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経団連の新会長就任へ、どう変わる? | ニュース版四季報を作りたい②

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こんにちは。ニュース毎日報です。

誰だ!と思われた方は自己紹介記事も合わせてご一読いただけますと幸いです。
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さて、今回扱うニュースは

「経団連新会長就任へ」

です。

経団連は日本経済をまとめ、時には政策まで動かす役割を担っており、その長である経団連会長は財界総理と称される存在である。


このニュースおいて特に注目すべきところは、経団連新会長となる筒井氏が非製造業出身であり、金融業界出身者としては初めてであることだ。


現在の日本経済を動かすうえで、長期的かつ包括的な視野は欠かせない。この観点から、持続可能な社会への取り組みや革新的な経営戦略を展開してきた筒井氏の手腕に期待が持たれている。



が、筆者の私見としては一抹の不安も感じるを得ない。多角的な視野や長期的な視点を持ったリーダーが選出されることは希望を感じる一方、日本の価値を作り上げてきた製造業の力が弱くなっていることを露骨に感じざるを得ないからだ。


製造業・非製造業の垣根を飛び越え、柔軟に手を組むことで新たな価値を創出することを期待してやまない。


以下、各メディアの報道を一覧にまとめ、URLとともに記した。見ていこう。

ー 採用メディア ー
日本経済新聞/読売新聞/朝日新聞/毎日新聞/産経新聞/NHK/日テレ/テレ朝/TBS/FNN/時事通信

メディアの報道まとめ

<日本経済新聞>

・金融機関出身というだけでなく非上場企業からの起用も極めて異例だ。
・今回の人事は日本経済の構造変化を映す。製造業と親和性の高い新卒一括採用や終身雇用制は時代の変化に合わなくなっている。

<読売新聞>

・金融機関トップからの就任は初めて
・筒井氏には、日生トップとしての手腕に期待した

<朝日新聞>2024年12月17日

・前会長の十倉氏は「社会性の視座」を標傍。行き過ぎた株主資本主義の是正や「分厚い中間層」の形成に資する活動を重視してきた

<毎日新聞>2024年12月16日

・これまでに非製造業で会長に就いたのは経団連事務局と東京電力(現在の東京電力ホールディングス)出身の2人しかおらず、金融機関からの会長はいなかった。
・筒井氏は2023年から経団連副会長を務め、(中略)、10年で150兆円超となるクリーンエネルギーの投資拡大に向けたかじ取り役を担ってきた。

<産経新聞>2024年12月16日

・来年1月に米国でトランプ氏が大統領に就任し、日本は保護主義的な動きへの対応を迫られる。
・各地では地政学的なリスクも高まっており、筒井氏は経済界のまとめ役として手腕が問われる。

<NHK>2024年12月17日

・経団連の十倉会長は、(中略)後任として生命保険大手の日本生命の会長を務める筒井氏に就任を要請したということです。
・筒井氏は来年5月の経団連の総会を経て、正式に会長に就任する予定です。

<日本テレビ>

・筒井氏は去年、経団連副会長就任の際、「長期的な視点を持って、日本全体を見渡していきたい」と話していました。
・起用の理由は「筒井氏は社会的視座を持って、全体を見ることができる人。社会保障、税財政、エネルギーにも詳しい。これからの経団連を担っていくのに、ふさわしい」


<テレビ朝日>12月17日


<TBS>2024年12月17日

・経団連関係者は筒井氏の起用について、「人物本位の人選で、少子化や社会保障などに精通している」としています。


<FNN>12月17日

・起用の理由として十倉会長は「公平公正で持続可能な社会を目指して経団連活動を推進いただける方という観点」から選んだと述べました。

<時事ドットコム>

・十倉氏は後任人事について、「製造業にはこだわらない」と発言していた。


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