管理栄養士のリモートワークと独立チャンス (2020年度診療報酬改定)
どうも。どの系統の力も100%引き出せるようになりたい者です。
コロナウイルスの陰で、2020年度の診療報酬改定内容にぜんっぜんスポットライトが当たっていないですが、
割と今回の診療報酬改定は、時代の変化を捉えた改定内容となっていて面白いと個人的に思ってます。
こうゆう診療報酬改定など保険制度には、
隠れたビジネスチャーンス!
が沢山眠っています。
今回は、栄養士さんは必見の外来栄養食事指導料にフォーカスを当てて話をします。
この改定内容についてですが、栄養士さんだけではなく、開業医の先生方は注目した方が良いと思います。
2020年度診療報酬改定で変わる管理栄養士の働き方
① 管理栄養士の地位向上・ビジネスチャンスが増える
②開業ドクターが、自院で無理に栄養士を雇用しなくてもOKとなる
という変化が予測されます。
管理栄養士の働き方がなんで変わるのか(2020年診療報酬改定のポイント)
厚労省が発表した診療報酬改定説明資料が下記の通りです。
(詳細)2020年度診療報酬サマリ説明資料
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000605491.pdf
①外部の管理栄養士さんを雇ってもOKとなった
(旧)外来栄養食事指導料は、自院のクリニックで管理栄養士を雇用していないと診療報酬算定できない
(これから)当該保険医療機関以外の管理栄養士(他の医療機関に所属する栄養士さんや栄養ケアステーション所属の栄養士さんもOK)に、当院ドクターからの指示をし、栄養指導してもらった場合にも190点(初回は250点)算定可能
※栄養ケアステーションとは、訪問看護ステーションの栄養士さんバージョンみたいなもんです。
②オンライン栄養指導がOKとなった
これが大きいです。
管理栄養士もオンライン栄養指導が、診療報酬算定OKになりました。
つまり、在宅オンラインで仕事ができちゃうわけです。
栄養士からすると
①色々な医療機関で働けるようになった
②オンラインでも働けるようになった
わけです。
結果として、「クラウド・リモート管理栄養士」みたいな雇用形態が生まれると思ってます。
もっと言うなら、管理栄養士の需要が増え、リモート勤務も可能で、業務委託形態であれば、案件さえ取ればぶっちゃけガンガン稼げるかもしれない。という感じに働き方が大きく変わるわけです。
詳しくはこちらの記事で
しかし、どうでしょう。私の感覚として、
正直、管理栄養士さんにそのような営業力がある人は、現時点ではそれほど多くないと思います。
ここに、IT業界のビジネスチャーーンスがあると思います。
【仮説】
①栄養士ー開業医(糖尿病や循環器内科などのクリニック)とのマッチングサイト需要UP
②ママさんワーカーの働き方の選択肢として栄養士で在宅ワークで働くためのノウハウや栄養士キャリア講師・YouTuberの需要UP
この辺りの領域が活性化すると個人的には思ってます。
なんにせよ、管理栄養士の独立や、クラウド型の人材サービスが台頭してくると思います。
リモートの医師・薬剤師・看護師・保健師など医療分野では、オンライン医療相談分野のスタートアップがどんどん出てきています。
間違いなくこの栄養指導の分野も出てくると思います。
食事に関しては、医療より裾野が広く、割とダイエットや美容・健康など若い人からお年寄りまで馴染みも多いので、潜在的な市場も多いと思います。
こういった領域に、栄養士さんやスタートアップがチャンスを見出して起業したりして、より医療業界におけるプレゼンスが高まれば良いなと思います。
そして、僕もおじいちゃんになる前に管理栄養士になっときたいなと思いました。
おしまい
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