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香りにまつわるお話

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香りの歴史はとても古く、香りの歴史は人間の歴史といえます。 このマガジンでは香りにまつわるお話を紹介しています。
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#ハーブ

ウィルス・細菌とアロマ

その昔、中世ヨーロッパで大量の死者を出した 伝染病「ペスト」。この恐ろしい疫病が流行し た際、ラベンダー精油を使う手袋職人や、薬草 畑やラベンダー畑で働いていた農夫たちは ペストにかからずに済んだといわれています。ペスト患者を診察するお医者さんは感染から身を護るため、イラストのような衣装で、くちばし状のところに薬草を入れていました。 四盗賊の酢1630年、南フランスのトゥールーズで黒死病(ペ スト)が流行し、次々と人々が倒れる恐ろしい状況の中で、平然と盗みを犯す4人の泥棒が

5月の第2日曜は 母の日

「母の日」は日頃の苦労を労い 感謝し、健康を願う日1097年アメリカのアンナ・ジャ ーピスという少女が亡き母を偲 ぶ記念の会を催し、霊前に白い カーネーションを手向けたことに始まったといわれています。 この少女の働きかけがきっかけ となり、1914年のアメリカ議会 で母の日が制定されました。 全ての国で母の日が同じではありませんが、アメリカ、日本、カナダ、中国、香港、台湾、ドイツ、イタリアなど多くの国が 5月の第2日曜日を母の日と定めています。 しかし、偉大な母に感謝し思いや

「アロマで蚊よけ」

蚊連草・・蚊嫌草とも呼ばれる ゼラニュウム。 ローズ・ゼラニュウムといわれる種類のもので、バラに似た甘い香りがします。 縮れたような特徴のある葉で、手 でこすると少し酸味のある青臭い 香りがします。 ローズ・ゼラニュウムは、葉の部 分に「シトロネロール」という成 分を含み、その香りが蚊を寄せ付 けないことから、最近は、蚊嫌草 と呼ばれているようです。 ローズ・ゼラニュウムには、もともとの生息地の違いによって、エジ プト・チャイナ・コルシカ・ブルボンなどの種類があり、それぞれ

アロマで夏を涼しく!

夏の終わりのケア

近年の夏は猛暑です。エアコンや、冷たい物の取り過ぎで 体調が優れない方も多いのではないでしょうか。 胃腸の調子がずっと思わしくない 疲れが取れずに倦怠感を感じる・・ バランスを崩したまま秋を迎えたく ないですよね。 さあ、アロマテラピーでお手当しましょう。 身体を温めて自律神経を調整し免疫力をアップ! アロマバスで半身浴 天然塩のミネラルと精油の力で血行を 促進しデトックスしましょう。 ぬるめのお湯でゆっくりと半身浴をする ことで自律神経のバランスを整え、 免疫力もアップ

睡眠とアロマ

秋の夜長。 眠るのが何だか勿体ないような気がして、 ついつい夜更かししてしまうことありませんか。 でも、睡眠は人生の3分の1を費やすほど とても大切なものです。 美容と健康のために、 しっかりと睡眠をとりたいですね。 私達は脳の松果体から「メラトニン」 という睡眠ホルモンが分泌されるこ とによって眠くなります。 このメラトニンはセロトニンという 神経伝達物質から作られます。 セロトニンは心の安定や安らぎを与えて くれる重要なもので、セロトニンが不足すると 心が不安定になるだ

ツリーのおはなし

イルミネーションの輝きに心が華やぐ季節。クリスマスに欠かせないものといえば、 「ツリー」ですね。 「ツリー」はモミの木などの針葉樹に様々な飾り付けをしたもの です。 常緑の針葉樹は枯れることなく一年中美しい緑であることから永遠の命(健康)を願って用いられてきたそうです。 日本のお正月に飾る松も同じですね。 アロマの精油の中にはマツ科やヒノキ科の植物から抽出されたものが沢山あります。 その中でお勧めの香りはアカマツヨーロッパとジュニパー。 どちらも常緑の針葉樹の枝や葉から蒸留

バレンタインのおまじない

結婚を夢見るテューダー王朝時代の少女は バレンタインデーに枕の下にベイリーフを置いて聖バレンタインに願い事をしました。 「聖バレンタイン、どうか私に恋人の夢を 見せてください。」 運良く夢を見た少女は、1年以内に結婚するとされました。また、中世ヨーロッパの男性たちは いい香りのする花やハーブで床を敷き詰めて 花嫁や恋人を迎え入れたそうです。 あなたも枕元にベイリーフ(ローレル)の葉を置いて眠ってみて はいかがでしょうか?夢に素敵な恋人が現れるかもしれません。 アロマで作

”ひなまつり”は女の子の祭りじゃない?

春の行事といえば「ひな祭り」 しかし元々は「邪気を払う儀式」でした。 中国では「季節の変わり目には災いをもたらす邪気が入ってくる」というところから禊をしたそうです。 「菱餅」にも意味があり、「桃色(クチナシ)」で解毒、「白色(ひしの実)」で血圧を下げ、「緑色(よもぎ)」で厄除けなのだそう。 実際に春・秋は体調を崩しやすく、冬に溜め込んでいた毒素が排出される時期のため、解毒するには絶好の時期なのです。この機会にあなたもアロマで「解毒」してみませんか? 春期療法 ドイツでは「

4月は女神の月

4月。英語では「April」。 「愛と美の女神ヴィーナスに捧げられた月」といわれています。 (ヴィーナスのエトルリア名「Aprus」が由来)そのヴィーナスの象徴とされているのがローズです。 ギリシャ神話ではヴィ ーナスが海から誕生した際に地母神ガイヤによって創られたといわれていま す。 その芳しい香りは一瞬にして心身をストレスから解放し、安心感をもたらし ます。そして自律神経の安定は、お肌にもとても良い影響を与えてくれるの で、やはり女性にとっては欠かせない香りといえるでし