中真樹
第36章 姿勢 高草木 薫
第37章 小脳 永雄総一
第38章 大脳基底核 南部 篤
第39章 ブレイン・マシン・インターフェース 栁澤琢史
Part VI 情動,動機づけ,ホメオスタシスの生物学
監訳:定藤規弘
第40章 脳幹 松本理器,上田健博,小牧遼平,末廣大知,刀坂公崇,辻 麻人
第41章 視床下部:生存のための自律神経,ホルモン,行動の統制 島袋康貴,岡本士毅
第42章 情動 杉浦元亮
第43章 動機づけ,報酬,嗜癖状態 高橋英彦
第44章 睡眠と覚醒 裏出良博
Part VII 神経発生と行動の発現
監訳:大隅典子
第45章 神経系のパターン形成 仲村春和
第46章 神経細胞の分化と生存 田賀哲也
第47章 軸索の伸長とガイダンス 村上富士夫
第48章 シナプスの形成と除去 鍋倉淳一,鳴島 円
第49章 経験とシナプス結合の精緻化 杉山清佳
第50章 損傷を受けた脳の修復 澤本和延
第51章 神経系の性分化 山元大輔
Part VIII 学習,記憶,言語,認知
監訳:井ノ口 馨
第52章 学習と記憶 山本直樹,北村貴司
第53章 潜在記憶を貯蔵する細胞機構と個性の生物学的基盤 栁下 祥
第54章 海馬と顕在記憶貯蔵の神経学的基盤 菅谷佑樹
第55章 言語 橋本龍一郎
第56章 意思決定と意識 磯田昌岐
Part IX 神経系の疾患
監訳:笠井清登
第57章 末梢神経と運動単位の疾患 山中宏二,遠藤史人
第58章 てんかん発作とてんかん 井上岳司,小林勝哉,下竹昭寛,池田昭夫
第59章 意識的・無意識的な精神過程の障害 森田健太郎
第60章 統合失調症における思考と意思の障害 高橋優輔,澤井大和,宇野晃人
第61章 気分障害と不安障害 音羽健司
第62章 社会的認知に影響を与える障害:自閉スペクトラム症 黒田美保
第63章 神経変性疾患の遺伝的なメカニズム 木村康義,望月秀樹
第64章 脳の老化 森 悦朗