なぜここまで我々は「コロナ対策」とやらへの嫌悪感を持つのか、どうせ理解されないだろうが5項目書いておく
我々「メディア人有志の会」(鳥集徹・倉田真由美・中川淳一郎・そしてコメント欄等で「私も入ります」と言ってくれた皆さま)は一貫して「効果不明で、むしろデメリットだらけのコロナ感染対策が煩わしい、嫌悪感がある」と言っている。そして別にコロナそのものはさほど恐れるほどもないウイルスだと思っている。
だが、世の中の大多数は「なんでアンタら、みんながやってることができないの?」「マスクぐらいつけろよ」「ワクチンぐらい打てよ」と思っている。ないしは、我々と同様の感覚なのかもしれないが「まぁ、波風立てるのもどうかと思うし……」でやり過ごす。我々ほど苦痛ではないのだろう。
世間は「コロナ禍」という言い方をするが、我々からすれば「コロナ対策禍」「専門家禍」「メディア禍」「政治家禍」「無能な働き者禍」「臆病者禍」「コロナ脳禍」「そいつらに従う畜群バカ日本人禍」である。なぜ、そう思うのかのバカでかい理由を5つの項目で説明する
【1】世間の「やったふり感」がバカバカしい
本日(5月9日)、私(中川淳一郎)はABEMA Prime出演のため、福岡空港から東京に向かった。空港に行くための福岡市営地下鉄の改札では「mask&ride」のパネルが飾られる。電光掲示板でも、「マスクを着用し、必要以外の会話は控えろ」と指示されるし、当然車内アナウンスでもそうだ。そして空港に行ってもこの手のアナウンスが流れる。
JALの場合は、感染対策用「非接触型タッチパネル」という実に使い勝手が悪いもので、入力に時間がかかる。初期の頃テレビに登場する専門家が「タッチパネルは危険」と言っていたが、それに合わせて「非接触型パネル」が採用された。結局、使い慣れない人が多く、JALの自動チェックイン機のみ進行がノロくなる。ワシが普段使っているスカイマークとは雲泥の差である。
そして、いよいよ搭乗、の段になると、改札近くではCAが声を張り上げて「黄色い線のところに並び、お客様同士の間隔を空けてください!」と絶叫する。おいおい、この黄色い線に来るまでオレら密だったろ? 改札が近くなるとコロナが濃くなるのか? そしてその数分後、飛行機の中は「密」である。飛行機の中でも「他のお客様の安心のためにマスクを着用ください」と来る。さらには「感染対策のため、毛布と枕の提供は中止しています」と来る。いや、クリーニング代浮かせたい方便だろうよw 毛布と枕も使えないんだったら、椅子も使えないだろうよ。当然機内誌も撤去だろ? それともお前らは全ページのすべてを消毒しているのか? それにしては濡れてないぞw それなのになぜか飲み物のサービスは来る。飲み物を持っていれば、コロナは寄ってこない、という設定なのだろう。
【2】「忖度するバカ」「勝手に作られたルール(というか空気)に従うバカ」を見て不快だから
いわゆる「ビジネスマナー」ってあるじゃないですか。あれって大抵アホなんですよ。「名刺は立場の下のものが下から出す」「ハンコは立場の下のモノが上の者に渡す時は若干斜めに倒して『お辞儀』をしているようにする」「エレベーターはエラい人から降りるため、入り口近くにいるエラくない人はエラい人が降りるまで待つ。その際、入り口が混雑しても下っ端はエレベーター内にとどまる」「リモート会議では、立場の下の者が先に入り、退出は後」などなど、合理性のクソもない。そのビジネスマナーを守ることの方が重要。
「マナー講師」といった連中が「失礼クリエーター」と言われるようになったのと同様に、コロナでも同じなんですよ。「飲食店では水や一杯目の酒が出るまではマスクだが、来たら外す」「便所に行く時はマスク」「戻ってきたらマスク外す」「会計時以降はマスク」もすべて「忖度するバカ」「勝手に作られたルール(というか空気)に従うバカ」なんです。こんなバカを毎日見るのが苦痛なんですよ。
【3】自分の頭で判断した結果と世間の論調が違い過ぎるから
2020年4月の段階で「あ、これ大したことないウイルスだな、特に若者には」ということは分かった。あとは第5波の急速な収束で「人流悪玉論」が粉砕されるとともに、第6波の史上空前の陽性者数で「マスクもワクチンも効果ない」というのがオレの実感である。また、ロックダウンをした国としない国、マスクを義務化した国とそうでない国(州)でも有意差はないどころか、むしろロックダウンをし、マスク義務化をした地域の方が陽性者が多かったりするデータも見た。
オレ達「反コロ」「反自粛派」「反ワク」などと呼ばれるタイプはこれらのデータを見て「あ、これはそこまでヤバくない」と判断するが、大多数は政治家・メディア・専門家・役所・教育委員会等の言うことを素直に信じ、それに従う。この様がまさに「天動説vs地動説」のごとき状況に我々は感じるのである。もちろん少数派の我々は地動説派であり、後に正しいと認められることであろう。このように「社会全体の空気が馬鹿過ぎる」ということが最大のストレスである。
【4】とにかくマスクがツラいし、その他の対策の意味を感じない
マスクが辛い理由については「暑い」「息苦しい」「汗かく」「ダサい」「同調力圧力に屈した気持ちになる」「惨め」「奴隷の象徴」「そもそも効果がない」と考えるから呪い殺したくなるぐらい嫌いである。「えー、私は全然平気♪」「髭剃らないでいいからラク」「メイクしないでいいからラク」「私はブスだからむしろいい」などと言うが、貴殿らにマスク外せ、などと言う気は毛頭ない。
他にもアクリル板、消毒、レジのビニールカーテンといったものの意味も感じない。「レジの現金受け渡しの際に感染するから、受け渡しはトレイで」という謎習慣も誕生したが、客が渡す紙幣をどうせ店員は受け取るし、釣銭だって別の客が触り店員が触ったものを客に渡す。「手渡しせず、トレイに乗せる」ということで上記【1】同様「やったつもり」になっているのである。
ここから何が発生するかといえば、コレである。
【5】感染対策が最重要事項で人が感染対策のために生き、命令されるから、もう、人のいる場所にいきたくない
とにかく人がいる場所へ行けば「カンセンタイサクノテッテイヲー」のアナウンスが流れ、「マスクを着けてください!」血相変えて店員がやってくる。向かいからやってくるのはゾンビの如きマスクの畜群。だったらもうどこにも行きたくねーわ、とばかりに私はもう博物館、美術館、図書館、ライブ、スポーツイベント、観劇などには行かなくなった。スーパーにしても、予め買うものをすべて決めておき、最短時間で外に出られるようにする。つまらん買い物だ。飛行機移動については、唐津から東京へ出稼ぎをする必要があるから仕方ないが、正直、「カンセンタイサク」について緩い佐賀県からは出たいとは思わない。
今回の文章については、まぁ、大多数の人は「何中二病こじらせてるんだよ」「この社会不適合者め」「このバイオテロ野郎め」と言いたくなるだろう。別にお前らに理解をしてもらいたいとは思わない。この2年間、散々クソみたいな思いをした人々に向けた文章である。押忍。
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