3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/11/6号
おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①診療所、もうけ過ぎ? 財務省が報酬引き下げ提言
なかなか目をひくタイトルですが、財務省の目の付け所を端的に表しています。
ただ、今まで以上に診療報酬を引き下げるための具体的な策が講じられており、医療費を削減していくための本気度が伺えます。
財務省は、2020年度から2022年度における診療所の経常利益率が急増しているとの調査結果を公表し、多額の利益剰余金が存在していることを踏まえ、診療所の初診料や再診料などを引き下げるよう求めており、委員からも診療所の報酬単価を引き下げるべきだとの意見が複数出たとのこと。
これに対し、日本医師会ももちろん黙っておらず、年末にかけてまだまだ熱いバトルが続きそうです。
財務省の資料で興味深かったのが、地域によって異なる1点あたりの単価を設定する案や、リフィル処方箋を普及させるために処方箋料を時限的に引き下げたり、薬剤師がリフィル処方箋への切替を処方医に提案することを評価する、あるいは薬剤師の判断でリフィル処方へ切替ることを認めるなどといった案です。
この他、大変見応えのある財務省の資料はこちらからご覧いただけますので、是非ご確認ください👇
参照元↓
②勤務医の長時間労働削減『医療2024年問題』看護師・薬剤師らが医師業務を一部負担 安全・安心な地域医療を維持するために
こちらの記事では勤務医の働き方改革について触れられており、医師の残業時間を軽減させるうえで、看護師・薬剤師などへのタスクシフト・タスクシェアが重要になってくることが記載されています。
もちろんこのように『看護師や薬剤師などの医療従事者が医師の業務の一部を分担すること』だけでなく、医療DXなどによる効率化も欠かせないとされており、今後、勤務医の方でこのようなチーム医療に長けたドクターが増えてくることで、地域の診療所や門前薬局にも影響を及ぼしてきそうですね。
今後は勤務医や病院薬剤師の偏在にも対応するため、どちらかというと開業するメリットが今よりかは少なくなる方向(逆を言えば勤務医・病院薬剤師でいることがメリットになる?)にもなってくる可能性もありそうです。
先日、零売に関して厳しい方向性が決まりましたが、ある意味これはこれで薬剤師へのタスクシフトの機会を奪ったような形にも見えます。
いずれこの辺りも柔軟に変化していくことになるのかもしれませんね。
参照元↓
③この現状は国民皆保険制度の綻びではないか
診療報酬改定に向けの報道が加熱してきていますが、ニュースなどを通して財務省や厚労省、医師会や介護・看護の現場などのそれぞれの言い分を見れば見るほど“詰んでる”感を感じてしまう今日この頃です。
ただ、これに関してはあくまでも「現行の制度を維持するならば」の話であり、時代に則した形に変化させていくことで、まだ立て直すことができるのかもしれません。
歴史の渦中にいる場合は、今行なっていることに関して正解か不正解か判断することは困難ですが、こちらの記事にもあるように、『10年後、「あの時にギリギリ軌道修正できたからなんとかなった」と言われるのか、それとも転げるように破綻へと突き進むのか。』、その軌道修正を行うことができるギリギリのタイミングが今なのかもしれませんね。
参照元↓
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
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①住友ファーマ
②ノボノルディスクファーマ
③日本薬品工業
④ロートニッテン
⑤日本ジェネリック
⑥鳥居薬品
⑦沢井製薬
⑧鶴原製薬
⑨日医工
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