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カメラや写真に全く興味がなかった自分がカメラを買った話

なぜカメラに興味を持ったのか

そもそも僕はカメラ・写真にほとんど興味がなく、iPhoneのカメラでさえあまり使うことがない人間でした。

そんな僕がカメラに興味を持ったのには理由が2つあります。

1つ目は、友人とキャンプに行った際にその友人が撮ってくれる写真がとても綺麗でこんな写真を自分でも撮れるようになれば、キャンプの思い出をより綺麗に残すことができる。と考えたことです。

2つ目の理由は、カメラを買おうか迷っている当時の僕は集中治療室に勤務する看護師で、集中治療室に入る患者さんは、意識はあっても自分の意志を伝えることができない状態や、意識がない状態の患者さんがほとんどでした。

当時はコロナウイルスがパンデミックを起こす前でしたので、集中治療室にも患者さんのご家族が面会に来られている時代で、面会には来たけど、患者さんは話すことができないこと、罹患する前とは容姿が異なっていることが多く、そんな中、患者さんの家族の救いは患者さんが元気だった頃の写真や動画・患者さんの子どもや孫の写真であることが多いと感じ、綺麗な写真を残すことで救われる人も多いのではないか。と考えるようになったからです。


カメラの値段を見てびっくりしたあと手にしたものは

綺麗な写真を残したい!と思った僕は、どのメーカーのどの機種がいいなんてことは全くわからなかったので、ある日、意気揚々と家電屋さんに向かったのですが、まず値段を見てびっくり、カメラとレンズが別売りなことにびっくり、レンズによって写り方が全然違うと言うことにもびっくり、レンズのがカメラの価格よりも高いことにもびっくりしました。

その日は意気消沈し、もらったパンフレットと共に帰路につきましたが、自分で価格.comやいろんなサイトのレビューを見て調べたり、店員さんに色々とアドバイスを聞いて、友人にも色々と相談に乗ってもらい、意を決して初めて手にしたのは、SONYのILCE-6600(α6600)と、SEL1655Gと言うAPSC機・APSC用の標準ズームレンズでした。

SONYを選んだ理由は、家で使っているTVがSONYだったからと言う、カメラと全く関係のない理由が決め手だったのはここだけの話です。

APSC機の感想

iPhoneと比較したらめちゃくちゃ綺麗になっていますが、当時カメラの設定の認識として、ISOは上げたほうが明るくなる、F値が低い方がボケる、SSも遅い方が明るくなる程度の認識しかなく、適当に設定を行なっていたことと、構図のセンス(知識)がないこと、レタッチもiPhoneの写真のなかでできるレタッチしかしていなかったことで、思ったような写真を撮ることができずにいました。


フルサイズへの渇望

正直、APSCとフルサイズの違いが分かっていなかったのですが、友人に自分の写真のボケ感が少ないことを相談すると、望遠レンズではなく標準レンズであること、センサーサイズの違いがあるからだと教えてもらいました。

そのため、望遠レンズが欲しいなぁと思う気持ちとともに、フルサイズカメラへの渇望が生まれましたが、カメラをフルサイズにする=レンズの価格も高くなる&家族からの風当たりも強くなると思い、手を出せずに悶々としていました。

そして手を出したのが、、、。

ある日、アルバイトの夜勤中にSONYから大きな発表があると知り、リアルタイムでSONYの発表を見ました。

なんの発表だったかと言うと、ILCE-1(α1)の発表でした。
正直、発表している機能の意味とかも全然分からない状態でしたが、とにかくAFがすごい・めっちゃ連射速度が速い・8K(オーバーサンプリング)が撮れる・高画素機であることはなんとなく分かっていましたが、お値段も凄いことと初心者の自分には縁がないカメラだなとその日は思っていました、、、。

が、プライベートで色々あったことと、敬愛するイナガキヤスト(@inagakiyasuto)さんのブログで、最高にいい機材を使っていても撮れない時には自分の腕が未熟だと素直に思えると言った内容の文面を読んで感銘を受けてしまい、名古屋のSONY Storeへ車を走らせました。勢いのままに。

SONY Storeの店員さんに、α1を超初心者の自分が手にすることは機材の良さを引き出せるのかと確認したところ、『初心者だからこそ、この機材を使えば全部カメラ任せで撮影できますよ』と言う今思えばそんなことは無かったセールストークに乗せられてα1を手にしたのです。

まとめ

今回はただの日記みたいになってしまいましたが、自分の写真のルーツやカメラを買った時の気持ちを忘れたくなくて、記事を書いてみました!
α1の使用感やレンズは何を買ったのかについてはまた次回以降記載していきます。
それでは、また!

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