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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/8/22号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」、厚生労働省部会が製造販売の承認を了承

厚生労働省の専門家部会は21日、日本の製薬大手エーザイと米製薬企業バイオジェンが開発したアルツハイマー病の新薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)について、製造販売の承認を了承しました。

これにより、年内にも実用化される見通しとなっています。

承認後は、公的保険診療の中での実用化に向け、厚労相の諮問機関「中央社会保険医療協議会」(中医協)で、薬価(薬の公定価格)が議論される見通しです。

 レカネマブは遺伝子組み換え技術を用いた抗体医薬で、製造コストが高額とされ、日本でも年間百万円単位の薬価になる可能性がありますが、高額療養費制度があるため、患者さんの自己負担は、70歳以上の一般所得層(年収156万~約370万円)の場合は、年14万4000円が上限となります。

認知症治療の新たな選択肢が広がるのはありがたいですね(^^)

この他、レケンビのほかに承認が了承された製品には、ノバルティスファーマの高コレステロール血症に対する初の低分子干渉RNA(siRNA)医薬品レクビオ皮下注(インクリシランナトリウム)などがあります。

こちらの記事からご確認ください👇


参照元↓



②経口GLP-1受容体作動薬の肥満症に対する効果

「GLP-1ダイエット」と称され、治療目的以外でも処方されていることが懸念されており、欠品状態となっているGLP-1受容体作動薬ですが、この度、2型糖尿病を伴わない肥満症の成人を対象とした、経口GLP-1受容体作動薬であるセマグルチド50mgの1日1回投与の試験結果が、第83回米国糖尿病学会年次学術総会で発表され、Lancet誌に掲載されています。

経口GLP-1は注射と比べて減量効果は低いとされていますが、この記事を見ると十分ダイエット目的での処方を望む患者が出てくる可能性が懸念されます👇

ベースラインから68週までの体重の平均変化率は、セマグルチド群では15.1%の体重減少を達成し(プラセボ投与群では2.4%)、マイナス12.7パーセントポイントの有意な減量効果が示された。
また、68週間後に5%以上の体重減少を達成した割合は、プラセボ群が26%に対しセマグルチド群が85%と有意差を認めた。
さらに、10%以上の体重減少はセマグルチド群69%対プラセボ群12%、20%以上の体重減少はセマグルチド群34%対プラセボ群3%であった。
有害事象については消化器系有害事象が最も多く、セマグルチド群で80%、プラセボ群で46%と報告された。
 食事療法と運動療法で十分な減量効果が得られない肥満症患者に対し、欧米ではGLP-1受容体作動薬の注射薬が処方可能である。
そして今回の試験により、経口投与可能なGLP-1受容体作動薬が肥満症治療の選択肢に加わったことになる。

CareNet

ダイエット目的の患者に対して、「注射はないけど経口ならあるよ?」と処方する医療機関が出てこなければ良いのですが・・・💦

経口薬まで出荷調整に・・・なんてことにならないことを祈ります🙏


参照元↓



③高齢者の熱中症予防へ「薬局で呼びかけを」 厚労省などが日薬に協力依頼

厚生労働省は高齢者の熱中症対策を強化するため、日本薬剤師会に協力を要請しました。

具体的な取り組みとして、薬局や店舗でリーフレットの設置や手渡し、水分補給などの予防行動を呼びかけることが提案されています。

こちらは厚生労働省HP内に掲示されているリーフレットです👇

熱中症の予防についてのリーフレット
障害のある方へ…熱中症対策リーフレット
職場の熱中症対策
熱中症診療ガイドライン2015
災害時における熱中症予防について
高齢者のための熱中症対策リーフレット

厚生労働省HP

政府は熱中症対策実行計画を決定し、高齢者への見守りや声かけの重要性を強調しており、薬局やドラッグストアでの取り組みが効果的であると期待されています。

クーリングシェルターの設置など、一部の薬局やドラッグストアでは率先して熱中症対策に乗り出していますので、まだまだ厳しい暑さが続きそうですので患者さんへの声かけなどによってリスクを下げていきたいですね。

血圧が高い患者さんや血糖値の高い患者さんへの熱中症対策についての記事もありましたので、参考までに載せておきますね👆


参照元↓




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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①久光製薬


②日本臓器製薬


③太陽ファルマ




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【その他のご案内】

①在宅現場のコレってどうする?~緩和ケアにおける医療用麻薬と疼痛コントロール~

在宅現場のコレってどうする?~緩和ケアにおける医療用麻薬と疼痛コントロール~
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本講座では、薬剤師経験ほぼ0から個人在宅の現場に入り、現在ではパート勤務ながら40名ほどの患者さんを担当され、アスヤクLABOにて「在宅現場のコレってどうする?!」のコラムを執筆されている福島梨沙先生にご講演いただきます。

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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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