3分で確認!! 本日の医療ニュース 24/9/18号
おはようございます😃
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①医療費3割負担の拡大「28年度までの検討事項」 厚労相
【ちょこっと解説】
75歳以上の医療費3割負担の対象者拡大は、必要な保障を維持しつつ影響を考慮し、2028年度までの検討事項となる。
現行では、75歳以上の医療費窓口負担は原則1割、一定所得以上で2割、年収約383万円以上の「現役並み」所得者は3割負担となる。
社会保障改革の一環として、高齢社会対策大綱に基づき、対象拡大と年収基準の見直しが検討される。
②厚労省 オミクロン株JN.1系統対応の新型コロナワクチン・コスタイベを一変承認 近日中に供給開始
【ちょこっと解説】
厚生労働省は9月13日、Meiji Seika ファルマの新型コロナワクチン「コスタイベ筋注用」を、オミクロン株JN.1系統に対応するよう一変承認した。
ワクチンは自己増幅型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)。従来型よりも少ない接種量で、効果の持続期間が長いことが期待される。
国内では2023年11月に起源株対応ワクチンとして承認済み。海外では承認・使用許可のない状態である。
③自殺念慮がセマグルチドの有害反応の可能性
【ちょこっと解説】
セマグルチドの自殺念慮に関する有害反応の可能性についてWHOのVigibaseデータを使用した非比例的分析で、セマグルチドと自殺念慮の間に有意なシグナルを検出。
セマグルチド使用者3万527人中107人(0.35%)から自殺・自傷の有害反応が報告され、そのうち87.85%が自殺念慮だった。
非比例的分析の感度解析で、抗うつ薬やベンゾジアゼピンを併用していた患者でも有意な非比例性が見られ、セマグルチドの処方増加に伴い早急な関係解明が必要とされている。
④歩数計測や健診参加でポイントゲット 自治体の医療介護費抑制に効果てきめん
関連情報👇
【ちょこっと解説】
京都府八幡市が、歩数計測や健康診断受診でポイントを付与する健康増進事業を実施した結果、参加者の医療・介護給付費が非参加者と比べ3年間で約2億6600万円抑制された。
参加者はポイントを図書カードなどと交換できるため、事業は好評で、2023年度末時点で約4800人が参加。65歳以上の参加者1400人で試算した結果、3年間で事業費を上回る抑制効果があった。
市は国の補助金終了後も事業を継続し、ポイント付与の最低歩数を引き下げるなど、より参加しやすい仕組みに変更した。
⑤大塚製薬 ジョリーグッドと開発した「認知症ケア支援VR」の提供開始 患者の戸惑いを家族目線で体験
関連情報👇
【ちょこっと解説】
大塚製薬とジョリーグッド社が共同開発した「認知症ケア支援VR」により、認知症患者の症状や気持ちを家族目線で体験し、具体的な対応を学ぶプログラムを提供開始。
「FACEDUO」内の新プログラムとして、認知症の症状理解、行動分析、リラックス体験を通じて介護者のストレス軽減を図り、理解を深める支援を提供。
利用シーンは自治体や病院、介護施設での研修を想定し、今年12月の販売開始予定で、まずはお試し体験を開始。
⑥100歳以上の高齢者9万5000人余 54年連続で過去最多
【ちょこっと解説】
2023年9月1日時点で、日本の100歳以上の高齢者人口は9万5119人に達し、54年連続で過去最多を記録。
女性が8万3958人と全体の約88%を占め、最高齢は116歳の糸岡富子さん(兵庫県芦屋市在住)。男性の最高齢は110歳で水野清隆さん(静岡県磐田市在住)。
10万人あたりの100歳以上人口は、島根県が159.5人と12年連続で最多。一方、最少は35年連続で埼玉県(45.8人)。100歳以上人口は増加の一途を辿り、昭和38年の153人から大幅に増加。
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
医薬品の供給状況を確認できる大変便利で有難いサイトですので是非ご活用ください。
①エーザイ
②日本ジェネリック/帝國製薬
③オーファンパシフィック
④ヴィアトリス製薬
⑤旭化成ファーマ
⑥日本ジェネリック
⑦旭化成ファーマ/サノフィ
⑧第一三共エスファ
⑨シオノケミカル
⑩ノボノルディスクファーマ
11)高田製薬
4月1日より厚労省のホームページで随時、供給情報が公開されています👇
医薬品の供給状況の現状を網羅的に把握したい場合などにおすすめです。
【その他のご案内】
①新たなステージに入った認知症診療
~疾患修飾薬から認知症予防まで~
【9/19 オンラインセミナー】
本日の情報は以上です。
それでは次回の配信もお楽しみに♪
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