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恥ずかしい“失敗”vol.1~友人宅のダイニングで・・・
出血量が増えはじめたのを最初に感じたのは確か、子どもが幼稚園を卒園した1~2年後。
卒園児の保護者を対象とした、懇親のハンドメイドイベントがあり、紙細工で在園時の制服を作って、小さな額縁に入れて飾れるものをつくるというものでした。
ママ友と話しながら、3時間ほどのイベントを楽しんだ後、トイレに行くと経血がナプキンから溢れていました。そんな経験は、思春期に数回、あったかなかったか。能天気にも「若返ったのかしら?」くらいにしか、考えていませんでした。
友人宅のイスを汚してしまった
それから3~4年後。同じマンションの仲良しのママ友に「ネイルを習い始めたから、練習台になって!」と、お願いされて3時間ほど、彼女の部屋のダイニングの椅子に座って、おしゃべりしながらジェルネイルをしてもらっていました。
終わって、帰ろうと立ち上がったら、白い合皮の椅子が小さく、赤く染まっていたのです。
徐々に出血量が増えてきたのを自覚していた頃でしたが長時間用のナプキンをつけていた私は、油断していました。でも、こんなことは初めてです。気が動転して「あっ、漏れちゃったみたい。本当にごめんなさい」と謝って、すぐに拭き取りました。
彼女のお嬢さんが山の手の女子高に通っていて、夏服の制服が真っ白のスカートなので、「娘の学校でも、たまにあるみたいで大変なのよ。気にしないで、全然大丈夫。」と、すかさずフォローしてくれたので救われましたが、本当に申し訳ない思いでいっぱいでした。
一緒にいたのが、とても仲のいい女友達だったから。粗相をした部分が、ビニール製の椅子だったから、事なきを得ました。
しかし、同席していたのがさほど親しくない人だったら・・・男性だったら・・・、汚してしまったのが、洗うことのできない高価なソファーだったら・・・考えるだけで、冷や汗が出ました。
ワーキングウーマンだったら・・・
この頃、私は43歳。2人の小学生の育児中だったこともあり、PCを使った在宅ワークがメインでした。なので、なんとかなっていました。
それにしても、こんな失敗をしてしまうなんて・・・30代までは、ありえないことでした。
20代の頃は転勤・出張アリの会社員だった私は、これが会議や商談や新幹線移動があって、自由な時間にトイレに行けない状況の女性だったら・・・と思うと、仕事を続けることに困難を感じるだろうな、と思いました。。取引先に訪問して、打ち合わせが長引いて気づけば2時間、3時間・・・なんて、ありますよね。大変な思いをして働いている女性は、予想以上に多いのではないかと感じていました。