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【ハンガリー医学部】プレメディカルコースが使う教科書について【化学】

ハンガリー国立医学部に入る前の準備段階として、プレメディカルコースというのがあります。プレメディカルではハンガリー国立医学部入試に必要な知識を勉強していきます。実際にプレメディカルコースで使っている化学の教科書について紹介したいと思います。

どんな化学の教科書をつかっているの??

いろいろな化学の教科書がありますが、ハンガリー国立医学部プレメディカルコースで使われている化学の教科書がGeneral, Organic, and Biological Chemistry. H. Stephen Stokerという教科書です。解りづらい化学の内容が丁寧に説明されているのが特徴です。また章末問題では基本的な問題をはじめ、教科書内で説明している例題の類似問題も豊富に扱っています。大学レベル初期段階の化学の学習には最適です。特に高校化学ではあまり詳しく説明されていない化学結合の分野では、ハンガリー医学部入試で特に問われるところが詳しく載っています。とても使いやすく、化学の勉強には欠かせない教科書となっております。また英語も非常にわかりやすく簡潔に説明しているため、日本人から外国人まで大変評判の良い教科書となっています。

プレメディカル生の中には、まず日本語で勉強してからこの教科書で照らし合わせている人もいます。特に化学に自信のない人は岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学(1)」シリーズを使って勉強することをオススメします。

日本人にとってハンガリー医学部入試科目の化学は比較的簡単で、点数を稼げる試験だと思います。ライバルとなる他国の受験生は、化学が日本人より成績が悪い傾向があり、ここでライバル達と差がつくところだと言えます。合格するためにしっかり基本的なことを抑えていく必要性があります。

勉強方法のコツ

特に注意が必要なのが言葉的に似ている物が出てき時です。「exothermicと endothermicの違い」や「dispersionとsuspensionの違い」、「catabolismとanabolismの違い」と言った言葉的に似ているところはよく聞かれますので、しっかり覚える必要があります。日頃から意識してフラッシュカード等で確認することが大事です。また、定義(definition)もよく聞かれますので、常に確認できる環境を作ることが合格の近道だと言えます。


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Studying Medicine in English, in Europe
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