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[アークナイツメモ]イベントストーリー「ウルサスの子供達」で描かれていない地獄

色んな解説を読んで大体整理できたので、個人的にまとめて行きたいと思います


描かれていない地獄

ペテルヘイム高校について直接的に詳細な描写があったのは、2つ目の食堂が燃えるまでであり、それ以降の学校内、及びそれ以上の地獄とズィマーとリェータによって言及されている学校外に関しては殆ど描写されていない

というより直接的な描写をしてしまうと規制必至であったという方が正しいかもしれない

大体以下の要素から若干の推測ができる
・グムに残った習慣
・ズィマーの夢で出てくる飯

以下にはかなりの推測とおぞましい表現が含まれるので注意です


グムの習慣

ズィマーの回で詳細で描かれた場面に於いてグムに残った習慣を想起させる表現がない以上、それ以上の地獄であった最後の食堂炎上後にできた習慣と思われる

・極限の空腹状態では何でも齧り付く
大体この時点であ、察し…となる癖、ですがこの時点では極限状態では割と何でもできてしまうという状態に留めておきます

・3発目に全力を出してしまう癖
2回切っても断てない硬いものを断つ癖

・歯磨き粉を最後まで吸う癖
何か吸うモノを最後まで吸う癖


直接的に言ってしまえば、人の肉を食べて骨髄(歯磨き粉)を吸い出す(動物の骨髄は栄養価の高い食糧)行為をしていたと思われる

が、グムは「盾を扉と見えない」とセリフにあるように、実際には骨髄を吸っていても本人は歯磨き粉を吸っているように知覚していたのかもしれない


で、この状態の食生活が一体いつなのか?という考察については、端的に言ってしまえば学校脱出後だと推測できる

理由としては、
・リェータがレユニオンに交渉に行く時点では、食糧が枯渇しそうな描写があるため、まだ食糧と呼べるものが残っている(その次の日にレユニオンが包囲を解き、その次の日に天災が来て学校から脱出する)
・学校に「死体の山」(アブサントが見つけたもの)が残っているため、その時点でまだそれは食糧ではなかったと思われる
が挙げられる

なおグムのストーリーだけだと人の肉と確定はできないが、ズィマーの所で出てくる「何かから無理やり取ったような、血のついた血生臭い肉」と、その当時入手可能な肉を考えると人の肉で確定であると思われる


諸悪の根源はメフィスト?

レユニオンはチェルノボーグの学生達を幾つかの学校内に保護していたことがアブサント編のレユニオンのセリフから分かる

(アブサントが保護されていた)パトリオットの率いる真っ当な部隊管理下の学校(≠ペテルヘイム高校)では、(レユニオンが「手を焼いていた」と言っているあたり)ちゃんと世話をされていた模様

つまりペテルヘイム高校における地獄メフィスト(と一緒にいるファウスト)が意図的に作り出したものである可能性が高い

(ただ確実にやったことは、各校の貴族を集め物資の追加をせずに監禁した、までであるが、原因が言及されてなかった1つ目の食堂炎上も彼らがやったと仮定すると色々辻褄が合う)

(メフィストにこの事を問い詰めたら、「僕はただ場を整えただけに過ぎない、地獄は彼らが彼ら自身の手で作り上げたものだ」とか言いそう)

但し彼女らにとっての最大の地獄は学校内ではなく学校外であり、そういう意味ではある意味保護していたと言えなくもない

が、おそらくメフィストが地獄を作り出した目的は学生のタガを外し、「文明社会から脱離した行動」を躊躇いなく取れるようにする事であったと思われる
(理由は不明)
(ただ、学校外においても自ら死を選ぶ事なくどんな手であっても生存への一手を選び続けれたのはメフィストのおかげとも言えるかもしれない)
(が、アブサントの父親が死んだ間接的原因もメフィストである)

つまり今回のイベストーリーで描かれていたのは(メフィストの手によって)どのように一般人が躊躇なく人を殺せるような極限状態になったのかであり、その極限状態の人生を楽しめと彼は言っていたと思われる
(リェータ編でメフィストが言っていた「地獄はこれから」「人生を楽しめ」)

追記:

グムが高所にいる時に絶対に縁にいきたがらない癖は恐らくイースチナがヴィカを落としていたのを見ていたため?
(筆者はイースチナが意図的にヴィカを落としたとヴィカのセリフから判断)

グムの本名ラーダはストーリー上に出てくるものの、ラーダと呼ばれることは一回も無い、全てグムとのみ呼ばれている




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