保全駐在攻略例:アルステリデザート工場【アークナイツ】
本記事はアークナイツ四字熟語コンテンツの中で圧倒的不人気を誇る保全駐在(※筆者のTLを見る限り)の初見攻略例であり、実際に自力で攻略を行う際の取っ掛かりとなれば幸いである。
なお、保全駐在はアークナイツのコンテンツの中でトップクラスにオペレーターの練度を要求するコンテンツであることには留意されたし。
(次点は生息演算)
1.地域限定の拡張戦術ユニットの確認
リニューアルされシーズン制となった現保全駐在、
基本的にそのマップでのみ使用可能な拡張戦術ユニットがメタとなっており、生かせる形でデッキを組めば比較的容易にクリアが可能である。
オーバーフロー変換器はざっくり解釈すると、
1. 敵をブロックすればするほどバフが乗る
2. 地面マスオペレーターのブロック数依存で招集票が獲得可能
という効果であり、清々しいまでの地上推奨っぷりである。加えて1. の効果によりブロックしながら殴り合える強襲者や鎌撃士が有効打になると思われる。
また、(後述のボス情報からもだが)ブロック数が鍵となるギミックであるため、重ねバフでブロック数を増やせる重装は多めに積んでおきたい。
2.敵・ボスの確認
今回は、ぱっと見一般敵にゲッとなるような敵は少ない。
(強いて言えば2ステージ目に出てくる突撃兵対策にマドロックを入れておければ楽かも?くらいの認識)。
ボスはどうやらBLK4が基準となりそうなので、やはり重装は多めに積んでおいてもよさそう。
(本来なら火力バフとしての貢献が薄い重装は最小限しか編成したくないが、今回はマップ限定拡張戦術ユニットで強襲者や鎌撃士ならブロック数を疑似的に火力に変換できるのでアリな選択肢になる)
3.地上・高台主体の選択
バフを重ねて殴り合うのが保全駐在の流儀であり、スムーズにバフを重ねるためにも編成は地上か高台に偏らせるのがセオリーである。
今回は圧倒的な地上押しっぷりにそのまま従い、主力は地上に固める。
4.重ねバフ(戦術装備)の選択
初回なので筆者の考え方と共に戦術装備選択を述べる。
先鋒:A
バフを積めるA一択、未だにBの使い道が分からない
重装:A
ブロック数大事なのでA。そもそも大体A。
術師:A
そもそも今回の方針だと術師は極力採用しないためどちらでも良い
術師バフは好みが分かれるが、個人的にはATKを盛れるA推し
補助:B
今回は拡張戦術ユニットで招集票をブーストできるため、狙ったオペレーターをドローしやすくなる補助B
ただ山札一巡=盤面完成を加速できる補助Aも強力。筆者も普段はこちらを使う。(そもそも山札一巡しても盤面が完成しないデッキは構築失敗している。加えていちいちオペレーターを選ばなくて良いのも楽)
前衛:A
割と好みで選べる。拡張戦術ユニットで攻撃速度を盛れるため、ATKバフに振り切るAを採用。
狙撃:A
術師同様、今回の方針では非積極採用なのでどちらでもOK
攻撃バフに割り切ったAばかり採用する。
医療:B
普段から攻撃能力に寄与しない戦術装備を積まなくて済むBを愛用している。が、そもそも医療はそこまで積まないのでどちらでもOK。
特殊:A
補助と特殊の戦術装備の選び方にそのドクターの趣味が出ると思っている。今回はATKバフを重ねたいため余計な戦術装備を重ねなくて済むA採用
5.編成オペレーター決定
1)コアオペレーター決定
保全駐在の、バフを重ねたつよつよオペレーターで敵を殴り飛ばすという構造上、誰をムキムキにするか?を事前に意識する事で勝率がかなり変わってくる。今回の場合はATKバフを積んだ異格イグゼキュターか異格ガヴィルをコアオペレーターと認識しておく。
2)サブオペレーター決定
リソース(枚数)に限りがあるため、全てのオペレーターをムキムキにすることはできない。一方で、バフが無くとも保全駐在の環境で仕事ができるオペレーターを予め編成しておくことで実際のステージで割り切った戦いが出来る。また、後述のバフ要員とも兼業できる場合には盤面完成までの道のりを安定化できる。
今回の場合には、
・異格エイヤ
終盤で敵を抱えた際の盤面維持要員その1
・ホシグマ
メインブロッカーその1
・サリア
メインブロッカーその2兼、盤面維持要員その2
・マドロック
メインブロッカーその3
・ぺナンス
メインブロッカーその4
・ムリナール
臨時アタッカー
が該当する。
3)バフ要員
保全駐在の根幹ギミック「バフを重ねて殴り合う」のうち、バフを重ねる担当。優先要素として、
・低コスト
・継戦能力(≒リレー適性)
が求められる。
加えてデッキが一巡した時点で盤面が完成していることが望ましかったりと、保全駐在において最もバランスが難しい部分といっても過言ではない。
今回は前衛と重装を少々編成に入れた。
(このステージならば、前衛と重装を3:2や2:3ぐらいで重ねれば良い火力役になれる)
4)潤滑油要員(先鋒・補助・特殊)
この保全駐在において管理すべきリソースであるコストと招集能力(招集券等)を上手く回すための要因であり、特に先鋒と補助は2-3枚ずつ入っておくとスムーズに事が進む。
特に保全駐在の場合、テキサスs2のようなスキル発動でドカッとコストが稼げるタイプのスキル持ちが後続に重ねやすくて良い。
要するに人員に余裕のある場合にはテンニンカに休暇をあげよう。
補助は添えておくだけで仕事が出来る上にコストも軽い吟遊者があらゆる保全駐在で活躍できる。(攻撃能力を持つ補助は高台主体の場合、余計なバフを重ねることなく中継ぎが出来る点も◎)
特殊、というよりアビサル2名は対応力が高いため余った隙間に詰め込んでおいても邪魔をしないし盤面維持にも有効。上手く使えばより楽にバフも積める。
6.ステージ攻略
正直なところ、保全駐在はここまでの項目(+オペレーター育成)が8割といっても過言ではない。ステージに合わせたデッキ構築が出来ていた場合、後はデッキを回してムキムキオペレーターで殴れば勝てる。
もしうまくデッキが回らない場合にはバフ要員が多すぎる/少なすぎる状態が大半であるため、微調整が必要となる。
一方で具体的な使い道の定まっていない、余計なオペレーターが含まれていただけで保全駐在は唐突に難しくなる。
実際に初見攻略時にボスの挙動に戸惑ったものの、最初からやり直すことなくクリアできており、微修正した現在の編成は毎月のハードモード周回を安定クリアできている。
まとめ
今回の記事は「マップ限定拡張戦術ユニット」に沿う形で攻略を作り上げる例であり、保全駐在というコンテンツを楽しめるようになる過程での補助となれれば幸いです。
もし好評ならば、もう片方のステージ及び更新後の保全駐在の例も作成したい所存です。
感想等お待ちしております。