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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/12号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①健保連 コロナ下でOTC類似薬の処方件数が減少、鼻炎薬や点眼薬など

健康保険連合(健保連)の松本真人理事は、2020年から2022年9月までの医療レセプトを分析した調査研究について説明しました。

この調査では、新型コロナウイルス感染症の影響を追跡し、OTC(市販薬)医薬品の有無に基づいて処方薬の処方件数を比較しています。

その結果、鼻炎治療薬やアレルギー用点眼薬などの内服薬について、OTC薬がある医薬品はOTC薬がない医薬品よりも処方件数が低いことが示され、「セルフメディケーションが一定程度進んだ可能性がある」と結論づけています。

患者さんの感覚からしても、病院に行って「市販薬と同じ薬が処方された」となると、「わざわざ病院に行かなくても良かった」という心理になりそうですし、口コミなどにも悪評を書かれてしまいそうな気がします💦

患者さん1人ひとりに合った処方をするにしても、色々と考える必要が増えてきており、なんだか窮屈になってきている印象です。


参照元↓



②リフィル処方箋、半数が「応需経験あり」

患者さんの利便性向上や、医師の働き方改革にも繋がることが期待される「リフィル処方箋」ですが、こちらの記事ではその普及状況や、積極的に活用しているクリニックの事例などが紹介されています。

積極的にリフィル処方箋を活用しているクリニックの場合、高血圧、脂質異常症、気管支喘息、胃潰瘍など、幅広い慢性疾患を対象に、外来患者の6、7割にリフィル処方箋を発行しているとのこと。

リフィル処方箋と相性の良い患者さんや疾患の場合は積極的に処方することにより、院内の混雑の改善にも繋がるため、リフィル処方以外の患者さんの満足度の向上にも繋がりそうです。

約半数の薬局がリフィル処方箋を応需した経験があるというアンケート結果も掲載されており、大学病院などで積極的に処方され始めていることが影響してそうですね。

来年4月から施行される「医師の働き方改革」により、大病院を中心に今後もリフィル処方箋の活用が増えていきそうです。


参照元↓



③後発品の情報提供 適時的確では「全くない」との回答が増加 6割が流通状況悪化を指摘 NPhA調査

日本保険薬局協会(NPhA)が行った調査によれば、後発品の自主回収や出荷調整に関する情報開示・提供が不十分であると感じる薬局が増加していることが明らかになりました。

こちらの記事では管理薬剤師4513人が回答したアンケートで、製薬企業や医薬品卸からの情報には適時性と正確性に欠けており、後発品の流通状況が悪化していると感じている薬局が多いことが浮き彫りになっています。

具体的には、製薬企業からの情報提供が適時的確に開示・提供されているか尋ねたところ、「供給不足の解消時期」や「供給可能な量」、「代替薬・代替治療の情報」などの項目で、「全く思わない」と回答する薬局が増加しています。

同様に、医薬品卸からの情報提供も「店舗への納品予定量」や「店舗への納品予定日」などで不十分と感じる薬局が増加しているとのことです。

さらに、薬局は情報不足に悩みつつも、患者と医師の双方に対して謝罪と説明に追われており、説明時間の増加や待ち時間の増加、医薬品変更に伴う患者負担の増加などが問題とされています。

まだまだこの状況は続きそうですので(沢井の問題も気がかりですし)、薬局にとって欲しい情報が伝わる状況だけは構築して欲しいところです。

卸によっては納品予定をお知らせする無料アプリをリリースしていますので、上手く活用しながらこの難局を乗り越えたいですね。


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①グラクソ・スミスクライン


②全星薬品工業


③帝國製薬


④ノボノルディスクファーマ


⑤日本臓器製薬


⑥日本ジェネリック


⑦日本ケミファ


⑧ファイザー


⑨三和化学研究所


⑩東和薬品



こちらは主な情報元のDSJPさんの運営するTwitterアカウントです↓

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【その他のご案内】

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本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪


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