3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/22号
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①「GLP-1ダイエット」、広告規制の改善を 行政評価・監視委、厚労省への注文相次ぐ
厚生労働省が20日に開催した医薬品等行政評価・監視委員会で、2型糖尿病治療薬のGLP-1受容体作動薬がダイエット目的で適応外使用されている問題について、委員から厚労省の取り組みの改善を求める声が上がっています。
「GLP-1ダイエット」と呼ばれるこの問題では、適応外使用の広告がインターネット上で見受けられ、今までも適正な使用が呼びかけられており、厚労省はこの問題に対処するために「ネットパトロール事業」や「販売情報提供活動監視事業」なども実施しています。
ただ、「ネットパトロール事業で発見した違反事例に対するペナルティー」に関して、厚労省は「法律的には最終的に行政処分まである」としながらも、「そうした権限を行政側が行使できているのか」については今後の検討課題とするなど、現状は厳しく追求できていない状況が浮き彫りになっています。
「GLP-1ダイエット」に関しては医薬品卸も頭を悩ませており、「医療目的で使用する」と言われてしまえば納品するしかないという問題も抱えていることが報道されています。
今後は厳しく取り締まる事例が出てくることになるのかもしれませんね。
参照元↓
②治療用アプリでの降圧が期待できる患者像は?
「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」の第3相臨床試験で、BMIが高く塩分摂取量が多い患者への降圧効果が注目されています。
HERB-DH1試験では、未治療の高血圧患者390人を対象に、アプリ治療群と対照群に分けて24週間追跡し、結果として、アプリ治療群では有意な降圧効果が認められました。
さらに、BMIと塩分摂取量がアプリの降圧効果に影響を与えるかどうかを検証するためのサブ解析も行われており、結果から、BMIが高く、塩分摂取量が多い患者ではアプリの降圧効果が特に期待できることが示唆されています。
注目されていた治療用アプリの効果に対して懐疑的な目を向ける方も多いとは思いますが、このような調査結果から今までアプリの処方をしてこなかった医療機関も処方に対して前向きになってくるかもしれませんね。
今後の課題としては、他の生活習慣改善(睡眠改善、節酒、運動、ストレス管理)が降圧効果にどのような影響を与えるかについての検証や、複数の生活習慣の改善が相乗効果をもたらす可能性もあるため、これについても研究が進められていくとのことです。
アプリですので、その特徴として医薬品にはない「アップデート」というものがあります。
今後、ますます使い勝手の良いものに進化していく予感です。
参照元↓
③薬局の待ち時間大幅短縮に貢献する調剤薬局向けDXサービス「RXクラウド」をリリース 処方箋入力やリスク確認の手間をAIが補助し薬局の調剤作業負担を軽減
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)と株式会社mediLabの業務提携により、調剤薬局向けDXサービス「RXクラウド」が提供開始されました。
このサービスは、処方箋データのスキャンとAIによる補正、AIリスク検知、ピッキングアシストの3つの機能を提供し、これにより、処方箋を二次元コードに変換し、誤りやリスクを低減し、患者の待ち時間を短縮することが期待されます。
さらに、「RXクラウド」は今後も機能を拡充予定で、画像認識薬剤鑑査支援機能や適正在庫管理機能など、業務の効率化を図る機能や、処方内容のチェックと提案、副作用・服用状況のチェック、OTC医薬品の販売アシストなど、対人業務の強化に貢献する機能を検討中とのことです。
対人業務を強化する上でもこのような業務効率化は欠かせませんが、物価の高騰や人件費のことを考えても、今後、今まで以上に業務の効率化が必須になってきそうですね。
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
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①武田薬品
②東和薬品
③シオエ製薬/日本新薬
④日本ジェネリック
⑤ニプロESファーマ
⑥ニプロ
⑦ヴィアトリス製薬
⑧日本臓器
⑨日本ケミファ
⑩大杉製薬
11)コーアイセイ
12)ジェーピーエス製薬
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