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マーケティングチームリーダーが語る、執行役員を離れてMediiに入社した理由

今回は、マーケティンググロースチームのリーダー 蔵持優樹さんを紹介します。Mediiに入社した理由やマーケティンググロースチームのやりがい、目指していることについてインタビューしてみました。


ー蔵持さんの経歴を教えてください。

大学生の時に、国際協力の活動に携わりました。サッカーを通じて夢を持ってもらうことを目的に開発途上国・地域の人々を支援する団体に参加し、カンボジアの辺境地域で、一緒にサッカーをしたり、グラウンドを整備したり、学校を建設したり、様々な活動を行いました。その時に驚いたのが通信の進化でした。日本とは異なり生活や経済発展に必要なインフラが開発途上なのにも関わらず、ネットワークは確立されスマートフォンも普及していました。裕福でなくても情報を得て、新しい知識や世界を知る機会がある。インターネット通信の意義を改めて感じ、大学卒業後は新興国における通信インフラ環境の整備に取り組んでいたKDDIに入社しました。

新卒で希望通りの部署に配属されるとはまずないとは思っていましたが、年月が経つにつれ、やりたいことを仕事にするまでの道のりの遠さや難しさを感じるようになりました。やりたいことを仕事にするのが困難なのであれば、やりたい人と仕事をしようと、学生時代にインターンをしていたキュービックに入社し、自社メディア運用やクライアントの広告運用などのwebマーケティングを担当しました。

20代後半に差し掛かり、自分自身が新たな夢を追求し、それを実現するために行動しようと考えるようになりました。そこで子会社のキュービックベンチャーズに執行役員として出向し、事業開発に携わっていました。


ーMediiに興味を持ったきっかけは何だったのですか?

経営者・経営幹部向けのカンファレンスでMedii代表の山田さんと出会ったことがきっかけです。当時、自分の家族が指定難病と診断されて間もない時期でした。そのような状況下で、山田さん自身が医師でありながら難病患者でもあるという原体験から生まれたMediiの取り組みに興味を抱きました。

カジュアル面談を通じて山田さん以外のメンバーとも話をする中で、Mediiで働く人たちの人柄に触れ安心感を覚えました。しかし、実際に中に入ってみないと見えない部分もあると感じ、互いに見極められればという思いを持って、副業で参画することにしました。

ー実際にMediiの中に入ってみて、見えたものはありましたか?

これまでのキャリアで、「コト」と「ヒト」という2つの軸を両立させる難しさを感じてきたこともあり、その両軸からMediiをみてました。
実際にMediiに参画してみて、山田さん以外のメンバーも、会社の理念・成し遂げようとする「コト」に対して、高い熱量を持ってみんなで同じ方向を向いて仕事していました。参画してすぐに確認できて、すごく惹かれたポイントでもありました。

さらに「ヒト」の側面でも、どのメンバーと仕事していても嫌な気持ちになることもないし、一緒に同じ船に乗って進むことが楽しくなれるメンバーだと、2〜3ヶ月仕事をしていく中で感じました。


ー蔵持さんは副業から社員になりましたが、フルコミットを決めたきっかけはありましたか?

Mediiの主軸サービスであるE-コンサルは、医師に無料で提供していますが、ビジネスとして成り立つ可能性を感じました。さらに、事業を通して、患者さんを救えているということが、ユーザーインタビューや患者さんからの声、数字など、それぞれから見えてきて、自分の中で腹落ちしました。この事業を続けていった先にある未来がイメージでき、それは自分の家族や自分自身、社会的にも意義のあるものであることが理解できました。
参画当初は曖昧なイメージしか持っていませんでしたが、仕事をする中で少しずつ解像度があがり確信に近いものになってから、Mediiのビジョンと自分のwillが重なり、より積極的に貢献したいと思うようになりました。

また、社内に医師メンバーがいるという点も、大きな理由となりました。マーケティング業務はユーザー視点が不可欠ですが、私たちのサービスのユーザーは医師です。自分は医師ではないし、医療業界も未経験。その点で、最初は不安もありました。しかし、Mediiには日常的に診療している医師メンバーが内部に複数人在籍しています。ユーザーインタビューなどで意見を聞かせていただく機会ももちろんありますが、さらに内部にラフにコミュニケーションを取れる医師メンバーがいて、当事者だからこその視点とサービスを提供する側の視点を持って、一緒に考えてくれるのはとても心強く安心感がありました。

ーマーケティンググロースチームの仕事内容を教えてください。

端的に言うと、E-コンサルの利用を増やすことです。医師にE-コンサルを知ってもらい、登録してもらい、使ってもらう。さらに継続的に活用いただいて、ファンになって周りに広げてもらう。そこまでの一連の流れをデザインして、マーケティングしています。デザイナーやエンジニア、製薬チームなど、様々なチームと密に連携をとりながら進めています。


ーどのような時にやりがいや面白さを感じますか?

実際に私たちのサービスを利用している方々の様子が見えるので、それを一つひとつ見た時に、モチベーションもあがりますし、やりがいをすごく感じます。サービスを利用する医師を通じて、その先にいる患者さんや患者のご家族の方達にも貢献しているサービスだと感じることができています。どの会社も誰かの何かに貢献しているとは思いますが、それがMediiではより強い線として繋がって見えること、強く実感できることが楽しいです。


ー仕事をする上で意識していることは?

マネジメントをする立場としては、チームメンバー一人ひとりに向き合うことを大事にしています。縁があって今一緒に働いている仲間なので、それぞれが最大限ポテンシャルを発揮できるような働きかけやきっかけ作りをしたいと思っています。

また、マーケティングという職種上、どうしても普段の会話が数字になってしまいます。でも、その数字を追っているのはMediiのミッションである「誰も取り残さない医療を」実現するためです。その大前提を忘れず、Mediiや自分自身が、何を成そうとしているのかは都度思い返すように意識しています。

ーどのような人がMediiで活躍できると思いますか?

Mediiは、「誰も取り残さない医療を」というミッションが根底にあって、社会貢献性の高い事業に取り組んでいるので、自己成長や何か得ることよりも、周囲に何かを与えたいという想いや何かに貢献したいという想いを持った方が輝けると思います。

さらに、私たちは社会に新しい価値、新しい医療インフラを提供しています。そのため固定された業務ではなく、柔軟な思考や行動が求められます。そうしたチャレンジングな環境を楽しいと思える方は、Mediiで活躍できると思います。


ー最後に蔵持さんの目標を教えてください。

当面の目標は、E-コンサルをより多くの医師に受け入れていただくことです。E-コンサルを利用している医師はまだまだ少なく、新しいサービスに抵抗の少ない方が興味を持って利用してくださっている傾向にあります。しかし、将来的にE-コンサルが臨床現場で当たり前に活用される世界にしていくためには、もっと幅広い層の先生方にアプローチする必要があります。そのためには、E-コンサルの特性や安全性を明確に伝え示すことが必要で、そのメッセージを作り上げていくことが私のミッションです。

その結果として、「E-コンサルの利用が医師にとってのスタンダードとなり、地域や病院によらず、誰もがより最適な治療の選択肢を提示してもらえる世界」をMediiというチームで実現したいと思っています。


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