3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/6号
おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①インフルエンザ 7月の推計患者数は約11万人 コロナ前の11倍 今年は季節関係なく
2022/2023シーズンのインフルエンザの流行が7月も収まらず、同月の経口インフルエンザ治療薬の推計処方患者数が約11.3万人にのぼることがわかりました。
6月は推計約9.1万人、7月は前月比で約2万人増加しています。
インフルエンザは例年、7月、8月は1年で患者数が最も少ない月とされていますが、今年7月は前月よりもむしろ増加し、高止まりしている状況でした。
この調査・分析を実施したインテージリアルワールド社は、「(インフルエンザは)秋から冬にかけて患者数が増加し初夏に落ち着くが、今年は季節に関係なく感染する患者が一定数いる」とコメントしています。
これからインフルエンザワクチンの接種が開始されますが、一年中ダラダラとインフルエンザ患者が発生しているこの状況を見ると、この時期にワクチンを打つ意味も薄れてしまいそうですね。
ここ数年はインフルエンザワクチンを接種する人が減少傾向を見せていますが、このインフルエンザの発生状況がワクチン接種率にも影響する可能性もありそうです。
参照元↓
②零売の規制強化案、「漢方製剤」も標的に 厚労省 漢方薬局でも医療用販売ダメ、「いま以上の規制」に慎重論も
「零売」に対してはかなり厳しい風向きですが、それと同時に「じゃあ漢方薬局はどうなの?!」と疑問に感じていたところ、どうやらそこも規制されることになりそうです。
処方箋のいらない医療用医薬品を、患者さんの症状に合わせて販売し、規模を拡大してきた零売専門がある一方、昔から患者さん1人ひとりにに最適な漢方を提案し、販売する漢方薬局はビジネスモデルが近い部分があると思います。
「零売叩き」のような動きが高まることで、昔ながらの漢方薬局が巻き添えを喰らうことになるのかもしれませんね。
詳細はこちらの厚労省HPをご確認ください👇
参照元↓
③飲酒量は週2杯まで、米政府検討 男性1日2杯見直し、保守派反発
これはまた面白いニュースですね🍺
米国では100年以上前にも「禁酒法」が制定されたことがありますが、制定から14年で廃止されることになりました。
結局、闇市で粗悪なアルコールが販売されたり、アルコールを求めてもぐり酒場での飲酒が流行したり、アルコールの密輸が増加したりと、米国人からアルコールを切り離すことには成功しなかったようです。
今回はアルコールの販売自体は禁止されるわけでもなく、「米政府が将来、飲酒量をビールやワインなど週2杯以下に制限するよう国民に勧告する可能性がある」とのことですので昔と比べて緩くはなっているとは思いますが、すでに「政府に指図される筋合いはない」と反発の声も上がっており、まだまだ白紙になりそうな気配が漂っています。
日本でもこのようなことが議論され始めると、賛成・反対意見共に盛り上がりそうですね。
参照元↓
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
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①ヴィアトリス製薬
②アルフレッサファーマ
③太陽ファルマ
④高田製薬
⑤三和化学(※回収)
ダルベポエチン アルファBS注5・10・15・20・30・40μgシリンジ「三和」自主回収(クラスⅡ)のお願いNEW
⑥武田テバ
⑦鶴原製薬
⑧ニプロESファーマ
⑨日本薬品工業
⑩ニプロ
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