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【プロジェクト実践】エシカルとは相手を思いやる心~コミュニティカフェ・プロジェクト~☕

こんにちは!編集部“なるしま”です!⚾
千葉商科大学サービス創造学部には「プロジェクト実践」という正規授業があります。
今年は通年授業が9つ、春学期のみの授業が1つ、秋学期のみの授業が1つの合計11のプロジェクトがあります。私達メディア・プロジェクトもその一つです。

各プロジェクトの詳細は学部ホームページをご覧下さい

サービス創造学部の目玉授業といえばこの「プロジェクト実践」なのですが………実際にどういった授業をしているのか、あまり想像が付かない人も多いのではないでしょうか。
というわけで、プロジェクトの授業で何が行われているのか、取材してきました!

今回は7月5日~8日に学内でイベントを行う“コミュニティカフェ・プロジェクト”について、(ぴゅあ)えんじぇる♡りりぃと一緒に取材に行ってきました!

〈授業風景〉

授業は毎週金曜日5限の時間(17:20-19:05)に行われています。
今回取材した日は、イベントのデモンストレーションを行っており、出店予定の1号館前のスペースで、実際に装飾をしたり、テーブルを置いたりとレイアウトのイメージを固めていました。本来5限の時間が授業時間なのですが、4限の時間より前から集まってデモンストレーションを行っていました。テキパキと作業している姿が印象的で、メンバー間でしっかりとコミュニケーションが取れていてとても良い雰囲気でした。

昨年は シャポー市川たべるば での開催でしたが、今回は3年ぶりの学内開催ということで、0からレイアウトを考え作成していくので、とても大変だそうです。

5限の授業時間、教室では部署ごとにミーティングやデモンストレーションの反省会を行っていました。教室前方ではカフェで提供する予定の商品の原価計算を行っていました。
担当の滝澤先生曰く、オーガニックにこだわって商品を開発すると、どうしても原価が高くなってしまうそうです。その中でしっかりと利益を出すためにはどれくらいの価格が適切なのかを考えるため、原価計算は重要なステップのようです。

原価が高くても利益が出る価格でないと店として意味が無いし、とはいえ味に妥協をする訳にはいかない。かといって高すぎるとお客さんが買ってくれなくて利益にならない…。やっぱり経営って難しいと改めて感じました。でもそれが、経営の面白さなのだとも思います。

なんと今回、実際に提供予定の商品を試食させていただきました!
本八幡にある“魁ジェラート”さんとコラボした商品です!

・バナナチョコジェラート

やさしいバナナの甘さが口の中に広がりとても美味しかったです。また、チョコチップがパリッとしていてとても良いアクセントになっていました!
また、バナナはオーガニックの物を、チョコレートフェアトレード商品を使用しているそうです!

・はちみつレモンジェラート

レモンがとても濃厚で、レモンだけだと少し酸っぱいと感じましたがはちみつがかかっている事で酸味が和らぎとても美味しかったです!
レモンはオーガニックの物を、はちみつは、CUC100ワイン・プロジェクトが開発したものを使用しているどうです。

〈メンバーインタビュー〉

今回取材したのは、代表の3年生道三さん、副代表の3年生鈴木さん、2年生の和田さん、同じく2年生の山田さんです!

Q.なぜこのプロジェクトを選んだのか?


道三「高校生の時にコミュニティカフェ・プロジェクトを知り、カフェ経営だけでなく、元々興味のあったフェアトレードやエシカルの付加価値を学べるという事が面白いと思い、コミュニティカフェ・プロジェクトを選びました。」

鈴木「元々カフェ巡りが趣味で、食に関する事が好きだったので、コミュニティカフェ・プロジェクトを選びました。ちょうどエシカルに興味を持ち始めた頃にこのプロジェクトを知り、カフェ経営を学びながらエシカルも学べるというのがとても魅力だと思いました。」

和田「高校時代、文化祭実行委員会をやっていて、大学でもその経験を活かしたいと思っていました。また、コミュニティカフェ・プロジェクトで活動している先輩達をみて、こういう場で活躍したいなと思い、コミュニティカフェ・プロジェクトを選びました。」

山田「去年の秋に、コミュニティカフェ・プロジェクトが開催したカフェに行った際に、チョコバナナや、ココアといった、フェアトレード商品を提供していて、フェアトレードの啓発活動をしていました。それを見て、自分もSDGs、貧困の為に何かしたいと思ったのがきっかけです。エシカルを通して、皆が平等になれるような“幸せを感じられるカフェ”を作れたらと思います。」

Q.このプロジェクトの魅力は?

道三「自分達がやりたいカフェが出来ることです。1から自分達で考えられるので、好きなカフェ経営が出来るのが魅力です。自分の思いが強ければ強いほど実際のカフェに反映出来ると思います。また、エシカルの勉強は、知識としてだけでなく生き方にもつながると思います。エシカルでは、経済よりも人間性を中心としていて、相手を思いやる気持ちが大切です。エシカルを突き詰めれば世界平和にも繋がると考えています。」

鈴木「カフェという形で飲食販売を体験出来るというのが魅力ですね。あとは、フェアトレード商品であったり、オーガニックへのこだわり、そういったエシカルに関する事であったりをカフェを通して身近なモノとして広めて行けることが出来ることが魅力かなと思います。」

和田「少人数の中でも、部署があって、一人一人役割が持てるプロジェクトだと感じています。一人一人役割があるので、それぞれ責任感を持って自立している、成長出来る環境だと思います。」

山田「フェアトレード商品を扱うので、カップも環境に負荷がかからない、持続可能なモノを使用しています。エシカルはこれからも必要不可欠だと思いますし、持続可能なカフェを他のカフェやイベントでも実現して、エシカルが広まるように活動していけるのが魅力だと思います。」

Q.活動していて感じたやりがい

道三「一番やりがいを感じるのは、当日来てくれたお客さんの笑顔や、喜んでくれたリアクションを見ることができた時です。このプロジェクトの活動は本番が1、準備が9の割合です。本番までの準備は大変ですけど、お客さんの『ありがとう』とか『またやってね』っていう感謝で、今まで大変だった準備が報われるというか、やってよかったな、と思います。」

鈴木「やっぱりイベント当日です。イベントで回答して頂いたアンケートの中に『楽しかった』とか『良かった』とかそういった事が書いてあると嬉しくなります。準備も大変ですけど、それが報われた瞬間っていうのはやりがいです。」

Q.企画に向けての意気込み

道三「来てくれた学生、教職員の人達に、来て良かったと思ってもらえるカフェにするので楽しみにしててください!」

鈴木「学内出店は3年ぶりで、私達自身初めての学内出店になります。参考データも無く大変ではあるのですが、そんな中でも成功できるように、準備を頑張って行きたいと思います!」

和田「グランピングを体験したことがない人でも、気軽にグランピングを楽しんで欲しいですし、楽しんでいただけるように頑張りたいと思います!また、エシカルやフェアトレードを知ってもらうきっかけにしたいと思います!」

山田「学内でグランピングを体験出来るのは良い機会だと思うので、是非皆さんに参加して欲しいと思います。自分自身としては、広報担当として、今回のイベントの魅力をしっかりと発信していきたいと思います!」

CAFE GRAMPARK

アメリカモダンのグランピングをテーマとしたカフェ。
提供商品は、エシカルやフェアトレードの食品を使用した商品を提供。
『いしい農園』『Garten Cafeぶ楽り』とタイアップした採れたて野菜のピザトーストやグリルサンド、『魁ジェラート』とタイアップしたバナナチョコジェラートやはちみつレモンジェラートを提供予定。

営業時間
7月5日 17:00~19:00
7月6日 10:30~19:00
7月7日 10:30~19:00
7月8日 10:30~19:00

場所
千葉商科大学1号館前(雨天時は1号館内)

イベントはカフェだけではありません!
ガーランド作り体験や、フォークダンスなどのイベントもあるそうです!
詳しくはコミュニティカフェ・プロジェクトSNSをご確認ください。

※学内関係者のみのイベントとなります※

〈取材感想〉

なるしま
デモンストレーションを見ていて、とてもオシャレで可愛い空間がすでに広がっていて、イベント当日がとても楽しみになりました。授業中、滝澤先生にお話をお伺いしていましたが、エシカル、フェアトレード商品に力を入れていて商品へのこだわりをひしひしと感じました。その中でどうやって適正価格を打ち出すか…いやぁ…経営って難しいなぁ……。改めてそんな事を感じました。また、道三さんの「エシカルは相手を思いやること。突き詰めれば世界平和に繋がる」という言葉が本当に印象に残っています。また、取材中に試食もいただいてしまい本当にありがとうござました…。めちゃめちゃ美味しかったです…!

(ぴゅあ)えんじぇる♡りりぃ
今までカフェプロジェクトのイベントには毎年参加している私ですけれども、商大で開催されることは初めてでしたので、どんなイベントか心を弾ませていましたの。そうしましたら、なんと今回はまるで優雅なガーデンパーティーのような雰囲気ですっかり気に入ってしまいましたわ!紅茶が大好きな私ですから、晴れた日の午後に優しい日差しを浴びながら冷たいアイスティーを飲んでくつろぐという妄想が取材中から膨らんでしまって止めるのが大変でしたわ!今回登場するジェラートも本八幡の名店・魁ジェラートとの限定コラボ商品ですから、この記事を読んだ画面の前のあなたは必ず食べないと損をしますわ!!
最後に、滝澤先生とカフェプロジェクトの皆さんが一生懸命考えたこのイベント、成功を心から祈っていますわ。

取材/なるしま、(ぴゅあ)えんじぇる♡りりぃ
文/なるしま

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