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【QAエンジニア】QAエンジニアは品質を守る最後の砦。安心して働ける環境をつくりたい

こんにちは!メディカルフォース広報担当です。

今回はメディカルフォースのQAエンジニア 福山峻さんにインタビューをし、プロダクトの品質を守るQAエンジニアの仕事内容や仕事をするうえで大切にしていること、今後の目標などについてお話を伺いました!

『medicalforce』とは?
美容クリニック・自由診療の現場業務を1つのシステムで管理・連携を可能としたオールインワンSaaS。予約・問診・カルテ・会計をはじめとする日常業務から、経営管理ダッシュボードやCRM(リマインド・ステップ配信)を搭載することで、経営や集客強化にも活用してもらえるシステムを提供しています。業務の円滑化だけをゴールとせず、クリニックの経営促進に寄り添うサポートまでを担うサービス提供を目指しています。



QAエンジニア 福山峻

アミューズメント機やゲームアプリ、暗号資産取引所のWebページ・アプリのQAエンジニアを経験。現在は、QA業務のかたわらマネジメントにも携わっている。


あらゆる業界のQAエンジニアを経験し、メディカルフォースへジョイン

QAエンジニアとしてのキャリアのスタートは、アミューズメント機の開発・販売会社です。プレイ中の演出に違和感・不具合がないかなどをチェックするのが主な役割でした。経験を積むうちに、リーダー的な役割を任せられるようになり、テスト業務と並行してメンバー管理もするようになりました。

その後、イベント関連の仕事を経て、大手ゲーム会社に転職。ゲームアプリのQAエンジニアとしてテスト業務・テスト業務を委託している第三者検証会社への指示・メンバー管理・タスク管理などを担当しました。

そこから、フルリモートで働きたいと思い、前職の会社に転職。暗号資産の取引所WebサービスとアプリのQA業務を担当しました。
暗号資産の取引所は、買い手と売り手をマッチングさせるサービスで、金額が一致すると売買が成立する仕組みです。QA業務では、主にユーザー登録がちゃんとできるか・正しい価格で売買が成立するか・入出金の動作が正しく行われるかなどをチェックします。お金を取り扱うサービスなので、セキュリティー面のチェックが非常に重要です。最初はメンバーとして入社しましたが、途中からメンバー管理・タスク管理・スケジュール管理などリーダー業務もしていました。

エンタメ業界に惹かれ、QAエンジニアの道へ

実は、職種にこだわりはありませんでした。もともとゲームが好きでエンタメ業界を志望していて、業界への入口がQAエンジニアだったという感じですね。

QAエンジニアを続けている理由は、1社目で働き始めた時に仕事が向いているという手ごたえがあったからです。QAエンジニアのメイン業務は、不具合・バグを発見して、開発エンジニアに報告して、修正してもらうことです。私は不具合を見つけるのが得意で、他のメンバーの数倍くらい見つけ、表彰してもらったこともあります。

不具合を多く見つけられる理由は、自分のなかで不具合が発生するパターンをいくつか考えたうえで、たくさん試しているからです。的確な仮説をできるだけ多く立て、それをもとにたくさんテストできるかどうかが大きいと思いますね。

もちろん、最初は不具合が出るポイントはわからなかったのですが、プロダクトを理解したりQAエンジニアの経験を積んだりするうちに、リスクの高い部分を見極められるようになりました。


メディカルフォースにおけるQAエンジニアの業務

QAエンジニアとして業務をしていますが、私が担当しているのは大きく分けて、QA業務とマネジメント業務があります。QA業務は、要件定義・機能テスト・リグレッションテスト・テストケース作成などです。

機能テストは、開発エンジニアが実装した新しい機能をテストして正しく動作するかチェックする業務です。リグレッションテストでは、リリース前に、不具合・バグを修正したことにより、それまで正常に動いていた部分に異常が生じていないかなど、プロダクトの機能全体に問題がないかチェックします。テストケース作成は、機能テストなどの前に仮説を立てていろいろなパターンのケースを用意する作業です。

その他、QAエンジニアの目線から実装するにあたっての懸念点、考慮すべき内容について意見すること、バージョンアップなどによる仕様変更などを記載したリリースノートの作成といった、幅広い業務を担当しています。前職まではBtoCのプロダクトを担当していましたが、BtoBのプロダクトであるメディカルフォースのQA業務も、大きな違いはありません。

マネジメント業務に関しては、QAメンバーに対する1on1・評価制度の整備・チーム体制の構築・採用が主な仕事です。評価制度に関しては取締役の畠中や組田と一緒に、適切な評価ができる仕組みづくりに取り組んでいるところです。

チーム体制については、現状は開発チームが役割ごとに3つのスクラムチームにわかれていて、各チームにQAエンジニアが一人アサインされており、それがベストな状態なのかを検討しています。採用業務はスタートしたばかりで、今後注力していきたいと考えています。


毎朝15分の雑談で、QAチーム同士も密に連携

スクラムチームとは別に、基本的に毎朝15分くらい、オンライン上でチームメンバーと業務連絡や雑談などの時間を儲けています。スクラムチームで行うデイリーの情報共有を、QAチームでも行っているイメージです。毎日お互いの仕事の状況や注意点を共有し合っているので、何かあってもフォローしやすいですね。

スクラムチーム内でQA業務を担当するのは、自分一人なので、同じ業務を担当する仲間と話せる時間は本当に大切だと感じています。また、他の機能の担当者から話を聞くことで、プロダクトへの理解が深まるのもメリットです。自分が担当していない機能についてもいずれリンクしてくる可能性があるので、知っておく必要があるからです。

デイリーの情報共有以外にも、チームの活動やプロセスを振り返るレトロスペクティブを定期的に実施しています。リリース後に、リリースまでのプロセスで改善すべき点や実際にどういった機能が実装されたのかをQAメンバーで話し合い、改善していくようにしています。

別々のスクラムチームにアサインしていても、デイリーの情報共有やレトロスペクティブを通してしっかりコミュニケーションが取れているので、一人で悩みを抱えたり孤独感を覚えたりすることはありません。


入社2か月で、2人分の業務を一人で受け持ったことも

一見順調そうに見えますが、色々と苦労もありました。一番印象に残っている出来事は、入社して2か月くらいで、一人でQA業務を担当したことですね。まだ入社して間もなかったため、プロダクトへの理解も十分でなく、社内でQAエンジニアとしてどう動くべきかも定まっていなかったので、不安でした。開発チームをはじめいろいろなメンバーに支えてもらい、何とか乗り切れました。

特に大変だったのが、リグレッションテストです。チェックする項目が多く「一人でこなすのは厳しい」と困っていたら、開発チームだけではなく、カスタマーセールスやセールスなどの全く違う部署のみなさんまで手伝ってくれて、本当に助かりました。1か月くらいで新しいメンバーが入り、今は十分なリソースを確保できています。


細かい指摘をする職種だからこそ、相手の気持ちを考えたコミュニケーションを

QAチームは、メディカルフォースのバリューである「HRT(謙虚・Humility、尊敬・Respect、信頼・Trust)」を体現している方が本当に多いです。例えば、開発エンジニアの仕事は私にはできないので、すごく尊敬や感謝があります。

QAエンジニアの仕事は、開発エンジニアがつくったものに対し、不具合・バグを指摘するというものです。また、指摘することで相手の仕事は増えてしまいます。今のメディカルフォースの開発エンジニアのメンバーは快く対応してくれていますが、嫌だなと感じる人もいるかもしれません。

細かい指摘をする職種だからこそ、相手に不快な思いをさせないために感謝と尊敬が伝わるようなコミュニケーションを心がけています。気軽に相談や修正依頼ができる関係性をつくりたいという思いは、私だけではなくQAチームみんなが持っています。

会社全体に「HRT」が浸透していることもあり、開発エンジニアのみなさんからQAチームに対して「見つけてくれてありがとう」といった声をかけてもらう機会が多く、私たちQAエンジニアにとってすごく仕事がしやすい環境ですね。


QAエンジニアを積極採用すべくチーム作りも強化

今後はマネジメントやチーム体制づくりに力を入れていきたいです。現状、メディカルフォースのQAエンジニアはまだまだ不足しています。これから積極的に新しいメンバーを採用していき、定着して長く働いて欲しいという思いがあります。

長く働いてもらうには、環境や人間関係など仕事のしやすさが重要です。ヒューマンマネジメントなどでカバーできる部分なので、しっかり取り組みたいですね。QAエンジニアはプレッシャーを感じやすい職種なので、メンタル面のケアにも注力していくつもりです。

前職までの経験を踏まえても、QA業務ってリリース前の最後の砦のような部分があります。開発された機能に対してチェックして、OKを出したらリリースという流れなので、プレッシャーが大きいんです。

もしリリースして不具合・バグが出たら、たとえ「あなたのせいではないよ」と言われたとしてもQAエンジニアは責任を感じてしまいます。

もちろんミスがあってはいけないのですが、メディカルフォースは万が一何かあったとしても責められるような雰囲気ではありません。それでもメンタル面の負荷がかかる人が多いと思うので、上手くケアしたいですね。

具体的には、1on1をコンスタントに実施して不満や悩みを話しやすい雰囲気をつくる、できる範囲で不安や悩みを解決する、解決できない場合も回避策を用意するなどの取り組みを考えています。


メンバーそれぞれが「Punk」を体現する文化

メディカルフォースの面白さは大きく3つあります。

1つ目はバリューに「Punk」を掲げていることです。あまり会社のバリューとしては使われない言葉ですが、すごく気に入っています。私は固定概念に縛られずに新しいことにチャレンジして、それを貫くという意味だと捉えていますが、メンバーそれぞれにとっての「Punk」があるような気がしています。一人ひとりの個性が発揮される感じが、メディカルフォースらしいです。

スタートアップであることから、開発の体制や、リリースするサイクルの早さなど、どんどん変化する会社だと感じる場面がたくさんあります。上からの意見だけではなく、下からの意見も積極的に反映して、新しいことを取り入れるところは、Punkっぽさを感じますね。エンジニアだけではなく、セールスや管理部門を含めた全社でスクラムを導入しているのも、珍しいと思います。

2つ目は、働き方が柔軟であることです。リモートワークができてフルフレックスなので、働き方の自由度がすごく高い職場です。全社で週1回の出社日が設けられていて、合わせて開発チームでも月1回オフィスで集まり、共有会を行っています。リモートでも出社でもOKなのですが、QAチームはオンラインの人が多いですね。

最後に、誰もが活躍できる環境なのも面白い点だと思います。スタートアップなので、まだポジションが確立しているわけではありません。だからこそ、新しいチャレンジを受け入れてもらいやすく、マネージャーなど上のポジションで活躍するチャンスもたくさんあります。自由な環境でキャリアを積みたい方は、ぜひ一緒に働きましょう!

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メディカルフォースに少しでもご興味をもっていただけたら、カジュアル面談もお受けしているので、お気軽にお問い合わせください。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

※本文中に掲載されている制度や事例、部署名、役職などは掲載当時のものです。

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