【WSR-1166DHP3】中継器モードで全然つながらない時の対処備忘録
自宅の無線LANルーターをWSR-2533DHPL2に入れ替えてからは、旧機であるWSR-1166DHP3をもう一つの機能である中継器として活用していました。
ネット回線が正式にIPv6に対応してからはなぜかDHCP(IPアドレス)が取得できなくなり、自宅の2階だけ通信環境が悪いという状況に。
ちょっと調べてみていくつか原因を推測、そこから解決できたみたいなので備忘録を残します。
考えられる要因
時計がバグってた説
NTPサーバーの通信が何度も失敗していて時刻情報が取得できず、2016年1月辺りをうろうろしていたようです。NTPサーバーをntp.nict.jpにしたものの変化なし。
ファームウェアが古かった説
今の段階で新しいのは1.19、使用していたのは1.18だったがこれはあまり関係がないかも…?↑の時刻を手動で設定後念のためバージョンアップ。
(ちなみに1.19アップデートは最近公開されたbot攻撃関連の修正のため、適用するのが吉です)
いろいろ設定をいじってみる
ということでいろいろ弄ってみたところ、時刻情報を2024年にしたところでちゃんと通信できるようになりました。やはりDHCPの取得に年のズレがあったのが原因かと推測しています。
それで、時計周りのNTPサーバーを参照して調整できない件に関してはデフォルトゲートウェイの設定をするといいとのこと。
というわけで親機のアドレス(192.168.11.1)にセット。
これで時刻がズレていた問題も解決し、正常になったようです。(親機は設定なしで自動的に192.168.0.1になってたのに何故か子機では取得はできず。ちなみに子機で~0.1を指定すると「LAN側ネットワーク外のIPアドレスは使用できません」とエラーが出て設定ができません。)【追記】子機なんだから親機のIPアドレス指定でよかったのを忘れてました
今のところ通信もできていて、1階の親機を使っていた分10~20Mbpsまで遅くなっていた通信速度も120Mbpsあたりまで回復。1~2階にかけて家全体でしっかりと回線が使えるようになりました。
まとめると
といった感じになりました。
ログはしっかり見ておくべきだし、説明書で書いてある通りの初期設定で中継機能は難しそうです…。
(ただし同一SSIDではなく別々のSSIDで管理していたのも要因かもしれないですね)
これでも重いときはDNS設定を見るべし
BuffaloのルーターはDNS指定をすることができます。が、IPv6のDNSにも対応している一方、ルーター側の設定だとIPv6は指定ができないためWindows側の設定で変える必要があります。
というもの、ルーターであらかじめ設定されているDNSの設定はしょっちゅう接続が落ちるのでGoogle Public DNSのものに書き換えた方がいいです。
優先アドレスは「2001:4860:4860::8888」、代替アドレスは「2001:4860:4860::8844」です。
ちなみにこの設定方法は公式も推奨していたりする…。
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