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#子どもに伝える私のしごと のマガジン作りました!&レビューのご紹介

梅雨も明け、夏ですねえ…。うちには猫がいるのですが、クーラー嫌いで冷やすと別の部屋にいってしまうので心配です。

今回は準備は早め早めに、ということで企画に参加してくださった記事をまとめるマガジン作りました!

この夏の推し本『ぼくのとうさん わたしのおかあちゃん』が子どもが親の仕事について書いた詩ををもとにした物語であることにちなんで、「子どもに自分の仕事を伝える作文を書こう」という企画を実施中です。
テーマとして「子どもに伝える」としていますが、イレギュラーも大歓迎!子どもに伝えるような書き方で、書いてみていただけたらうれしいです。

前回の教科書企画のときは、企画が終わってから随分たっても参加記事のご紹介が終わらなかったので、今回は少しずつ早めにご紹介してゆこうと思います。
なんとなく、夏休みの宿題って、最終日に頑張るイメージもありますが、みなさんどうだったでしょうね…? 小心者の私は残っていると落ち着かないので早めにやる方でしたが、それでも自由研究とかがスッキリ終わらなくてわーってなって、しっかり者にもなりきれないという…。いっそすべて豪快にやってないとか、そんな振る舞いに憧れもありました。
あ!でも、この企画は、最終日でなく早めに参加してくれたらうれしいですよ!(実施期間が長くしたので忘れられそうな不安にも駆られ…内心震えております)

今日は、企画のきっかけの『ぼくのとうさん わたしのおかあちゃん』にレビューをいただいたので、合わせてご紹介します!

ぼくのとうさん。小3のぼくのとうさんはごみ収集の仕事をしている。外でばったりとうさんに会うととっても嬉しい。とうさんが大すき、じまんのとうさんなんだ。
でも、ごみ収集の仕事はとても大変だし、時々臭いことがある。
そんなとき、ぼくはなんだかはずかしいような、ともだちにみられたくないような、ちょっと変な気持ちにもなる。
こんなふうに揺れ動く気持ち、きっと誰でもあったことを思い出すのではないだろうか。
とうさんの仕事を馬鹿にするような口を聞いた同級生への怒り。
とある出来事を経て、物語は、みんながそれぞれ色々な気づきを得る終わりを迎える。
とうさん、あったかくて素敵な人だ。
家族、仕事、友達、のお話。
(レビュアー 池上菜穂子さん)

ひゃーちゃんに引き続き応援してくださる池上さん。
たいへんたいへんうれしいです。

そうしてもうおひとり。お名前は公開していませんが、いつもレビューをくださる方です。こういうレビュアーさんがいることですごく励まされているのでした。

今回公開分の「ぼくのとうさん」の感想です。市の清掃員の父さん。その仕事は、必ず誰かがやらなければいけない仕事。臭いし、暑いし、時には汚い残飯の汁を浴びたりする仕事。そんな父さんをぼくは密かにすごいと思っている。汗して働く姿を実際に見学させてもらったことがあるから。とても自分には耐えられないと思ったことを恥じてもいる。それなのに、クラスメイトのバクダンに父さんの仕事をバカにすることばを投げつけられた。そのことで、ぼくはもやもやじくじく、気分が凹んだ。そんな折、父さんが口にした思いがけないこと。バクダンと「男の約束」をしたと言う!回り回って、その内実がぼくと母さんの耳に入る経緯は偶然だが、人の心はどこかで本当のことと繋がっているのかもしれないなぁ。働く姿、仕事の運び、人のためにできうる限りのことをする親切心。父さんのすばらしさを目の当たりにしたぼくは、尊敬と誇りを新たに胸に抱いた。真摯に働く大人の姿は、こんなにも子どもたちにまっすぐに届くものなんだなぁと感涙でした。
「わたしのおかあちゃん」は、紙の本で読み継ごうと思います。きっかけを下さり、ありがとうございました。(レビュアーさん)

紙の本で読み継ごうと思いますという言葉がうれしいです。

おふたりのレビューにあるように、このお話には子どもの気持ちがあるんです。親に尊敬をいだくという結末が良いお話なのではなくて、一枚岩じゃない、いろんな気持ちが混ざってて、ぜんぶ嘘じゃない。そこがこのお話の良さだなあと思っています。

『ぼくのとうさん わたしのおかあちゃん』の閲覧リクエストはまだ受付中ですので、ぜひ申請してくださいね!


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