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猫も人も暮らしやすい市川へ

こんにちは!!Yellow!編集部のYuKiiです。前回の記事に引き続き、地域猫Catシェルター行徳さんの取材記事についてです。

↑前回の記事です!!

猫と地域の付き合い方

地域猫Catシェルター行徳さんは十年ほど前から塩焼で5つの自治会の支援の元、地域猫活動に取り組んでいます。なぜ、自治体で活動をするのかと疑問に思う人も多いと思います。

なぜなら、個人としての活動では猫が好き嫌いでもめることもあるためです。そのため、自治会として問題に取り組んで地域を巻き込んだ広範囲で活動を行っています。

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↑↑地域猫Catシェルター行徳さん

自治会で取り組むことで地域の方が情報を入手、理解して貰うことができます。このことから速やかに協力して捕獲や不妊手術を行うことができます。


以前までは公園や空き地などに「猫に餌をやらないで」の看板が立っていましたがない方が地域の雰囲気が良いと言った理由から撤去されたそうです。

市川市でできること

市川市では地域猫活動の団体が結束して20団体以上の団体が活動しています。個人としての活動ではなく、広範囲で活動を行っています。

市川市だけではなく、全国的にみても2019年4月~2020年3月の1年間で、8,932頭の成猫と、18,176頭の子猫が殺処分されていることから未だに多くの猫の命が奪われていることが分かります。



これは無視できない事実だと思います。


猫の愛護、目の前の猫のためだけではなく、地域全体で猫を守る活動として殺処分ゼロ、野良猫ゼロのモデル都市を作り上げることを目標にシェルターは動いています。実際に約250頭くらいの猫を里親に出しています。


しかし、行政としても地域としても活動の周知がされていないのが現実です。


不妊手術、ノミ、ダニの駆除、ワクチンの接種など命を守るためにお金がかかります。しかし、地域猫活動でしか助成金が下りません。一般の人が野良猫を見つけて保護して手術等をさせるには費用と手間がかかり過ぎます。(保護するにも捕獲用のゲージを必要とするので簡単にできることではないそうです。)

猫を保護するにも助成金が下りず、保護しきれないまま放置されている猫が数多くいます。このままでは野良猫が永遠に増え続けてしまい、大きな問題となってくることが考えられます。

野良猫を捕獲して手術をした上で元の場所に戻す、人慣れしている子猫は里親に出すなどの工夫をし、野良猫を一網打尽にした方がよいとのことです。

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これからの猫への政策の動き

日本の動きとして動物管理法が2019年に改正され、動物虐待に対する罰則の引き上げや飼育が困難にならないように繁殖帽子素手の実施、飼育管理基準の具体化などが施行されました。

地域猫Catシェルター行徳さんでは先だって動物用の保護、預かるゲージを自作しているそうです。

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法改正によってゲージの大きさが大きくなりましたが、まだゲージの大きさが適正なものは少ないそうです。それを自作する猫に対する熱意が伝わってきます!実際に見ても大きいゲージで動物たちのストレスが少なそうです!

ボランティア募集のお知らせ

コミュニティーラジオ市川うららFMで、シェルターに隣接されたスタジオをオープンし情報発信を行います。近日リニューアル予定のため、気になる方はぜひチェックを!!

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↓↓地域猫Catシェルター行徳さんのもっと知りたい方、連絡はこちらのブログからどうぞ!


それでは、また次の記事でお会いしましょう!!

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