【みんなジャズってかっこいいぞ】J-POPしか聴かなかった奴のプレイリストがジャズまみれになる前日のお話 「JAZZLETTER」
どうもちぇるです。パフェの一番下に入っているコーンフレークは断固反対派です。
今回は、先日千葉商科大学の学生食堂「The University DINING」通称UDで行われた THE UNIVERSITY DINING LIVE2024「Sparkling note」
にて、演奏を行ってくださった
「JAZZLETTER(ジャズレター)」さんに取材をさせていただきました!
ステージ上ではクールでかっこいい皆さんですが、実際取材させていただいたら、初のアーティストさんへの取材でガッチガチに緊張していた私を包み込んでくださるくらいお優しく暖かい方々でした。
JAZZLETTERさんメンバー紹介
今回、UDライブにてパフォーマンスをしてくださったJAZZLETTERさんについてご紹介します。
ジャズドラマー、ラッパーとして活動する橋詰大智さんが手がけるジャズプロジェクトです。日本で特に若者離れが進むJAZZカルチャーの普及を目指して活動されています。ジャズの本質をとらえたうえで自分たちの表現をするべく、2019年に活動を開始。オリジナルの楽曲は、ブラックミュージックの要素を取り入れたキャッチーなサウンドでありながらも、コード進行やアドリブでジャズであることを一貫しています。
今回のUD LIVEには、矢崎恵理さん(Vocal)、若林萌さん(Guitar)、小林みのりさん(Keyboard)、田代卓さん(Bass)、橋詰大智さん(Drum)が参加してくださりました!
皆さんJAZZLETTERとしてだけでなく、個人でも様々な活動を行っていらっしゃるので、ぜひInstagramをチェックしてみてください!
プロのアーティストさんに色々聞いてみた!
終演後、お疲れの中お時間を取っていただき、取材をさせていただきました。その時の私というと、、
もう本当にド緊張!!!
それもそのはず、先ほどまでステージで本当に素敵なショーを見せていただいていたので、ご本人様を目の前にすると、頭の中が真っ白になりそうでした、、、!
何とか振り絞って「かっこよかったです、、」とお伝えすると、優しく「ありがとうございました!」と言っていただけて、少し緊張がほぐれたところで、早速インタビュースタート!
Q.UDライブへの出演を決めた理由は何ですか?
A.学生が1から作り上げているライブに、"この5人がいい”と声をかけてくれたのが嬉しかったからです。ジャズをやっている人って年齢層が高いイメージがあると思いますが、JAZZLETTERのメンバーは比較的若いので、学生さんたちと年が近くて、親近感も持っていただけるかなと思って引き受けさせていただきました。(矢崎さん)
UDプロジェクトの皆さんが、タイトルからコンセプト、構成まで全て学生が主体となって作り上げているUDライブに魅力を感じてくださったそうです!
実際に、学生たちの企画会議などにも参加され、どのようなライブにしたいかなど意見を交換し合ったそうです!
Q.ジャズの魅力ってなんですか?
A.僕たちが主体でやっているジャンルはビバップって言って、もともとミュージシャンがダンサーのための音楽をやっていたんですけど、ダンサーが帰った後、ミュージシャン同士が楽しむためにジャムセッションして競い合っていたところから生まれた音楽なんです。そう考えると、ジャズって「敷居が高い」とか「お洒落」とかっていうイメージを持たれがちだけど、その背景はすごくストリートでファンキーで熱いものがあるんですよね。そこが魅力だと思います。(橋詰さん)
ブラックカルチャーとかストリートの背景も本当に素敵だと思うし、ジャズってスポーツに仕組みが近い部分もあって。サッカーとかバスケとか、皆ルール知ってるから、人が集まったらできるじゃないですか。ジャズも同じ性質を持っていて、ジャズって実は枠組みがしっかりしているから、その枠組みの中で色々アレンジしたりそれぞれの発想を発揮できるところがあるんです。だから、その場でパッと「じゃあこの曲このキーでやってみようか!」っていうことができるのがジャズの楽しいところだと思います。
(若林さん)
実は今回はこちらの5人の方が来てくださいましたが、普段は全然違うメンバーで演奏を行うことも多いとのこと!参加する人によってまた違う音楽が生まれるのも魅力の1つですね。
Q.学生に伝えたいことは何ですか?
A.今、楽しめること・やりたいって思うことにとことん取り組むことができる時間って限られていると思うので、後悔のないような学生生活を送ってほしいと思っています!(若林さん)
学生の時、これから長く続いていく将来のことを、今、全て決めなくてはいけないということが少しプレッシャーに感じていたようです。一度は違う道に進んだものの、今はこうして音楽をお仕事にしている若林さんの姿本当に素敵ですね。
矢崎さんにも答えていただきました!
今思うと、大学の中ってチャンスがたくさんあるなって思うんです。千葉商科大学もそうだと思うけど、経験も実績もたくさん持っているすごい先生がたくさんいたなって。だから、先生や友達とかともっとコミュニケーションを取っておけばよかったなと思っています。なので、常にアンテナを張って、チャンスを逃さないようにしてほしいなと思います!
その時は気づかなかったけど今思うとすごい環境で学んでいたなと感じると矢崎さんはおしゃっていました。恵まれた環境で勉強ができているからこそ、その環境が当たり前だと思わず、積極的に話したりすることが
”今私達にできること”ということですね!
お知らせ!
ここでお知らせです!
JAZZLETTERのボス!ドラムの橋詰大智さんが
なんと!
8月14日に!
新曲をリリースされました!
ラッパーとしても活躍されている橋詰さん。
今回リリースされるのは自己紹介代わりになるような曲で、子供の頃からジャズに親しんできた橋詰さんが、今の子供たちにも良いものを届けたいという思いから作られた曲です!
MVの公開もサブスクでの配信も行われているそうなので、詳しくは橋詰さんのInstagramをチェックですね!
取材を終えて
お話をしている中で、私がふと「楽器できないから、音楽できる人本当に憧れちゃうなぁ、、」と呟いたんです。そうしたら、若林さんが
「今から始めればいいじゃないですか!」と言ってくださいました。
憧れで終わらせるんじゃなくて、今からでも遅くない。やりたいことは今のうちにやっておくべきなんだと、この一言で背中を押された気がしました。
このライブに参加するまで、ジャズというジャンルに触れてこなかった私ですが、JAZZLETTERさんのパフォーマンスと、皆さんのお話を聞いて、少し近寄りがたいというイメージがなくなり、身近に感じられるようになりました。
ジャズの魅力にずぶずぶにハマった結果、ライブ翌日から聞きまくり、
J-POPしか並んでいなかった私のプレイリストが、ジャズに浸食されかけています。
そろそろ千葉商科大学にジャズ研を発足しようかしら。
では、また!