マガジンのカバー画像

マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)にたどり着くまで

17
アラフォーの頃から見舞われたつらい更年期の過多月経の体験談から、低侵襲で苦痛や身体への負担が少ない治療法・MEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)へたどり着くまでをまとめていま…
運営しているクリエイター

#MRI

1時間の外出ですら困難に「先生、私もう耐えられません」

MEAについてはネットに情報があまりなかった なんとなく良さそうだと思ったMEA(子宮内膜マイクロアブレーション)。でも、少し前まで先進医療だった治療法だし、検索しても情報がそう多くはありませんでした。 実施している病院も、関西でも数えるほどのようです。もう少し、調べてからにしようと思っていました。 たった1時間の外出で血まみれ そんなある日、かかりつけの歯医者の定期クリーニングの予約が入っている日にちょうど2日目が当たってしまいました。歯に悪いところはありません。い

治療する婦人科を選ぶときに気をつけたいと感じたこと①

今回、子宮腺筋症を治療するにあたって、自分があやうく大きな失敗をしそうになったので、それについて記しておきたいと思います。 お産は病気ではないからとつい・・・ 私は、結婚して最初の子どもを妊娠した時、20代後半の時に初めて産婦人科に通い始めました。 それまで、幸い婦人科の病気をしたことはなく、お産は病気ではないので、クリニック選びも「マタニティビクスができるところ」「建物がきれいで気持ちよく分娩入院できそうなところ」「入院中の食事が美味しくて、お祝い膳が出るところ」など

治療する婦人科を選ぶときに気をつけたいと感じたこと②

つい「節約」や「家族優先」という精神が(笑)・・・ (①からの続きです) 学生の子どもがいて、できるだけ家を空けたくなかったので「日帰り」に心ひかれました。そして、”おしゃれな”クリニックのHPには当時、かなり詳しくMEAについての記載があったと記憶しているのですが、事前検査項目にMRIがなかったのです。その時、同時に検討していた医誠会病院では、「手術までの流れ」のなかに、MRIが含まれていました。 「MRIって、健康保険がきくけど結構高いよね。自己負担分が5000円~7