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ヘルステック・デジタル技術関連ニュースまとめ 2025#2

この1週間に弊社Facebookページ等で紹介したヘルステック・研究・産業、ロボット・AI等デジタル技術関連ニュースをまとめて紹介します。
※ 記事のリンクが切れている場合は記事名で検索していただくとヒットする場合があります。
※ 過去のまとめはこちらのマガジンに。

今週の個人的注目トピックは

  • 顔画像など非診断機器画像から健康・疾患予測を行うAI。院外ヘルスチェックや診療室での迅速早期診断への貢献に期待。

  • 医療ツーリズムと海外医師の手術教育サービス。本邦での新しい医療インバウンド産業は発展可能か?教育関連に期待。

  • CES2025開幕。ヘルスケア系はもう少しチェックしてみます。

  • 1~2月はSaMDサブフォーラム・AMED合同協議会・つくば医工連携フォーラム・TSMTP Symposium in Sapporoなどイベントが多いです。ぜひご参加を。

です。


・医療AI

AiRato×東北医科薬科大学病院「放射線治療における頭頚部癌の自動計画」をテーマに共同研究を開始|アイラト株式会社 (2025.01.06)

「AiRatoが独自に開発しているAIでは、様々な放射線画像をかけ合わせてAI分析をしており、このAI技術に関して、国内トップクラスの臨床データと臨床治験を保有する東北医科薬科大学病院と共同で研究することで、臨床現場で真に活用できる放射線治療向け自動治療計画作成AIの開発を目指しています」

アイラト株式会社 プレスリリース (2025.01.06)

救急外来の虫垂炎を早期に特定するAI|The Medical AI Times (2025.01.07)

「EDを受診した350例の急性腹症症例から、病歴、バイタルサイン、身体所見、臨床検査結果のデータが抽出され、虫垂炎の早期診断を目的に2種類のMLモデルを構築」

「これら2つのMLモデルを、AUROCを最適化するよう訓練し、その結果をAlvaradoスコアと比較」

The Medical AI Times (2025.01.07)

論文は
Machine-learning based prediction of appendicitis for patients presenting with acute abdominal pain at the emergency department

心エコー・電子カルテ情報から心室中隔欠損の自然閉鎖を予測|The Medical AI Times (2025.01.08)

「重要な特徴量として、欠損の形態(大きさ、位置、シャントサイズ)や初診時の患児の年齢が挙げられ、各患者のリスクを計算することで、自然閉鎖の確率が高い群と低い群に効果的に分類することが可能であった」

The Medical AI Times (2025.01.08)

論文は
Leveraging artificial intelligence for predicting spontaneous closure of perimembranous ventricular septal defect in children: a multicentre, retrospective study in China

https://www.thelancet.com/journals/landig/article/PIIS2589-7500(24)00245-0/fulltext

「顔年齢」AIテスト、医師が活用 患者の健康把握に一役|The Wall Street Journal (2025.01.08)

https://jp.wsj.com/articles/what-your-face-age-can-tell-doctors-about-your-health-47463b64?st=1PMGjh

「マック氏らのチームが行った研究では、FaceAgeのアルゴリズムはがん患者の余命を予測する上で医師よりも正確であることが示された。」

The Wall Street Journal (2025.01.08)

論文は探したところではプレプリントのこれかな
Decoding biological age from face photographs using deep learning

糖尿病や高血圧、30秒の動画撮影だけで高精度判定…「これからの医療にはAIが不可欠に」 : 読売新聞オンライン (2025.01.09)

「顔と手の計30か所の血流の変化から、AIが血管のダメージなどを推定し、独自の計算式により糖尿病や高血圧を判定する」

読売新聞オンライン (2025.01.09)

人工知能を用いて胃がんの化学療法の効果を予測:医療技術ニュース - MONOist (2025.01.09)

プレスリリース (2024.12.16)

論文は
Predicting Chemotherapy Responsiveness in Gastric Cancer through Machine Learning Analysis of Genome, Immune, and Neutrophil Signatures

Generative AI Japanと「日経ビジネス」が共同で初開催した「生成AI大賞2024」アワードにて、各賞を受賞した団体を紹介する。グランプリを受賞した団体は? |ハフポスト日本版 (2025.01.09)

医療系ではUbie「生成AIが実現する、人的資本最大化による病院経営支援ソリューション」が特別賞。

AIによる音声向上技術で高性能の補聴器を実現|電波新聞デジタル (2025.01.10)

米Ambiqの最新MCU「Apollo510」とAIディープラーニングソリューションを用いた技術。エッジAI応用の好例。

診療支援へ国産AI開発に政府着手、病名候補を提示…数年以内の実用化目指す : 読売新聞オンライン (2025.01.11)

「医療分野では、海外の大手IT企業が生成AIの開発を進めているが、海外製は学習データの偏りから日本の実態が反映されにくく、個人情報が国外に流出する恐れも指摘されている。」

読売新聞オンライン (2025.01.11)

参考:SIP第3期「統合型ヘルスケアシステムの構築」
補正予算「統合型ヘルスケアシステムの構築における生成AIの活用」

最新AI、皮膚科診断で医師に匹敵?ChatGPT-4oら3モデルの性能を検証(大塚篤司) (2025.01.11)

「皮膚腫瘍性疾患15例と炎症性皮膚疾患15例の計30症例を対象」
「正診率はChatGPT-4oが70%、Claude 3.5 Sonnetが80%、Gemini 1.5 Proが70%、皮膚科専門医の平均が65.4%」

 Yahooニュース (2025.01.11)

論文は
Artificial Intelligence (AI) Models in Dermatological Diagnosis and Comparison With Dermatology Specialists

https://www.cureus.com/articles/330814-evaluation-of-the-accuracy-of-artificial-intelligence-ai-models-in-dermatological-diagnosis-and-comparison-with-dermatology-specialists#!/

1回の肺CT検査でCNNがCOPDを正確に診断|Carenet医療ニュース (2025.01.13)

単相(吸気相)CTを用いたCNNベースCOPD診断AIが吸気-呼気CTと同等の診断精度を示した。

論文は
Evaluating the Cumulative Benefit of Inspiratory CT, Expiratory CT, and Clinical Data for COPD Diagnosis and Staging through Deep Learning

https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/ryct.240005



・手術支援ロボット

中国が世界で初めて衛星を利用した遠隔手術に成功 「最大の難関」データ転送遅延解決|毎日経済(韓) (2025.01.05)

日本では昨年低軌道衛星通信(Starlink)でRiverfieldが遠隔手術の実証実験に成功。

「この衛星は停止軌道でアジア-太平洋地域全域と地球表面の約3分の1をカバーできるが、これまでデータ伝送遅延が遠隔手術の最大の障害物だった。 これに対し医療陣は病院と衛星専門家で構成されたチームを構成し、データ伝送遅延を衛星通信の物理的限界に近接する水準まで減らすことに成功した」

毎日経済(韓) (2025.01.05)

手術の「デジタル化」と「直感化」を目指すダビンチ5は外科手術をどのように変えうるか?:日経メディカル (2025.01.08)

アップデート部分のかなり詳細な解説。
デジタルデータ活用部分での日本のもう一つの課題は、GAFAと同じくデータを吸い上げて活用する主体が日本企業ではないこと。

あと副社長のお名前に驚いた(もちろん別人

ローエン·サージカル「ジャメニックス」がインドネシアに本格進出|毎日経済(韓) (2025.01.07)

「インドネシアの医療機器企業PTホスピメディックとジャメニックスのインドネシア内の版権契約を締結」

「インドネシア契約を足がかりに、タイや台湾をはじめとするアジア市場へと流通を拡大する計画」

毎日経済(韓) (2025.01.07)

動画で手術を学ぶAIロボが大きく進化。だけど責任の所在はどこに?|GIZMODO (2025.01.08)

あんまり専門じゃない人の記事っぽい。

「少なくとも手術で使用される自律型ロボットは、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可が必要でしょう。一方、AIが診療内容を要約したり、推奨事項を提示したりする場合は、医師が最終的に情報を確認・承認するとされているため、FDAの認可は不要です。」

GIZMODO (2025.01.08)


・医療DX

Apple Siri、プライバシー侵害で150億円の和解へ – 医療相談も無断録音の疑い|innovaTopia (2025.01.06)

昨年某学会で診療シーンでの音声録音とAI分析を伴う研究発表があり、「お医者さんって現場で録音されたくないこと結構喋ってません?どう対応します?」という質問をしたのを思い出した。
患者だけでなく医療者もプライバシー保護の対象。

医療・介護DXを支援する、統合型ケアマネジメントシステム「HIcare Wellness(ハイケアウェルネス)」とAI搭載シフト自動作成システム「アールシフト」が連携開始|株式会社プラスアルファ・コンサルティング (2025.01.08)

「スタッフデータが自動連携され、複雑な条件を踏まえたシフトを自動作成することができ、シフト作成およびチェックの業務負担を軽減します」

「連携をさらに強化し、シフト作成から勤務形態一覧表などの帳票出力までをワンストップで提供できることを目指します。また、勤怠機能との連携を通じて、面倒な予実管理を自動化することを目指していきます。」

株式会社プラスアルファ・コンサルティング プレスリリース (2025.01.08)

マイナ保険証移行で医療DX参入の波 DeNAやサイバー - 日本経済新聞 (2025.01.10)

健康管理アプリ、PHR活用、救急支援、オンライン診療・服薬指導、医療プラットフォーム(基幹システム、予約システム、オンライン診療)など、DXの範囲は広い。

医師説明、動画で代替 福島医大 年100件の前立腺がん摘出手術に活用(福島民友新聞) (2024.01.09)#Yahooニュース

フルスクラッチで説明動画を作る作業が発生すると費用・手間的に現状のICの方がマシになりかねないので、動画を作る手間を削減するソリューションが不可欠。

参考:
TOPPAN、医療従事者の説明業務支援サービス「DICTOR®」提供開始 (2024.07.17)


・SaMD・DTx

SaMD産学官連携サブフォーラム2025 (2025.01.08)

2025年2月10日(月) 13:00~18:00
ハイブリッド開催 (現地は既に満席)

<テーマ1> AIを利用したSaMDの薬事規制のあり方
<テーマ2> DASH for SaMD2の進捗報告

精神疾患DTxの開発を行う「emol」、3.15億円のシリーズA資金調達を実施 (2025.01.08)

「今回の資金調達により、精神疾患領域の治療用アプリの臨床研究の推進及びPatient Care Programの実現に向けた人材採用の強化を進めます」


・認知症

【新潟医療福祉大学】話し言葉の特性でアルツハイマー病の患者と健康な高齢者の違いが判明! (2025.01.07)

「いくつかの音響特徴(話し言葉の物理的特性)でアルツハイマー病の患者と健康な高齢者で重要な違いが明らかに」

NSGホールディングス プレスリリース (2025.01.07)

論文は
Analysis of Speech Features in Alzheimer's Disease with Machine Learning: A Case-Control Study

中国・デジタル医療企業が香港上場 認知症向け - 日本経済新聞 (2025.01.08)

認知症向けのデジタル医療を手掛ける脳動極光医療科技。既に承認製品をリリースしているが業績的にはまだまだ赤字。


・遠隔医療・地域医療

全国88自治体が参加!「医療MaaS」の先進事例紹介(第4回地域医療DXフォーラム) (2025.01.08)

昨年は医療MaaSのニュースも多かった印象。

【神奈川県にお住まいの方へ】ファストドクターオンライン診療で、医療証がその場で適用可能になります (2025.01.08)

子ども医療証などその場で適用され償還払い(払い戻し)手続きが不要に。


・医療VR・XR

「医療用ARグラス」早期実用化へ  東京科学大、25年度の医工連携|MEDIFAX Web (2025.01.09)

本文読んでないですがおそらくCellid。
CES2025にも出展の模様。

関連:
Cellid、東京科学大学、三井化学と合同で科学技術振興機構の医療用ARグラス開発・研究プロジェクトに参画 (2024.12.20)

Cellid、自社開発のメガネタイプARグラスを「CES2025」に出展 リファレンスデザインや最新のウェイブガイド製品を披露 (2024.12.16)

米メタが約16万円のヘッドセット「Meta Quest Pro」の販売を終了、売上不振で | Forbes JAPAN 公式サイト(2025.01.11)

Vision Proも価格がなあ…


・フェムテック

ありがとう、CES!女性の未来を変える感動のテクノロジー|木村 恵 - フェムテックや健康経営の社会情勢やビジネスモデル|NewsPicks (2025.01.12)

自宅ホルモン検査、更年期症状トラッキング、肌解析技術など。

「CES2025に出展された女性ヘルステック・ウェルビーイング製品に共通するのが「頻度の高いモニタリング」だ。」

NewsPicks (2025.01.12)


・トレーニング・教育

【医師のインバウンド】大阪公立大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室とコラボ 新しい手術教育サービスを開始【OPExPARK】(2025.01.07)

「オンラインによる教育支援を織り交ぜた短期の手術見学コースアテンドサービス「OPe-Academy」の提供を開始」

「OPe-Academyサービス第一弾のコース「NEUROSURGICAL EXPERTISE AND PRACTICE」は大阪公立大学 脳神経外科学教室と共同で開催」「2024年12月から2025年3月までの約4か月間の予定」

OPExPARK プレスリリース (2025.01.07)


・大学・学術研究

研究者が専念できる環境構築へ支援人材の在り方検討 資金獲得など専門に、文科省|産経新聞 (2025.01.12)

競争的研究費増えても基盤経費減り続けているんだから少人数で仕事回すことになるのは当然。
一時の打ち水じゃなくて安定的に基盤を支えるための人件費を。

「国立大の機能強化のために文科省が設置した検討会が昨年末にまとめた論点では、研究資金獲得などを専門的に行う人材を配置する「高度な研究マネジメント基盤」の必要性を明記。令和7年度予算案に関連経費を盛り込んだ」

産経新聞 (2025.01.12)

・スタートアップ・起業

【新版】スタートアップ向けピッチテンプレート (5 ~ 10 分) - FoundX Review - 起業家とスタートアップのためのノウハウ情報 (2025.01.07)

東京大学FoundX馬田隆明さんによるスタートアップ向けのピッチ作成のためのテンプレート(のアップデート)。主に
・技術開発
・時系列
・競争環境
のセクションを追加。

第9回「大学発スタートアップ創出ナビゲーションセミナー」|横浜市立大学

1/15(水)12:10~13:00 ハイブリッド開催
テーマは「融資による資金調達」(デッドなど)

NEDO ENTREPRENEUERS PROGRAM (NEDO-NEP) 開拓コース 2025年度公募開始 (2025.01.016)

〆切2月26日(水)正午。
外術シーズによるディープテック起業を考える方の支援・育成プログラムです。若手優遇。

第6回 TSMTP Symposium in Sapporo「次世代の医療機器開発を担うスタートアップ」|北海道大学病院臨床研究開発センター (2025.01.10)

2月5日(水) 14〜18時開催@北大医学部百年記念館。
リバーフィールド只野社長やMedVenture Partners 大下社長も。

BionicM孫氏/座右の銘は「あきらめないこと」 |日経ビジネス (2025.01.07)

テクノロジー・サービスにより、交通弱者も含め誰もが自由に楽に移動できる社会を作っていく。

デジタルヘルス50社、調達額15億ドル超 AI活用へ移行 - 日本経済新聞 (CBインサイツ) (2025.01.10)

2024年のデジタルヘルス分野の有望スタートアップ50社を選出。そこから見える主なテーマは
・AIは基盤インフラへ
・診断イノベーションが最大のカテゴリー
・遠隔&ハイブリッド診療の増加
・25年は業務フロー効率化が優先事項に

ヘルスケアに特化したLLMを構築する"Hippocratic AI"がSeries Bで$141Mを調達し評価額は$1.64Bへ|AT PARTNERS (2025.01.10)

ユニコーン企業に。

「ヘルスケアにおけるGenerative AIは、医療記録の記録や管理業務に取り組むスタートアップが増えているホットな市場ですが、Hippocratic AIは異なる方向性を選びました。」

「Hippocratic AIのウェブサイトには、手術前、慢性ケア管理、退院後ケア、栄養士、介護施設、製薬の臨床試験コーディネーション、患者教育、ケア移行チェックイン、ウェルネスコーチングなど、さまざまなヘルスケアタスクを実行できるAIエージェントの役割が多数掲載されています。」

AT PARTNERS (2025.01.10)


・医療ツーリズム

医療ツーリズムで地域の活力向上 倉敷成人病センターなど実証事業:山陽新聞デジタル|さんデジ (2025.01.10)

倉敷成人病センターのプレスリリース:
最先端の低侵襲ロボット手術と岡山県での医療ツーリズムを推進(2024.11.13)



・マーケット・企業・製品

手術室関連機器に関する病院アンケート調査を実施(2024年)|矢野経済研究所 (2025.01.08)

「手術室を所有している小中大規模病院を対象としてアンケート調査を実施し、手術室数、年間手術件数、手術室の主な医療機器の導入状況、機器別のメーカー評価を明らかに」

矢野経済研究所 (2025.01.08)

カネカ EndoStream Medical Ltd.を子会社化 (2025.01.09)

「ESM社は (中略) 脳血管の広い開口部をもつ動脈瘤の治療が可能な脳動脈瘤治療用デバイス「Nautilus™」を開発中」

「特殊な構造により塞栓コイルとの併用で瘤への血流を遮断し、既存デバイスでは困難であった治療を容易に」

 カネカ プレスリリース (2025.01.09)


・行政・規制

地方自治体、AI技術を医療·交通·給食など多方面で活用し行政革新|毎日経済(韓) (2025.01.05)

韓国の地方自治体でのAI導入事例。

仁川市:「GPT-4o」などを活用した「2040年仁川都市基本計画変更」を公告
京畿道:児童給食支援プラットフォーム(種飯床)にAI·ビッグデータ技術を融合
京畿交通公社:広域移動支援センターのコールセンターにAI相談員システムを導入
光州市:職員当直制を廃止しAIボイスボット「党守り」を「採用」

など。

「第33回次世代医療機器・再生医療等製品評価指標検討会/医療機器開発ガイダンス検討会合同協議会」開催のお知らせ|AMED (2025.01.08)

1/31(金)14:00-15:30 オンライン開催。
下記テーマについて検討結果報告。

次世代医療機器・再生医療等製品評価指標検討会
・包括的高度慢性下肢虚血用医療機器
・家庭用プログラム医療機器
・BCI(Brain Computer Interface)利用医療機器
・ヒト(同種)iPS細胞由来細胞加工製品を用いた角膜疾患に対する再生医療

医療機器開発ガイダンス検討会
・開発ガイダンス策定領域選定
・手術データ収集と利活用に関する開発ガイダンス
・医療機器開発におけるカダバースタディーに関するガイダンス
・SaMDの品質管理システム(SaMD-QMS)確立に必要なソフトウェアライフサ イクルプロセスの要求事項に係るガイダンス作成と考え方に関する研究
・埋込型ブレインマシンインターフェースに関する開発ガイダンス策定
・カスタムメイド骨接合材料に関する開発ガイダンス(案)策定

医療版「ChatGPT」誕生目前…韓国も迅速な対応で市場開拓へ|AFP BB News (KOREAWAVE) (2025.01.11)

昨年も韓国発のAI・SaMD・DTxなどのニュースはかなり多かった。JLKなど日本への進出も。

「韓国食品医薬品安全処(食薬処)は昨年末に「生成型AI医療機器許可・審査ガイドライン」案を発表し、業界から意見を収集している。このガイドラインは生成型AI医療機器の分類、リスク管理、許認可審査方針を網羅しており、早ければ今月24日に施行されるデジタル医療製品法に合わせて運用が開始される見込みだ。」

AFP BB News (KOREAWAVE) (2025.01.11)


・CES2025

Withings、AI搭載の次世代スマートミラー「OMNIA」をCES 2025で発表|XenoSpectrum (2025.01.06)

早くもCESの季節。1月8日から開催。

スマートウォッチ・血圧計・体重計/体組成計等あらゆるホームヘルスケアデバイスと接続し多くのパラメータからヘルスチェックを行う&テレメディシンも担当するデバイスがいよいよ登場してくる?

NVIDIAが世界基盤モデル「Cosmos」公開、ロボットなど「物理AI」に次の一手|日経クロステック (2025.01.08)

仮想空間Omniverseでのシミュレーションで訓練データを合成。現実世界での訓練をどこまで代替可能か。

パーキンソン病、認知症、脊椎疾患、心臓手術の患者対象の臨床試験で“歩行能力”の向上を確認。弊社取扱い製品、デジタルサイクルプラットフォーム「アルティレーサー 新タイプ」、「CES 2025」に出展|エアデジタル株式会社 (2025.01.11)

伝統的で実績あるトレーニング機器にデジタルヘルス機能が搭載されヘルスケア応用されるのは面白い。

「脳へ直接的な影響を与えられるニューロ・サイクリング・システム」だそうです。

・イベント

MEDISOセミナーシリーズ~医療系ベンチャーの壁を超える~ vol.14.規制編:押さえておくべきQMSのポイント|LINK-J

1/15(水)17:00-18:15オンライン開催。

日経優秀製品・サービス賞2024 (2024.01.06)

メドテック関連ではアナウト「EUREKA α」が最優秀賞、AIM「gastroAI-model G」がスタートアップ部門賞。医療AIの1年。

他に医療関連では先天性心疾患向け手術用パッチ「シンフォリウム」(帝人他)や不妊治療向け顕微鏡「ECLIPSE Ti2-I」(ニコン)など。

外科医の視覚認識を支援するプログラム医療機器「EUREKA α」が2024年日経優秀製品・サービス賞で最優秀賞を受賞|アナウト

AI医療機器「内視鏡画像診断支援ソフトウェア gastroAI-model G」が、「2024年日経優秀製品・サービス賞 スタートアップ部門賞」を受賞しました|AIメディカルサービス

セミナー:「医療機器メーカー」と「スタートアップ企業」それぞれの視点で見る医療機器開発ニーズの見極め方|ふくしま医療機器開発支援センター (2025.01.08)

1月14日(火) 13:30-15:00 ハイブリッド開催
申込みは

Tokyo Social Innovation Tech Award 2024 受賞企業が決定しました!|東京都 (2025.01.10)

大賞はHoloeyes株式会社に。おめでとうございます。

つくば医工連携フォーラム2025

1/24(金)@産業技術総合研究所共用講堂。
参加費無料です。

スタンフォード池野文昭先生や東京科学大学の木村英一郎先生のご講演もあります。


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