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美術館に親しみを、大学生があれこれ考えてみた

みなさんこんにちは!medien-lienライターのけんたろうです。

突然ですが、みなさんの好きなアーティストは誰ですか?

私はゴッホが好きです。先日はゴッホ・アライブ展に行って、しっかりグッズも買ってきました。美術館に行く楽しみは美術鑑賞だけではなくその後の買い物にもあるのではないかと自分なりに感じています。

ゴッホが描いた寝室を再現した空間があり、絵を見るだけに止まらない展示となっていました。


さて、去る9月1日はケロケロ見聞録〜明日美術館行かない?あなたの知らない芸術の秋〜の放送日でした。

今回は、前回放送〜あーっと驚くアート?!〜暮らしの中を生きる芸術〜と関連しており、8月放送は「アートと暮らし」、9月放送は「美術館」をテーマに「アート」についての二部構成となっています。ぜひ前回放送もお聞きください!

出演者はめいハルナオキの3人でお送りしています!

出演者の3人(左からめい、ナオキ、ハル)


アンケートやインタビューを通して「美術館」と私たち大学生との関係を深掘りした後に、メンバーによるディスカッションが行われます。大学生の様々な視点をぜひお楽しみください!

(まだお聴きでないよという方はradikoの聞き逃しや、Podcastのダイジェスト版でお楽しみください♪)

この記事は、九州大学の現役学生が制作するラジオ番組「ケロケロ見聞録」(ラブエフエム国際放送、毎月第1日曜よる10時から)をより深く楽しめる情報を提供するものです。
この記事に興味をもって下さった方は、ぜひ各種サービスでケロケロ見聞録をお楽しみください!

1,美術館、やっぱり腰が重い


まず冒頭で、3人は美術館に対するイメージを確認し合います。

めい:普段美術館に行くか行かないか、その理由があれば聞きたいなと思う       のですが、ハルちゃんはどうですか?
ハル:そうですね、私の立場としては美術に興味はあるけど、色々理由があって行けていない、という感じになります。なんでかと言うと、元々すごく美術とか芸術を見るのが好きなのでとても興味はあるんですが、やっぱり自分の住んでいるところの近くに美術館がなかったり、時間がなかったりであんまり行けていんです。
めい:ナオキくんはどうですか。
ナオキ:僕は美術とかはあんまり知らないですけど、美術館には割と気楽に行けるかなっていう感じかなと思います。というのは一回行くと結構美術館に対するハードルというのは下がる感じがして
ハル:確かに。
ナオキ:一回友達とピカソの展覧会とかに行ったんですけど、その後一人でとか家族でとか気軽に行ったりしてました。
めい:私は、日常的には行かないですし、美術に対して特別な興味があるかと言われるとそうでもない。まぁ嫌いでもないんですけど、行くまでに気合いがいるかなって。
ハル:分かります。
めい:美術館いくぞっていう気合いがいるな。ラジオより

「ケロケロ見聞録」本編より

この後、実際に大学生が美術館をどのように思っているのか、アンケートを通してその実態を深掘りしていくと…

なかなか美術館に行く時間がないという問題だけではなく、
『美術品の鑑賞には「知識」が必要』という意識が美術館へのハードルを高くしていることが分かってきました。


続いて、福岡市美術館の学芸課で教育普及係長として働いていらっしゃる髙田瑠美さんにお話を伺います。

インタビューでは、年齢層と美術館との関連や大学生と美術館との関わりのことなど、学芸員である髙田さんの視点から見た美術館の実態について知ることができました。


このインタビューを経て、三人はもっと多くの人が美術館に親しみを持てるようにするためにはどうすれば良いのか?を話し合います。


詳しくは実際にラジオを聴いて欲しいのでこれ以上は割愛させていただきます。ぜひ番組を聴いて三人の三様なアイデアをお楽しみください。


そこで今回は、私けんたろうが考えた「美術館との親しみを持つためにできること」を紹介していきたいと思います!


2,美術館、やっぱりお金のことも大事


さて、美術館との親しみを持つために考えに考えた結果、私は結局金銭面でのハードルを下げていくことも大切なのではないかという結論に至りました。


というのは、かく言う私も福岡市文化芸術振興財団が運営する『wa➕club(わたすクラブ)』(以下、わたすくらぶ)という制度に加入しているからです。

私がこの制度に加入したきっかけは、地域の図書館をフラフラしていた時に偶然『わたすクラブ』のパンフレットが目にはいったことでした。元々アートに少なからぬ興味を抱いていた私はパンフレットを見つけた瞬間、「なんなんだ、この素晴らしいクラブは」と頭に雷が落ちたような衝撃を受けて即入会したのでした。


この制度のことを簡単に説明すると、

年会費二千円(安い!!)

を支払うだけで、

美術館の入場料が割引になったり、音楽や舞台公演もお得になったり、色々なアートの情報が届いたりする、という制度です。

かなりお得です。

月一くらいでこんなパンフレットが届きます。

(入会すると『わたすクラブ』の会員カードももらえるのですが、私のカードは汚くてお見せできません🙏)


実際、この制度に入会してから「せっかく二千円払ったし割引になったし、美術館に行ってみよう」という気持ちになることができました。


また、特別展に関しても今までより格段にタッチできる情報量が増えて気軽に「この特別展行きたいな〜」と思えるようになりました。


というわけで、私としては美術館に対するハードルの高さを克服するためにはこうした制度の活用も大切になってくるのではないかと考えたのです。


つまり、「割引」➕「情報提供」で美術館に対するハードルを低くする!のです


そのためには地域の美術館と連携した地方公共団体の取り組みが必要となってきます。そういう意味で、前回触れた「Fukuoka Art Next」(アートで暮らしを豊かに|medien_lien)
などに取り組んでいる福岡はアートに先進的な街であると言えるのではないでしょうか。
(また福岡以外にも「東京駅周辺美術館共通券」など様々な取り組みが成されているようです!)

3,SNS展開

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