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ヘルステック・デジタル技術関連ニュースまとめ 2024#40

この1週間に弊社Facebookページ等で紹介したヘルステック・研究・産業、ロボット・AI等デジタル技術関連ニュースをまとめて紹介します。
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※ 過去のまとめはこちらのマガジンに。

今週の個人的注目トピックは

  • 10/1、東京科学大学発足。医工連携教育・研究に期待。私も1期生に

  • 超音波診断支援AIのニュース2件。X線・CTだけでなく、操作に技量も求められる超音波診断はテクノロジー支援効果が大きい。

  • アイリスnodoca、看護師による咽頭撮影が可能に。テクノロジーによるタスクシフティング支援の拡大に期待。

です。


・医療AI

心疾患をAIで診断するシステム開発 岩手医大など研究グループ|岩手日報 (2024.09.29)

「救急車内で計測した患者の心電図データから、発症初期の兆候をAIに学習」

「精度は93%で医師による判断とぶれは少なかった」

岩手日報 (2024.09.29)

徳島大学と企業がAI使って心不全診断の支援システムを開発へ|NHK 徳島 NEWS WEB (2024.10.01)

サウスウッド社との共同開発。

「徳島大学では、患者の心臓のエコー検査のデータを基にAIが心不全などの異変を検知し、解析する研究を行っていて、データを共有する仕組みを整えて遠隔支援につなげていきたいとしています。」

NHK 徳島 NEWS WEB (2024.10.01)

プレスリリース(2024.09.24)

医師の画像診断を支援するクラウド型サービス「EIRL Cloud」、異常陰影候補領域の対象所見を拡大した新プランを発売|LPIXEL (2024.09.30)

「胸部X線画像から肺がんが疑われる肺結節候補域を検出する機能(1)に加え、4つの異常陰影(結節影、浸潤影、無気肺、間質性陰影)に類似した特徴をもつ領域を検出する機能(2)を追加した「EIRL Chest XRプラン」の提供を開始」

「月額2万円から始められる定額制の医療AI」

LPIXEL プレスリリース (2024.09.30)

AI医療機器開発アイリス 医療機器業界への貢献を讃えて日本医療機器工業会が表彰|アイリス株式会社 (2024.09.30)

「アイリスは医療スタートアップとしてAI医療機器「nodoca®」を開発、世界でも類を見ない独自性のある咽頭画像データベースを保有していることや、感染症と戦う世界中でのnodoca活用のポテンシャル、そしてnodocaを通したデータ循環の仕組みが既に広がっていることなどにより、スタートアップワールドカップで優勝した功績が医療機器業界の発展に寄与したとして表彰されました。」

アイリス株式会社 (2024.09.30)

AIを強化した循環器向け超音波画像診断装置Transcendシリーズと細径3D 経食道トランスジューサX11-4t 販売開始|フィリップスジャパン (2024.10.01)

AIによるサポート・新機能に
・ドプラ波形を自動認識し計測時のタッチスクリーン操作を軽減するSmart Doppler View ID
・GLS (Global Longitudinal Strain) 解析に必要な3断面を自動選択する Smart View Select
・三尖弁を評価するための3D Auto TV
・逆流を評価するための3D Auto CFQ

読影だけでなく撮影技術に技量を要する超音波はAIの恩恵が大きい。

アルム、PHRによる健康管理アプリ「MySOS」に生成AIが生活に関する情報を総合的に提案する機能などアップデート|IoTNEWS (2024.10.01)

「認知機能維持・改善に関する情報を提供する「KENNOライフアシスト(仮称)」β版を搭載」

「性別や年齢、生活習慣等の個々のニーズにあわせて、運動や食生活など、生活に関する情報を生成AIが総合的に提案」

IoTNEWS (2024.10.01)

アルムのプレスリリースは

医療AIメディア「The Medical AI Times」、Podcast番組を配信開始|BEC (2024.10.02)

普段使わない僕のSpotifyにはこれとBNVしか登録していない。

NTTPC、生成AIにより組織全体のメンタルヘルスの状態を可視化し改善策を提案する「健康経営アドバイザーAI」を提供開始 ~最新の生成AIを活用し、専門家の知見を学習したAIによるサポート機能~ (2024.10.02)

スマートウォッチ・リングのバイタルデータをトリガとした健康経営支援AIサービス。


・SaMD・DTx

CureApp HT 高血圧治療補助アプリ発売から2周年 ―「これまでも、これからも」進化を続け 写真を撮って血圧入力ができるAI新機能を追加 ー|CureApp (2024.10.01)

早くも2年。UI・UXを持続的に改善しよりよいDTxへ。


・医療VR

触覚と連動したVRトレーニング装置の特許取得! |ジョリーグッド (2024.10.03)

どう圧力を測定しどう手にフィードバックを行うのかの具体的な機構について特許に記載しているのか後で調査。

医療現場にXR技術が起こす変革|ニュースイッチ (2024.10.04)

メドトロニック・キヤノン・ザイオソフトのMRアナトミーの紹介。

「調査会社のシード・プランニング(東京都文京区)によると、医療分野におけるXRの国内市場は、26年には約342億円に成長すると予想される。現在は医学教育分野での活用が中心だが、術前のシミュレーションを支援する医療機器としての応用も期待される。」

ニュースイッチ (2024.10.04)


・ウェアラブル

Garminデバイスを活用した革新的なデジタルヘルスソリューションを表彰する「Garmin Health Awards 2024」の受賞者を発表|ガーミンジャパン (2024.10. 04)

Expert's ChoiceにGarmin+環境センサによる労働者安全支援システムのVigiLife, Inc.。

People's ChoiceにGarmin情報で専門医との接続を強化する更年期障害治療支援システムのMetluma。


・遠隔医療

弘前大病院に遠隔医療センター新設 | 陸奥新報 (2024.10.03)

「遠隔医療センターの設置で、新たに(1)集中治療室(ICU)による重症患者管理(2)妊産婦管理(3)脳神経外科手術支援(4)オンライン診療(5)画像診断(6)ロボット手術支援-を遠隔で取り組んでいく。」

陸奥新報 (2024.10.03)

弘前大はじめ東北地方は遠隔医療関連の取り組みの話題をよく耳にする印象があるが、他の地方でも同様の取り組みは活発なのだろうか。


・地域医療

CTやMRIなど医療機器の効率的な活用を 新潟医療シンポジウム|TBS NEWS DIG (2024.10.01)

「CTやMRIを共同利用し、人材を含めた医療資源の効率的な活用を」

病院も大学も単体では維持が困難な時代に。


・大学・研究

リハビリ支援の「アシストロボット」開発など「医工連携」強化へ…東京科学大あす発足 : 読売新聞オンライン(2024.09.30)

医工連携「研究」は所属関係なく国内外広くパートナーを探して推進が佳し。

合併の強みは医工連携「教育」。工のわかる医療人材・医を理解する工業人材、目利き人材の育成を。

研究者に憧れ続けた深海少女が、研究者支援の道に進んだ話|Beyond Next Ventures (2024.09.19)

環境にも恵まれ努力を続け研究職を志した若者が目にした現実がこれ↓で「未来への恐怖すら覚えました」とのこと。そりゃ研究者減るよねえ…

「・十分な研究費を確保できず、思い通りの研究ができない研究者…
・任期付き職でポストが安定しないまま不安と隣り合わせなポスドク…
・雑務や研究費獲得などに追われ、本業であるはずの研究に充てられる時間がわずかな研究者…
・求められるスキルに対して、決して高いとは言えない研究職の収入…
・苦労して博士号を取得しても、その価値が認められづらい就活市場…」

Beyond Next Ventures (2024.09.19)

東京科学大が発足「文化の違い」に学生驚き 新入試も構想「チャレンジ精神持った学生を」|高校生新聞オンライン (2024.10.01)

統合のメリットは学生への刺激と教育メニューの拡大。

関連:東工大・東京医科歯科大が統合、「東京科学大学」発足…学生「研究分野広がるのはメリット」 | ヨミドクター(読売新聞) (2024.10.01)

医療系と理工系を融合した 東京科学大学、1日に公式発足 日本首脳、大学間で初統合|毎日経済(韓) (2024.10.01)

「日本最高の大学とされる東京工業大学と東京医科歯科大学が統合した東京科学大学が発足」

毎日経済(韓) (2024.10.01)

「とされる」…(笑

10月1日、東京科学大学誕生へ。初代理事長語る、東工大・医科歯科大「統合の価値」|BUSINESS INSIDER (2024.09.30)

内部でのつながりが増える・密になることに統合の価値があるとの視点。会議増えそう。


・マーケット・企業

誰もがより適切な医療を早期に受けられる世界の実現のために、Ubieとシミックホールディングス、CRO・SMO・CSO業務において包括的業務提携に合意|Ubie (2024.09.30)

「本提携では、Ubieのプラットフォームを活用し、シミックグループが有するCRO、SMO、CSO業務においてシナジーを創出し、今までにない患者さんを中心とした革新的な新サービスを製薬企業向けに展開して参ります。これらにより、医療機関への医薬品情報提供の最適化に貢献するだけでなく、新薬の開発期間の短縮に寄与することで、だれもがより適切な医療をより早期に受けられる機会を創出することに貢献します。」

Ubie プレスリリース (2024.09.30)

手術ロボットプラットフォーム企業のローエンサージカルがインドネシアの医療機器企業と手を握り、東南アジア進出を本格化|毎日経済(韓) (2024.10.02)

個人的にもシンガポールでなくインドネシアをハブとした東南アジアマーケット戦略には注目している

ROEN Zamenix Pはこちら。

大手企業から「医療×AI」を扱うベンチャーへ。エンジニアが語るAI時代のキャリアの築き方|20代の働き方研究所 (2024.09.25)

カルディオインテリジェンスのエンジニア幸氏のインタビュー。

ソフトウェア・AIエンジニアは流動性が高い業種でもあり、幅広い経験への興味と野心のある方はSUへの転職に抵抗がないのが好循環。
電気系・機械系エンジニアはどうしても大手・老舗メーカーに囲い込まれてしまいSUでは人手不足。

・行政・規制

医療・ヘルスケア分野における生成AI利用ガイドラインを策定|医療AIプラットフォーム技術研究組合 (2024.10.02)

いまいちこの団体の立ち位置・活動がよくわからない(組合員企業も少ない)が、それよりこのガイドラインはどこで見れるの?

ソフト化が進む自動車と医療機器、ハードの常識が通じなくなる|日経クロステック (2024.10.03)

製品開発と認証のスピード感のお話。

アイリスのnodoca検査、グレーゾーン解消制度により看護師による実施が適法確認 (2024.10.04)

問診入力・咽頭撮影・医師の指示に係るグレーゾーンを解消。
タスクシフティングによる効率化、働き方改革にも貢献。


・イベント

稼働する手術支援ロボット「ダヴィンチ」も見学できる「子ども病院見学会」を町田市民病院がリアル開催へ 5年ぶり|ロボスタ (2024.10.01)

da Vinciの見学のほか、感染対策、超音波、リハビリなどの体験や栄養講座など。
11月23日開催。申込締切は10月31日。

【期間限定配信】医療機器開発の前にやらないと失敗する3つのコト~知る・つくる・決める~|RD LINK (2024.10.01)

10/7~10/11に無料(再)配信。プレモ桜井さん登壇。

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