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〆切って、あるよね
東京は巣鴨にある大正大学にて学ぶ、
表現学部の学生の日々を綴ったシリーズです。
今回のテーマはずばり【〆切】
日々〆切と戦う学生たちの
勝利、そして敗北の叫びを
ありのままにお届けします。
今回は、某先生によるツッコミつきです!
表現学部では先生と学生の距離が近く、
コースをまたいで相談にもいけたりします。
なんでもやりたい方にはぴったりかもしれません。
一つの〆切を終えた。長い戦いだった。
(ツッコミ:〆切終わってないじゃん)
心にポッカリと穴が空いた。
その穴が、心に余裕を生んでいる。
〆切の「〆」って字、〆サバくらいしか使わないよな。
そんな風に他愛もないことを考えることが出来るのも、〆切を終えたからなのである。
(ツッコミ:終わってないよ)
嗚呼、何て世界は美しいんだろう。
(ツッコミ:やかましいわ)
人は何故、ギリギリまで〆切を抱え込んでしまうのか。
私は、この問いに対する一つの答えを見つけてしまった。
(ツッコミ:お~ 聞きたい聞きたい)
抱え込んだ〆切を一気に消化すること。
(ツッコミ:えっ 一気に?)
その行為が、我々をエクスタシーへと導くのである。
(ツッコミ:我々って誰?)
これを実行することは非常に危険だ。
「〆切を破る可能性」によって、他人からの信頼や社会的地位がこの上ない危険にさらされている。
(ツッコミ:それは、たいへんだね)
それでも尚、人は快感を求めて〆切を抱えてしまう。
(ツッコミ:快感をおぼえたいからではなくそもそも課題があるからじゃない?)
本質的な欲求から逃げることは出来ないのだ。
さあ、〆切抱人(しめきりかかえんちゅ)よ、
(ツッコミ:か かかえんちゅ?)
その〆切を突破した瞬間に思いを馳せよう。
抱え込んだ〆切の重さだけ快感は高まる。
(ツッコミ:もしかして締め切りポエムかっ!)
Twitterを開くな。
YouTubeを流すな。
机に向かえ。
パソコンを立ち上げろ。
(ツッコミ:パソコンを開いてTwitterとYouTubeをみちゃうんだろ?)
きっと、未来は明るいのだから……。
ちなみに、この文章の〆切は2週間過ぎている。
総評:
〆サバのところ、ツッコめなくてごめん。
書いた人:マサ・石井
街文化プランニングコース 3年
東京生まれ・東京育ち。右手に不安を、左手に恍惚を抱えて生きる21歳。
座右の銘は、「鉄は熱いうちに打て」。
編集:ナガオカ
街文化プランニングコース 3年
卒論・卒制の〆切は本当に冗談じゃなく守った方がいいので気をつけようね。