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マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)にたどり着くまで

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アラフォーの頃から見舞われたつらい更年期の過多月経の体験談から、低侵襲で苦痛や身体への負担が少ない治療法・MEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)へたどり着くまでをまとめていま…
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#子宮全摘

恥ずかしい“失敗”vol.3~男子校の学園祭のバザーで・・・

過多月経は女性のQOLを著しく悪化させます 私の場合、痛みや違和感がなかったことで、自分では気づかない間に大出血しているということがありました。それは、正常な生理の出血とは感覚が違っていて、まさに”水道の蛇口をひねるように“一気に大量に出てしまう状態なのです。 わたしのQOLは、徐々に悪化していきました。 男子校の学園祭のバザーの日に事件が・・・

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恥ずかしい”失敗“vol.4~“子宮全摘”を初めて真剣に考えた、松田聖子のJAZZLIVEの夜

2018年1月某日。その日は道に薄氷が張るような寒い日でした。私はお気に入りの白いコートを着て、大阪・淀屋橋のフェスティバルホールに向かっていました。 楽しみにしていた松田聖子さんのコンサートの夜。またもや、恥ずかしい”失敗”をしてしまった私は、よほどショックだったのでしょう。当時、この日のことを書き留めていました。 外出するのが怖い・・・仕事への意欲がしぼんでいった 「もう、外出するのが怖い・・・。」子育てがひと段落して、時はアベノミクスで株価が急上昇。「女性活躍」が

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令和の世でも、昭和世代にとって婦人科の話はタブー?

毎月毎月、憂鬱になり仕事をするのが不安に 2018年の頃には、生理を迎えるたびに気分が滅入り、憂鬱になっていました。 2017年に、編集関係の大きなプロジェクトを無事に終え、次の仕事スタートの準備をするべき時期でしたが、「こんな体調では、新たな仕事を入れるのは難しいのではないか」という気持ちになっていました。 そんなある日、仕事関係でとある事務所を訪ねた時、親しい担当者の女性に自分の体調について、あまりにしんどいのでこっそり、相談していたのです。 子宮全摘をした女性が