匂いに敏感な息子
ニオイに敏感な息子は幼い頃、
ショッピングモールでの買い物中、
パン屋さんのそばで
「クサイ。このニオイ イヤ〜!」
と言って鼻を覆ってすごい顔!
周りの人には、聴こえていなかったようですが、
大変失礼な態度でした。
香ばしい、焼きたてのパンの香りと
ガーリックの香り。
多くの人は、その香りに惹かれ
パンを購入するのですが、息子にとっては、
ガーリックの香りが、苦手だったようです。
息子には、
「この匂いが苦手なのはわかった。
でもこの匂いが好きな人もいるのだから、
大きな声で、クサイ、とか、嫌いとかは、言わないようにしようね。」
と伝えたことをふと思い出しました。
アロマの勉強を始めた頃、
アロマディュフューザーを購入。
部屋に香りを拡散させる、
「芳香浴」を試したことがありました。
なんの精油だったのか忘れてしまいましたが、
スイッチを入れた瞬間から、
「ニオイがキツイ。 嫌だ。」
と言われてしまいました。
今でも、息子はニオイに敏感。
一斉休校中だった子供たちが、家庭学習の課題勉強をするのと一緒に私は今アロマインストラクターになるための勉強を始めました。
どのような勉強かというと、
テキストを読んで、学んだり、課題の精油を嗅いで香りのイメージを記録する。学んだ精油を使ってオリジナルでアロマクラフトを考え使用する、など
同じリビングという空間で勉強しているため、香りは子供達にも広がり、
「あ、オレンジの匂い。みかん食べたくなった。」
とか、
「なんか、病院みたいな匂いがする」
などなど、素直に感じたままの香りを表現してくれます。
すぐに反応してくれる時、
少し経ってから反応してくれる時、
少し離れた場所でも反応してくれる時、
精油によって、香りの伝わる速度(ノート)、
匂いの広がり方や香りの強さ(ブレンドファクター)など、
それぞれの精油毎に違いがあります。
子供の反応で精油の香りの伝わり方の違いがわかり、とても良い勉強になります。
一斉休校で、子供たちとずーっと一緒に過ごし、
正直疲れることの方が多かった日々ですが、
親と子が、同時に勉強する機会なんて、
一斉休校中でなければ、
こんな機会はなかったかもしれません。
分散登校を終え、給食も始まり少しずつ以前の生活に近づいてきましたが、
まだまだ注意が必要な状況です。
嫌なことばかり考えず、
良いことを見つけて、少しでもストレスを
軽減していきたいと思っています。