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3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/10/27号

おはようございます😃
本日もお忙しい医療従事者の方に向けて“ささっと”情報をお届けしていきます💊

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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇


【本日のピックアップトピックス】

①日医・松本会長 24年度改定「賃金・物価高騰はシーリングと別枠で対応を」 基本診療料引上げ念頭

日本医師会の松本会長が物価高騰や賃金上昇に対応するために「初診料・再診療・入院基本料などの基本診療料」の引上げの対応を求めています。

仮に初診料・再診療などの報酬の引上げがなされるとなると、今まで以上に患者の奪い合いが行われるようになり、医療のビジネス色が強まっていくのではないかと思います。

現状、医療・介護に携わる業界はどこも厳しい環境にさらされており、全てを解決してくれる画期的な解決策というものなく、誰もが手詰まり感を感じている中で、こちらの漫画では解決の手段として「医療費の自由化・医療のビジネス化」が提唱されています👇

国の管理・監督の下では日本の医療が本格的に持続困難なものになってしまう前に、どこかのタイミングでこのような方向に舵を切る日が訪れるのかもしれませんね。

参照元↓



②GLP-1ダイエット、「医の倫理に反する」  宮川常任理事、広告規制強化やリスク啓発を

「GLP-1受容体作動薬のダイエット目的での使い方は、医の倫理に反する」と、日本医師会の宮川政昭常任理事が厳重に警告しなければならないような状況が続いています。

入手困難な医薬品の調査で、これらの薬が不適切に使われ、健康な人が使用してしまっている現状が指摘されており、特に美容クリニックでのダイエット目的の処方に反対し、「健康な人が医薬品を使うことはリスクがあるため、禁止すべき」と強調しています。

ただし、具体的な制限は難しいと述べ、「法的には難しいが、広告の規制強化やリスクの周知などで対応すべき」と提案するに留まっており、明確な解決策がないままの状態が続くため、医師個人の倫理観に訴えかけるしかない状況が続きそうです。

日本ではダイエット目的での処方は適応外となっていますので、仮に処方されて重大な副作用が出たとしても用法・用量及び使用上の注意に従って使用されていないので医薬品副作用被害救済制度の対象外となってしまいます。

現状では「GLP-1ダイエット」と検索すると約44.5万件もヒットするような状況であり、もはや医師の倫理観に期待して患者さんを守るという方法は困難な状態です。

今後、肥満症治療薬として承認された「ウゴービ」が発売され、きちんと適応内で処方できる環境が整わない限りは解決には向かわないのかもしれませんね。


参照元↓



③薬局向け「サイバー攻撃対策ツール」を提供 医療ISAC、対応状況を5段階で評価

医療情報セキュリティーの啓発団体「医療ISAC」が薬局向けのサイバー攻撃対策ツールを提供開始しました。

こちらのツールは厚生労働省が今年5月に公表した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン(GL)第6.0版」に準拠したもので、70の設問に答えると、セキュリティー対策をA〜Eの5段階で評価してくれるもので、複数の研修メニューも提供されています。

最近では薬局や医療機関へのサイバー攻撃が増加しており、政府はセキュリティー対策を義務化しています。

ちなみに、この医療分野における情報セキュリティーの重要性を啓発する団体である医療ISACでさえも2023年8月7日、公式Webサイトが不正アクセスの被害に遭ったことを明らかにしています。

情報セキュリティーを啓発する団体でも被害に遭ってしまうことを考えると、気をつけすぎるぐらい気をつけておくぐらいがちょうどいいのかもしれませんね(^^;;

医療ISACのホームページには「医療機関向けサイバー攻撃対応検討の手引き」が無料で公開されていますので、こちらも是非チェックしてみてください👇


参照元↓



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【医薬品供給情報】

こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。

医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。

①共和薬品工業


②サンド


③東和薬品


④日医工(※回収情報)


⑤ジェイドルフ製薬




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