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分の良い勝負をするためのスカウト戦略【アークナイツ】

要旨

「星6を引いた際の勝率」="ピックアップ確率” が50%を切るスカウトには手を出さない(もしくは深追いしない)
・星6招聘指名券や上級資格証交換といった確定入手手段を重用する

前書き

最近Twitterのタイムラインにて、ブルーアーカイブの爆死報告をよく見かける。

それもそのはず、あのゲームは紫封筒からお目当ての生徒をお迎えできるピックアップ確率が通常時で23.3 %、周年時には11.7 %となっている。
天井到達する先生を日常的にみるのも理解できる値である。

その一方で、アークナイツのスカウトは「戦う勝負を取捨選択」することで”分の悪い勝負”を回避できる構造になっており、
いうなれば今回のnoteは「スカウトにおける勝率を極力高めるための戦略」について述べたものである。

乱数の女神に命運を委ねる前に足掻けるだけ足掻こうではないか

1.実装時のスカウトが一番勝率が良い

現在のアークナイツにおける星6オペレーターは、

  • 実装時の単独ピックアップ(ピックアップ確率50%)

  • ”限定スカウト”のダブルピックアップ(ピックアップ確率35+35%)
    のいずれかを経て実装される。

例: 単独ピックアップ
例: 限定スカウト

スカウトにおいてこれ以上に分の良い勝負は基本的に無いうえ、実装から日の浅いオペレーターほど入手手段に乏しいことから合成玉をはじめとするスカウトリソースは上記のような実装時スカウトに全ツッパする方針を推奨したい。

一方でドクターの皆さんはよくご存じの通り、確率に絶対はないため自分自身の勝負所を見極めた上で引き際などを設定して欲しい。
(例:アスカロン引きたかったけど、この後に来る限定スカウトのリソースは残しておきたいから疑似天井1回目の60連すり抜けで撤退)

2.そのスタンダードスカウト/連合作戦、引く?

一方で、普段からスカウト画面に居座っているのがこのスタンダードスカウトである。

このスカウト、
・ピックアップ対象A:25 %
・ピックアップ対象B:25 %
と仲良くピックアップ確率を折半しているため
「AもBも両方欲しい!どちらがお迎えできても嬉しい」
という状況で初めて実装時単独ピックアップと同等の勝負となる。

加えてピックアップ対象のうち片方は上級資格証交換による確定入手が可能である。
この上級資格証交換、まだ星6オペレーターがあまり揃っていないドクターにはこの使い道一択と断言できるくらいやさしさの権化みたいなシステムであるため、積極的に使うことをオススメしたい。

その一方で交換を考慮した場合、スカウトでどうしても引きたいオペレーターの勝率は必然的に25 %となるため口が裂けても高いとはいえない勝率の勝負となる。

もっと紛らわしいのが連合作戦。

このスカウトでお迎えできるのは星6オペレーターはこの4人だけ、という一見魅力的に見えるこのスカウト。

個人的な主観だと、「4人全員欲しくて、だれか一人だけでもお迎え出来たら良い」という状況ならアリという扱いになる。

この連合作戦、
一見お得に見えて1人当たりのピックアップ確率は25%と先程のスタンダードスカウトと変わらないため、
上記のような勝率100%以外だと魅力がどんどん落ちていく。

つまるところ、以下に添付した配信のような4人根こそぎ拉致するようなスカウトではないということである。

(参考動画:最近よくYouTubeのオススメに出てくる方)

3.実装時スカウト以降でお迎えする方針

実装時スカウトが割の良い勝負で、スタンダードスカウト/連合作戦は要注意というのは分かったけど、
じゃあどうやって星6オペレーターを集めていけばいいのか、というのは至極当然の疑問である。

結論から言ってしまえば、
・10連以内の星5オペ以上確定枠を活用して上級資格証を集め、180枚でお目当てのオペレーターと交換する
・交換枠になるまで待てないオペレーターは春・秋に売られる星6招聘指名券を買って交換
・底なし沼であることを理解した上でスタンダード/連合作戦で賭けに出る

スタンダードに分類されるスカウトは共通の疑似天井を持っている
→10連以内星5オペ確定枠を毎回ちまちま引いてるうちに積みあがった疑似天井で星6オペレーターがお迎え可能
という仕組みのお陰でじわじわ星6オペは増えていく。

加えて貯まった上級資格証180枚で星6オペレーターを交換すれば、十分に育成渋滞列が完成する。

逆に画像にて交換しているスカウト券の交換は注意が必要

一方で、どうしても欲しいオペレーターがいる、待てない!という場合には半年に一回売られる星6招聘指名券(3000円、10連スカウト付き)の購入をオススメしたい。
一回疑似天井を踏む(≒60連)よりも遥かに低コストで、勝利を確定できる。
(が、課金は個々人のポリシーによるものなのでごり押しはしない)

それでも我慢できないが課金も難しいor半年なんか待てないという場合にはスタンダード/連合作戦にて賭けに出るということも出来る。
が、単独狙いのキツさは前述の通りであるため、相応の覚悟が必要である

まとめ

どのオペレーターを確保することにリソースをつぎ込むか、という選択は個々のドクターによって異なるが、
「勝率の高い勝負以外にスカウトリソースを投入しない」という選択方針は爆死抑止に一役買ってくれる可能性が高い。

是非スカウトに乗り出すまえに、「ピックアップ確率はどの程度か?」という視点から見ることをオススメする。



蛇足:疑似天井とピックアップ確率

アークナイツのスカウトは一定回数星6オペレーターをお迎えできていない場合、星6オペレーターの確率が上がるという仕組みがある。
この仕組みにより、約60連に1回は星6オペレーターをお迎えできるようになっており、本note内では疑似天井として表記した。

そのため、「星6オペレーターが出る確率=排出確率」よりも「星6オペレーターをお迎えできたときにお目当てのオペレーターが出る確率=ピックアップ確率」を重視したとしてもさして問題ではない。

加えて、この疑似天井は
・スタンダートスカウト内で共通
・中堅スカウト内で共通
・限定スカウト間では引き継がれないものの、疑似天井は存在
という性質があるため、3つ目で述べた
「星5以上確定枠をちまちま回しながら疑似天井を貯める」という作戦が上級資格証集めにおいては非常に有効に機能する。

更に補足すれば、
アークナイツに10連まとめ引きによるボーナスはないため、単発ちまちま引き→星5以上が10連以内に出ると撤退
が最も倹約的な方針となる

蛇足2:上級資格証→スカウト券の交換

この交換を行う上での鉄則が2つある。

  • 最大交換(38連分=上級資格証258枚)できないなら手を出してはいけない

  • 上級資格証交換可能なお迎えしていないオペレーターがまだいるならそちらが優先

理由は単純明快で、
・後半に買えるスカウト券の方が割安(10連スカウト×2 = 上級資格証120枚)
・上級資格証258枚を費やしても疑似天井一回分に満たない38連分にしかならない

なので、まだ180枚星6オペレーター交換が十分魅力的である場合、
どうしても逃せない勝負所における切り札として最大交換するような状況以外での交換はオススメしがたい
(筆者は180枚交換できる未所持オペレーターがいないので、スカウトリソースに変換している)

蛇足3: 交換待機時間と招聘指名券入り待機時間

新規実装されたオペレーターに他の獲得手段が追加されるまでのタイムスパンは?という話。

2024/10/15に資格証交換可能になったアイリーニの実装日は2022/11/03であり、ざっくり180枚交換可能になるには2年かかる計算である。


一方で課金による星6招聘指名券の場合、
2024年4月に販売された指名券ではイネス(2023年10月実装)までが交換対象であった。

つまりギリギリ指名券入りから漏れたホルハイヤ(2023年11月実装)が次回の指名券(2024年11月発売?)入りとなると考えた場合、
短くて半年長くて1年待てば指名券で確定お迎え可能である。

加えて近年の実装ペース(3ヵ月に一度の限定スカウト、合間に単独新規実装×2(但し日本版は周年近辺で順番イレギュラーが起きる))を守っている場合、
最長交換待機となるオペレーターは限定スカウトの片割れであるため、既にお迎えできてる可能性が高い。

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